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G-SALAND 地理の疑問・発見過去ログ
2006年6月16日〜2007年1月3日



(無題)  投稿者:地理マニア  投稿日:2007年 1月 3日(水)18時55分28秒
  東京に住むなら洪積台地の上が地震対策には有効かと思いますが、先生はどうおもわれますか?  

はい  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2007年 1月 3日(水)12時50分8秒
  ねぐらの九段下アジトは沖積低地にあり、一席ぶつ場は二ヶ所でただいま移動中ですが、こちらは二ヶ所とも洪積台地の上です。  

(無題)  投稿者:地理マニア  投稿日:2007年 1月 3日(水)12時22分16秒  
  沖積低地の東京ですか?笑  

すみませーん  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2007年 1月 2日(火)22時49分59秒
  高原の田舎には某所より送られてきて、置いてあるのですが、見てませーん。
いま、低地の都会にいて、見れませーん。
 

(無題)  投稿者:地理マニア  投稿日:2007年 1月 2日(火)15時57分8秒
  あけましておめでとうございます。

新年早々すみません。Y木ゼミナールの慶應プレを解きましたが、地理が・・・なんなんだこれはー!!という感じです。おまけに解説には『易しい』という字が沢山ww

さーらまんさんはもう見られましたか?Yゼミの慶應プレw
 

新作門松  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2007年 1月 1日(月)00時19分51秒
  新年早々、とんだお目汚しですが。作ってみました。

新作、素朴、稲藁門松。
 
隠されちゃあ  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月26日(火)23時08分45秒
  仕方ありませんが、隠すことは、不公正や犯罪を生むような気がします。隠すのはよくないことですよね。

こんなblogを発見しました。
http://blog.goo.ne.jp/localnews06/e/d61e2293f0244eb961956a34c39fe2d3
 

隠されたら見たい  投稿者:同業他者  投稿日:2006年12月26日(火)11時09分4秒
   今年度のセンター試験 追試験の問題を見たいのですが?何かに載っていたりしますか?  

氷河の生成発達条件  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月26日(火)00時23分14秒
  私もそこしかあげません。試験に出るのはそれらですから。

ただ、大陸氷河に覆われた海岸のうち山地が海岸まで迫っているところには必ずあるのだから、北半球の場合は、北米北部からヨーロッパ北部には、どこかしこにみられるでしょう。

すなわち、アラスカ湾岸から、ラブラドル、ニューファンドランド、グリーンランド、アイスランド、スコットランドを経てノルウェー海岸から、スバールバル、ノヴァヤゼムリヤまでの一帯。

偏西風がもたらす地形性降雨と海洋性気候、これと関連させると、氷河の生成発達条件(冬の多雪と夏の冷涼)がすんなり説明できまして、その典型例が、北半球の場合、アラスカ湾岸とノルウェー海岸ということになりましょう。
 

フィヨルド  投稿者:同業他者  投稿日:2006年12月25日(月)09時16分51秒
  今お伝えしているレンゲ畑は、諫早湾の北多良岳山麓の谷にある水田のものです。今年初見の場所なので、例年の状態は今後見聞してお伝えします。長崎県の某離島では、春先には普通に見ていたので、特に珍しさは感じないぐらいの分布でした。
 試験に出るフィヨルドは、偏西風と結びつけておけば大丈夫でしょうか?アラスカ湾・スコットランドからノルウェー海岸・チリ南部・ニュージーランド南島南西部しか教えていないんですが。
 


温帯のs、fb、fa、wの分布  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月24日(日)19時21分46秒
  本日昼すぎ、東から西に向かって旅するときに詠めり

温もりの
sは西のみ
西bさす
東の夏は
aつさwれり
 

カルデラ田んぼとカルデラ爺さん  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月24日(日)00時52分7秒
  なるほどぉー!

