スズキ GA 50           

 1974年式のスズキGA50です。
 高校がバイク通学OKだったので、購入しました。
 9000/rpmで6PSを発揮するエンジンは今では珍しいロータリーディスクバルブでした。キャブレターはクランクケースの中に入っていますので普段は見ることが出来ません。9000回転で90キロに達するエンジンは、高回転型で、登りは回転を合わせるのが大変でした。このバイクで、横浜を出発し北海道までツーリングに行きました。途中首都高速を走ったのを覚えています。バイパスに入るつもりが高速に入ってしまい、そのまま千葉まで・・・。走りが楽しめる50ccでした。燃費は34km程度でそんなものかと思い乗っていましたが、北海道の地平線に続く路を走るには便利でした。
 テントとシュラフ、お米と炊事道具一式を積み、海岸では昆布を拾って味噌汁を作ったせいか、使ったお金は一ヶ月で4万円。普通に生活するより安いゾー。バイト先の板前さんに譲ってしまったけど、今ごろどうしているやら。


           スズキ マメタン OR50


 このスズキマメタンは学生時代、友人がお金に困り買ってくれと持ってきたものです。
2万円くらいだったかなあ。発売最初はスポークホイール、ドラムブレーキのマメタンでしたが、79年式からはタコメーターにキャストホイール、ブレーキはディスクになりました。しかしこのディスクブレーキ、ワイヤ駆動だったように記憶しています。
 8000rpmで5.5馬力のエンジンは、結構力があり走りやすいバイクでした。
フロントが軽く、簡単にウィリーしました。足つき性も抜群で、雪道や河原で遊びました。フェンダーもアップタイプに代え、泥や雪の排出不良に備えましたが、ホイールに対して大きなブレーキディスクが石にあたり、河原遊びはあまり楽しいものではありませんでした。



         ヤマハ ミニトレ GT50

 ヤマハミニトレ50は、実家にマメタンを置いておいたところ親父がマメタンを下取りに購入したバイクでした。好きに使って良いとは行ったものの、下取りに出されるとは・・・。マメタンは自家塗装で、ステッカーも貼ってあり乗るのが恥ずかしい。これが下取りに出された理由でした。親父のバイクと言うことでしたが、マメタンを上回る低速トルクと軽い車重で、きびきび走りました。50ccの名車だと思っています。サスは79年式から1本のモノクロスとなり、車重は69kg。8000rpmで5psを発揮するマシンの最高速は75kmで、パワーウェイトレシオの小ささが、エンジン出力を補っていました。最近排気ガス問題で4サイクルが主流を占める50ccですが、2サイクルの瞬発力は望むべくもありません。峠の多い信濃路で5速ミッションをフルに使い峠道を走りぬける楽しみをこのバイクが提供してくれました。

           スズキ ウルフ T90


 1969年式のスズキウルフT90です。
 90CCの前傾水平2気筒のエンジンをトリフォームフレームに懸架しています。また標準装備の一文字ハンドルもレーシーな雰囲気をかもしていました。マフラーはアップタイプでスクランブラ-を彷彿させますが、このセットが深いバンク角を実現しています。当時のバイクは、コーナリング中センタースタンドがアスファルトに接する物が多く、火花を散らして走っておりました。このスタイルが大好きでいつか手に入れられないかと思っていました。購入した時には、左上のようなスタイルでしたが、最終的には右上のDUCATI900SSを模したスタイルになりました。乗っているのは93歳で亡くなった祖母です。
90CCの2気筒の1気筒は45CC以下ですので、50CCの原付より小さいことになります。8500rpmで10.5PSを発揮し、最高速は100kmを超えます。排気音は、ウーウーいう連続音で、この音がウルフの所以かなどと思ったりしました。コーナー立ち上がりの加速音は結構エキサイティングです。こんなバイクもう一度発売されないかなー。

              ヤマハ RZ250


 RZ250は、1980年にヤマハが2サイクル集団としての意地と威信をかけて作ったバイクです。レーサーTZゆずりの水冷エンジンにより35PSを絞り出し、当時のアマチュアレースはRZ一色になりました。かく言う私もRZしかないとモトショップ梶ヶ谷で購入しました。当時販売されていたパーツを組み込み新車2台分くらいの金額になったと思います。
うーん、今考えるとバカなことをした物だと思いますが、その当時は納得していました。変わったパーツは、4本出しのキタコ製マフラーです。2気筒で4本出しなんて無駄だとお思いでしょう。しかし、侮れません。低速から高回転までトルクの谷もなく一気にふけあがります。実はこのRZ今でも所有しています。最近排気側からシリンダーの中を覗いて見たらピストンに深い傷があるのを発見しました。指を入れてシリンダーを撫でると爪が引っかかります。なんとなくエンジンが扱いやすくなったと思ったら、エンジンは傷を負ってたんですねえ。微かにしなるフレームと細いフロントフォークはいまだにスリりングです。ここらでパーツを注文しオーバホールしようと考えています。
     

                     最近のRZ マフラーはノーマルに戻しています。(ちょっと音がでかいもんで(^^ゞ)
             ホンダ XL250K3


            ホンダ TL250



            ヤマハ XT250T








           スズキ ハスラーTS400




             ヤマハ TT350












ヤマハ RD50


ホンダ TLM200R


ヤマハ TW225


BETA Techno



YAMAHA DragStar (5KRD)



KAWASAKI VULCAN 400 (VN400A3)



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