−よし江のひとりごと−

長野県知事選挙候補者に聞く

−公開質問状への回答−
2002年 8月16日掲載
2002年 8月19日改訂

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 長野県知事選挙が、いよいよ告示されました。私たち、信州・生活者ネットワークでは、去る8月5日に、その時点で立候補を表明していた6人の候補予定者に、公開質問状を郵送し、13日までに全員から回答をいただきました。このうち花岡信昭氏は、突然立候補を断念されましたが、せっかくですので、そのまま掲載させていただきます。
 花岡氏は、長谷川氏と政策協定を結んだとのことですが、私が見る限りでは、お二人の政策に、共通点はあまり無いように思われます。知事になってからの政策はそっちのけで、とにかく選挙に勝つことしか考えていないように感じているのは、私だけでしょうか。
 政策協定の詳しい内容が分からないため、今後、長谷川氏の政策が、回答いただいた内容から、どのように変化していくのかは、勝手に推測するしかありません。せっかく、皆さんが、誰に投票するか決める際の、判断材料のひとつになれば、との思いで質問したのに、このような状況になったことは残念でなりませんが、お二人の回答を見比べていただいて、参考にしていただければ、と思います。
 9月1日の投票日は、私たち「長野県民の代表者」を決める、重要な日です。私たちの大切な権利を放棄することなく、有権者全員のかたが、投票されることを願っています。
 なお、以下の各質問に対する回答は、私たちネットワークの事務所に、回答が到着した順番に従って掲載してあります。


【お詫び】
 まず、内輪の事情から説明します。実は、私たちネットワークの事務所は、14日から18日まで、お盆休みで閉鎖されていました。
 本来、この公開質問状は、12日を回答期限として送付しました。しかし、長谷川氏からだけは、12日を過ぎても回答が無かったため、再三にわたって連絡をとる努力をし、回答の意志があるかどうかを確認したところ、13日の夕方まで待ってほしいとの要請を受け、その日の夕方(16時1分)に、最初の回答がFAXで送られて来ました。
 私たちは、この最初の回答を受け、候補予定者全員からの回答として公開することとし、事務所を閉鎖して、スタッフ全員帰宅しました。ところが本日(19日)、お盆休みが終わって、スタッフが出勤したところ、13日の深夜(22時37分)に、長谷川氏から追加の回答がFAXで送付されてきていることに気がつき、急遽追加させていただきました。
 追加回答の公開が、遅くなりましたことをお詫びすると共に、以上のような状況をご理解いただき、ご容赦下さいますようお願い致します。

質問 立候補の動機は何でしょうか?
中川ちょうぞう氏 今度の知事選は、日本の地方自治のあり方、公共事業のあり方等までが問われている選挙でもあり、第二の故郷の県政が混乱していること、財政が危機的状況であること等に対して、「民間の発想と経営手法」で役に立ちたいとの思いから。
羽柴 秀吉氏 長野在住の、友人知人からの要請です。
花岡 信昭氏 政治記者の立場から、ふるさと長野の現状を見ていて、その混乱にがまんならなくなった。
市川  周氏 2〜3年のうちに決壊してしまいそうな長野経済、1年8ヶ月に渡る田中知事県政により、停滞してしまった行政を目の当たりにして、心が痛み、信州をどうにかしなければという思いが高まり、立候補を決意するに至った。
田中 康夫氏 民意は一貫しており、人間には譲れないことがあります。私は、県民とともに県政改革を進めて行くという、県民との約束を裏切ることはできないと思ったからです。私は、引き続き県民の皆さんと、県政改革を担いたいという、強い意思を抱いております。
長谷川けいこ氏 知事と議会の対立による、県政の混乱を救う為など。
【追加回答】
 県政の停滞と混乱をおさめ、不毛の争いに終止符を打ち、開かれた県政と改革路線を、対話により実行したいと思います。

