インデックスページの火球は、
 タムロン17ミリで撮影しましたが
 これは、タムロンの24mmで撮
 影しています。
 タムロンの24mmは、2段(F5.6)
 絞りますと、非常にシャープな像を
 結びますが、開放では四隅の星像
 が崩れます。この為か、流れ星もふ
 くらみいっそう迫力を増しています。
 火球は突入時緑色に発光し、赤く輝き
 青く爆発しました。
 その後に現れたのが、下の流星痕です。



 ニコンFE
 タムロン24mmF2.5
 絞2.5  10分
 フジカラーG400
 自動追尾

                              
 巨大な火球が流れた後には
 明るい雲が残りました。
 雲は、とぐろを巻きながら
 広がって行きます。
 これが、流星痕です。







 ニコン FE
 タムロン 25mm F2.5
 絞2.5 1分
 フジカラーG400
 自動追尾

                             
流星痕 流星痕は、広がりながら淡く
 なって行きます。
 流星は、8月のペルセウス座
 流星群でも、一時間60個程度
 は見ることが出来ます。
 しかし、火球を観測できる確率
 は、しし座が一番ではないでし
 ょうか。
 流星痕は、なかなか見られません。
 この時出現した流星痕は、7、8
 分で消えて行きました。




 ニコンF  タムロン17mm F3.5

 絞 3.5 1分
 フジカラー G400
 自動追尾














                   


 
                         光映舎 アストロカメラ                     
                         ゾディアック16mm F2.8 絞り開放
                         15分 フジクロームRDPU100   
                         2:00〜2:15
                         富士見町 烏帽子
           アッシャー博士は、流星雨の出現を予測していたが、正直あまり信じてはいなかった。
           昔から流星と彗星は来るまで判らないとされていた。(流星は彗星によって造られると
           すれば、彗星より水物か。)いずれにせよアッシャー理論を確認するすべはない。  
           しかし、星は降った。                                                  
           それまでアッシャー博士をよく当る霊媒士位に思っていたが、見直した。       
           アッシャー博士、アンタはえらい。                              
           19日午前零時、外ヘ出る。夜空を見上げた瞬間2本の流星がオリオンを横切る。  
           出現方向から、明らかにしし座流星群である。しかし、東の空は雲に覆われている。
           雲は、北から南に移動する。南の空の開けた場所へ車を走らせる。          
           富士見町本郷小学校前の田んぼのなかで、観測態勢を整える。空に雲は見えないが
           依然八ヶ岳は、霧に包まれている。その霧の中のしし座から流星が飛び立つ。    
           1時間ほど観測。空に雲が広がり、再度南に移動。富士見町乙事を過ぎ烏帽子に入
           る。烏帽子の住宅造成地でセッティング。ポータブル赤道義を組み立てるまで押さえ
           のアストロカメラを固定撮影で設置。その5分後ストロボを焚いたような流星が天頂東
           よりを駈抜ける。それが、上の流星。ISO100のフィルム、16mmの魚眼レンズでこの
           大きさです。                                            
           しし座流星雨・次ぎは、33年後でしょうか。撮影の事を振り返れば、ああも出来た、  
           こうすれば良かった、と悔やむことしきりですが、今となれば肉眼で観測できた喜びが
           もっとも大きいように思えます。。                            
 
                              















  


     

  
  左 ニコン FE タムロン17mm F3.5
  絞 5.6 15分 フジエース800
右 ニコンnewFM2 タムロン28mm F2.5
  絞 4・0 15分 フジカラーG400
  共にケンコーNS型による自動追尾

       11月17日より観測を始める。11月17日はまるやち湖で出現を待つ。
       時折流れるものの数は、少ない。
       18日は、山梨県の大泉村を観測地に選ぶ。昨日よりは、数が多い物の明るい物は数えるほど。
       明け方流れた左の一枚が特筆すべきものか。
       予言のあった19日、流星雨が出現する。霧の中からしし座が昇り、しし座の頭から流星が飛び立つ。
 
                        





                              























                   



















                                              





                                     

                              ゼンザブロニカ EC−TL
                              ニッコール50mm F3.5
                              絞り開放 5分
                              フジクロームRVP

               流星雨の夜が明ける。東の空が明るくなる頃、流星も輝きを失う。
               ブロニカに使用する為に用意したエクタクロームE200も底を付き、
               使い残したISO50のベルビアをカメラに詰める。ISO50では写ら
               んだろーろーなーと思いながら、カメラをセットする。セットするやい
               なや明るい流星。高感度フィルムはかぶるだろうと思い、35mmは
               シャッターを切っていなかった。流星痕が残る。FM2を痕に向ける。
               それが、右上の写真。流星雨のフィナーレを飾る火球の出現。
               低感度のフィルムには、はっきりと火球の姿が焼きつけられていた。        


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