質問 知事として大事なものは、何だと考えますか?
中川ちょうぞう氏 人柄、見識、情熱は最低限必要。明確な理念を持ち、その理想に向けて、現実の活動を着実に進められるリーダーシップが大事。言い換えれば、構想力・実行力・指導力が必要。
羽柴 秀吉氏 223万県民全員の声を聞ける大きな耳と、経験に裏付けされた経営能力。
花岡 信昭氏 たくさんあると思うが、官と民の両方を知りつくしていることと、真の民主主義感覚。
市川  周氏 自分の思い、意見だけを前面に押し出していっては、どうしても偏りが出てしまう。まずは、皆さんの話を聞く、意見を聞き、議論しながら政策方針を決定する。方針が決定したら、それを責任持って行い、実行させるリーダーシップを発揮する。この二つの能力が必要だと考える。
田中 康夫氏 一言でいえば、「信念と行動力」であると思います。リーダーというものは、人々に全ての情報を公開して、自分の考えていること、すなわち私たちが目指すべき理想や理念を、自分の言葉で伝えられなくてはいけないと思います。今まで日本全国では、密室の中で物事が決まってきました。本来ガラス張りでなくてはいけないと思います。信念を持ち、又、県民の目線に立っての行動力が求められると思います。
長谷川けいこ氏 人の意見を聞く耳と、判断力、責任感。
【追加回答】
 今は、決断力と先を見通す力を秘めて、県民に対する愛の心を持って、ビジョンをわかりやすく説明する能力だと思います。

質問 前知事の1年8ヶ月を、どのように評価しますか?
中川ちょうぞう氏 旧来の権力構造に風穴を開けたこと、公共事業のあり方に疑問を呈したこと、県民の政治意識に転換点を提供したこと等は、相応に評価したい。
羽柴 秀吉氏 21世紀のキーワード、「環境」に一石を投じたい。
花岡 信昭氏 政官癒着構造に風穴を開けたことは評価するが、手法が最悪。公人として不適切。
市川  周氏 硬直した長野県政の開放を行なったという点ですばらしい。しかし、これからの長野県政の課題は、経済再建である。経済を活気付かせて、長野県全体を元気にすることである。前知事は、その任に当たる能力が不足している。
田中 康夫氏 220万人の長野県民に、選挙によって評価が下されると思います。少なくとも、刮目すべき自分の言葉をもち、県政を語ることができる県民の方々にお会いする度に、県民の奉仕者たる県知事として、仕事を続けてきたことに誇りと、感謝の念を抱きます。
長谷川けいこ氏 脱ダム宣言、開かれた県政など、理念は評価するが、対話ができないため、実行力がない。
【追加回答】
 県政が、県民にとってわかりやすくなったことは評価しますが、県政が混乱してしまったことは、事実であると思います。

質問 現在の県議会をどう評価し、どうしていきたいと思いますか?
中川ちょうぞう氏 県議会は、知事による解散がなされなかったのであれば、自主解散してでも、県民に自らの信を問うべきだった。地域の代表者である県議には、それなりの敬意を表し、相手の話を良く聞き、対話と協調関係を構築しないと、前知事の二の舞になり、結局、県民に迷惑が掛かる。
羽柴 秀吉氏 議会とは、率直に腹蔵なく、対話を重ねたい。
花岡 信昭氏 とにかく、県議会との対話を行なっていかねばならない。県議会のみならず、市町村との議論も大切だ。
市川  周氏 長野県政の、悪しき風習を引きずっている感はある。しかし、だからこそ、前知事は議会を解散し、生まれ変わるチャンスを与えるべきであった。県議会には是非とも、行政の一翼を担うに足る組織になって頂きたい。
田中 康夫氏 私も議員の方々も、直接県民から選ばれるのでありますから、新たな民意が、私を知事にふさわしいと認めて下されば、その民意を実現できるよう、議会の方々ともひざを突き合わせて話し合ってゆきたい。そして新たな民意は、さらに来春の県議選で明確になると思います。
長谷川けいこ氏 評価すべき点はない。
【追加回答】
 県民に開かれた県政であったかどうか、反省すべきは反省し、不毛の争いに終止符を打ち、開かれた県政と改革路線を、県民との対話の中から進めてほしいと思います。

質問 県民の声を、どのようにして聞きますか?
中川ちょうぞう氏 直接、県民の声を聞こうとした、前知事の姿勢に学ぶべき点はあるが、一方で、膨大な業務が山積する中、知事には、県庁トップとして、優先して取り組むべき仕事もあるはず。重要な政策課題について、県民に判断を求められるよう、住民投票条例を定める。また、ネット・サーベイランスで、県民の声を、タイムリーかつ的確に、県政に反映させる。
羽柴 秀吉氏 5人以上の要請があれば、集会を開きます。
花岡 信昭氏 考えられる、あらゆる手法をとるが、私が設置を公約している、長野臨調への自由提言も、1つかと考える。
市川  周氏 知事、県庁が、県民のための公的機関としての自覚を、姿勢を明確にする。そこで100日会議を開き、県内の知を結集して、すべての課題を明確にしていく。
田中 康夫氏 これまで70回近く、県内各地で車座集会を開催してきました。その他、FAX、Eメール、県民の声ホットライン等、様々なかたちで、県民の方々の声を聞く機会を設定してきました。今後、行政への住民参加のあり方を定める、「長野県市民憲章条例」を策定し、声を聞くだけでなく、県民の県政への参加についても、具体策を皆さんと検討していきたいと思います。
長谷川けいこ氏 選挙によって選ばれた、市町村長や議員の声と、さまざまな集会による、一人一人の県民の声を聞く。
【追加回答】
 県民とのタウンミーティングを、市町村長の協力のもとに進めます。

質問・ダム問題について
 生活者ネットワーク下諏訪の調査結果では、ダムによらない治水対策を望む、が70%となっています。下諏訪ダム、浅川ダムについての見解を。
中川ちょうぞう氏 知事には、理念ばかりでなく、県民の生命と安全を守り、災害を未然に防ぐという、現実的な責務もある。私は、無駄なダムは建設しないが、必要なダムは、県民合意の上で建設する。その際、建設コストとともに環境負荷を考慮し、自然調和型の計画とすべきことは当然である。本来、治水計画は県独自で策定できるものではなく、最下流域までを含めた、総合的な計画の中で検討されるべきである。全ての公共事業は、納税者が納得する形で推進されるべき。2つのダムについては、当選した暁に、計画の大幅見直し、あるいは中止も視野に入れて、専門家や有識者等の意見を聞き、遅くとも1年以内に、自分の政治生命に掛けて決着させる。
羽柴 秀吉氏 ダムは、厳しい自然との共生・調和をはかり、地域の富を増やすための、人類の知恵の一つであります。政治はあくまでも、生活者・住民の実情に密着したものでありたいと考えます。
花岡 信昭氏 白紙撤回。あらゆる側面から、詳細綿密な再検討で対応。
市川  周氏 ダムによらない治水が、もちろんいいし、できるならそうすべきである。しかし、現実問題として、ダムに代わる施設として何が適切か、また、そもそもダムが必要なのか否かの議論がなされていない。私は知事就任後、十日で決断したい。
田中 康夫氏 2河川のダムとも、治水対策の目標である、百年確率の基本高水流量を、当面は変更せず、その約8割相当分を河川改修で、残り2割は森林整備、遊水地や貯留施設の設置等の、流域対策で対応するのだという、委員会の答申を尊重した。また、私の脱ダムの理念を実現する、代替案の枠組みの中で進めていきたい。
長谷川けいこ氏 いろいろな情報を公開した上で、流域住民、市町村、専門家の意見が集約したものを、県の見解とする。
【追加回答】
 両ダムについては期限を区切り、これまでの検討経過で得られた成果を整理しつつ、現時点における最良の基礎データを作成開示の上、河川流域の住民や市町村長の意見を聞き、住民参加のもとに、最良の治水・利水対策を実現したいと思います。

質問・食について(その1)
 遺伝子組み換え作物を、どう考えますか?
中川ちょうぞう氏 遺伝子組み換え作物については、時間経過の中で、その安全性がしっかりと確認されたものではない。私は、自然の摂理に反するものは、本質的に身体に良くないと考えている。
羽柴 秀吉氏 自然界の摂理(バランス)を破壊する恐れがあるので、好ましくない。
花岡 信昭氏 やはりよくないと思う。
市川  周氏 「安価」で「均等な品質」、というメリットはあるが、長期的に摂取した場合の安全性などの確認が取れていないため、食料供給を、「遺伝子作物」に頼るのは危険である。
田中 康夫氏 まさに食べ手の視点に立って、農産物の表示が必要不可欠です。今秋、ワイン・日本酒から始める原産地呼称制度を、野菜や果物にも広げ、安心してならべられる農産物を提供していきたい。
長谷川けいこ氏 好ましいとは思わない。
【追加回答】
 主婦としては、不安を感ずることが多々あります。しかし人間が生きていく上で、安心して安全な食べ物であるという保障が、科学的に証明されるならば、地球環境に配慮した上で検討する必要があります。

質問・食について(その2)
 食の安全を守るための仕組みを、どう確立したらよいと考えますか?
中川ちょうぞう氏 安全性を確認し、認証する第三者機関を、農業県・環境立県の長野につくりたいと考えている。
羽柴 秀吉氏 商品に、生産者の住所・氏名を明記することを義務づける。
花岡 信昭氏 生産者、流通、消費者間の信頼確保のため、情報の100%開示義務と、スムーズなシステムの確立。
市川  周氏 上記の質問と関連するが、基本的に遺伝子作物に頼らないためには、長野県の農業生産力の向上を図ることが大事だと思う。具体的には、「品質の向上」、「流通システムの確立」などに関して、行政が責任を持って、法的に手助けしたい。又、農業を投資対象となるような産業として、「生産力」、「競争力」、「ブランド力」をつけていきたい
田中 康夫氏 高品質で美味しく、安全な農産物を、消費者の方々に提供すべく、長野県独自の、農産物管理呼称制度を立ち上げ、農事組合法人や、個人の生産者とともに、長野県産のブランド化を確立します。消費者不在のまやかしを変え、生産者個人を消費者個人が信頼して、農産物を買えるようにしていきたい。
長谷川けいこ氏 自然なものは自然なままにして、安全を確保すべきである。
【追加回答】
 厳しい経済状況にあって、家計を守らなければならない主婦の皆さんは、大変ご苦労とは思いますが、経済優先だった時代を反省し、生産から消費まで、開かれた流通制度になるよう努力しなければなりません。

質問・食について(その3)
 農水省の「食と農の再生プラン」に、「地産地消」がありますが、具体的な政策がありますか?
中川ちょうぞう氏 具体的政策案はないが、重要な視点なので、これからの検討課題とさせてもらいたい。
羽柴 秀吉氏 適地適作を重点的に行ないます。
花岡 信昭氏 もちろん、前述の長野臨調で検討するが、メンバーに専門家を入れる。
市川  周氏 食の問題における解決策として、自給自足は当然であり、その上で「ブランド力」をつけて、輸出をしていくことが求められる。
田中 康夫氏 長野県独自の、農産物管理呼称制度に加え、U字溝を始めとする、環境負荷の大きい農業土木事業を減らし、農地改良や、ほ場整備のあり方を、一人ひとりの生産者の視点で改めていきたい。また、生産調整をできうる限り排し、優良水田を生かすために、「脱・減反」政策を推進したい。
長谷川けいこ氏 まだない。
【追加回答】
 消費者は生産者の顔が見え、おたがいの信頼のもとに消費されることは大切なことです。大量生産・大量消費の流通形態には反省を求め、真に消費者のために、私の主婦の経験を生かしたいと思います。

質問・環境について
 現在の容器包装リサイクル法は、製造者責任があいまいなど、不備な点があると思いますが、どう考えますか?
中川ちょうぞう氏 私は、長野県を、世界的水準での「環境先進県」とすることを公約に掲げている。リサイクル率日本一を目指しています。環境省と経済産業省の綱引きの中で、製造者責任が曖昧にされてしまったと観ている。私は、同様に廃棄物の不法投棄根絶を、公約に掲げている。
羽柴 秀吉氏 同感です。対策として、容器を販売価格の十分の一で買収することを、義務づけることです。
花岡 信昭氏 やはり、製造者責任があいまいな点が、最大かと考える。
市川  周氏 容器リサイクル法を徹底していくのであるなら、その過程で、不満を徹底的に追求していく。
田中 康夫氏 この法律に限らず、国で決まったことを実行するのではなく、国や他県に先駆けて、廃棄物を減らすため、21世紀型の循環社会を構築すべく、環境に関する規制内容や技術水準を具体化させた、長野モデルの確立を目指したい。
長谷川けいこ氏 その通り、不備な点が多い。
【追加回答】
 リサイクル法は、今後多くの分野で成立していくと思われます。始めは不完全なものでも、理想に向かって、じょじょに整備されていきます。

質問・子育て支援政策について
 信州・生活者ネットワークの調査結果では、子育て中の母親が要望している支援は、@配偶者の協力、A保育サービスの充実、B経済的支援、となっています。これについてどう考えますか?
中川ちょうぞう氏 私は、保育園の理事(ボランティア)も引き受けています。女性が子育てしながらも働けるよう、フレックス保育、託児ボランティア、認証保育園増設、幼保一元化等を進め、公的支援制度を拡充します。
羽柴 秀吉氏 3点とも同感です。子育ても、夫婦協力してこそ健全に育ちます。必要な研修等は支援いたします。24時間保育を目指す。3歳児までは、ミルク、オムツ、医療費を無料にします。
花岡 信昭氏 基本的に、@、A、Bが多くの人々の要望かと思うが、もっと広く調査して、対応していきたい。
市川  周氏 長野県の経済再建において、女性の社会進出は必須である。女性の雇用創出、収入増による女性の購買意欲刺激などで、新たな税収入を生みだす。その税収を、A保育サービスの充実や、B経済的支援に還元していく。
田中 康夫氏 これまでに、保育士の加配などの施策を実行してきましたが、週5日制の導入に伴い、新しい視点にたった、学童保育のあり方について具体化するなど、安心して子育てができるよう、子育て中の母親の視点に立った支援策を、今後も推進していきたいと思います。
長谷川けいこ氏 可能な限り、県でサポートシステムを作り上げるべきである。
【追加回答】
 原則として、子供は親が育てることは、子供の成長にとって大切なことだと思います。永年、男女共同参画の実現に向かって、努力してきた経験を活かしたいと思います。

質問・社会・教育について
 現在の子供をとりまく環境を、どう考えますか?
中川ちょうぞう氏 「アクティブ・オールド制度」を創設し、人生経験が豊かで、優れた技能や知識をもった高齢者が、青少年と交流しながら、若者の世代間 理解や、人格形成に役立てる。教員免許をもっている教諭だけが「教師」となるのではなく、子供は、地域の中で多様な人たちに囲まれてこそ、実り多い教育ができると考える。特に、都市部の子供に、山間地での山村留学サービスを提供し、豊かな自然と、温かい人情の中で育てる環境づくりに努めたい。
羽柴 秀吉氏 県、地域、父母が一体となって、数多くの自然体験が出来るようにします。
花岡 信昭氏 教育県長野として、教育問題について発信することが、大きなテーマと考える。具体的には、グローバル感覚とIT教育の重視を、さらに進めたい。
市川  周氏 子供たちが夢を持っていない。しかしこれは、大人が夢を持っていないからである。大人たちが夢を持って、明るく元気に生きることで、子供たちにも夢を与えていきたい。
田中 康夫氏 この閉塞した日本社会の中には、多くの悩める子供たちがいると思います。いのちの電話を、スタッフの協力を得て、子供たちが悩みを打ち明けられるチャイルドホットラインを設けます。
長谷川けいこ氏 受験教育と都会化で、非常によくない。
【追加回答】
 家庭の教育力、社会の教育力、学校の教育力の低下が問われます。家庭、学校、社会が力をあわせ、進めていく必要性を感じています。


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