ということは、
田んぼに関わるカルデラ地名は、北海道以外。
 十和田湖 田沢湖 池田湖
 鰻池の魚の真ん中にありました、田。
 阿蘇の蘇の左下の魚の真ん中にありました、田。

爺さんに関わるカルデラ地名は、北海道。
 洞爺湖
 支笏湖
 屈斜路湖
 阿寒湖
 摩周湖
 どれにも田がありません。
 爺さん、腰が曲がって、悪寒で、おしっこしましゅうー。
 

カルデラ爺さん  投稿者:地理マニア  投稿日:2006年12月23日(土)23時45分34秒
  さーらまんさんがまとめてくれたおかげでまたまた新(少し考えたらわかることですが^^)発見☆
なんとおじさんに関わる事は全て北海道みたいですねw
 

レンゲの作付面積  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月22日(金)22時04分15秒
  んじさん、長崎県某離島のことは、同業他者さんにおまかせするとして、机上の空論屋のさ〜らまん、予備調査、ということで、日本全体について調べました。
下記URLに飛び、「れんげ草」の歌を聞きながら読んでください。

あ、受験には一切関係ありません。受験生の方は時間の無駄ですから、飛ばないで下さい。

http://www.lcv.ne.jp/~saland/qanda200602.htm

 

れんげそう,続編…  投稿者:んじ  投稿日:2006年12月22日(金)00時04分2秒
  同業他者さま,れんげそう続編,ありがとうございます。いま芽が出ているとは,初めて知りました。小麦と同じ時期なんで しょうか…。春になると,開花,鋤き込みと続くんですね。まわりの耕地,というよりまわりの地方では,どのくらいれんげの作付けが行われているのでしょう か。ちなみに,私の実家周辺は関東の近郊農業地域ですが,れんげは全く見られません…。質問を追加するなどずうずうしいのですが。先生の観察できる範囲 で…。すみません。  

刈るでぇーら!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月21日(木)03時32分4秒
  「田んぼ、刈るでー!」の稲作じいさん、出来!

「今日の発見」コーナー参照。
 

むむむのむふふのははは  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月21日(木)00時01分51秒
  地理マニさん、ジオゴロに、新境地、新ジャンルを、開拓してくださいましたね。

して、その新ジャンルは、題して、お話ジオゴロ、またの名を、日本むかし話ジオゴロ、あるいは、世界むかし話ジオゴロ。

むかしむかし、あるところに、働き者の爺さまが、おってな、云々。。。

続きは別のところで、大展開したい衝動!
 

カルデラ湖  投稿者:地理マニア  投稿日:2006年12月20日(水)23時46分10秒
  久々の投稿です^^

新発見☆カルデラ湖は『稲作じいさん』で覚えたらどうでしょう??笑

これは、カルデラ湖の「十和田湖」「田沢湖」「池田湖」の3つに『田』が付くこと、また、田で働くのでオジイサンの背中が曲がっているニュアンスで『屈斜 路湖』、オジイサンそのままで『洞爺湖』、そしてそのオジイサンが病気で寒気がして『阿寒湖(悪寒?笑)』縁起が悪いですが、そのオジイサンが病気になっ て死んでしまったので『支笏湖(死骨?)』ですw
 
レンゲソウ  投稿者:同業他者  投稿日:2006年12月20日(水)07時47分49秒
   種を蒔いてはや2ヶ月。畑一面ではないが、小さな芽が出てきています。自分が蒔いた部分も楽しみです。
 昨年度はG−SALANDにかかわらせて頂いたおかげで、生徒を無事に東京・京都に合格させて頂きました。御利益があるのは本当だと思います。センター試験まであと1ヶ月。皆さま頑張りましょう。
 

鼻高々なり!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年12月16日(土)00時50分13秒
  すばらしい! 英語の鉄人さん! 調子ついてきました! ますます頑張れますね! すばらしい。私もなんとなく鼻高々ですよ。

今週12日は、G-SALAND開設7周年記念日でした。開設以来、G-SALANDに来ている人には、なぜか、福がまとわりつくみたいで、みな、いい成績を上げてます。これからもそうでしょう!
 







この期間、保存し忘れ



同業他者さま,さ〜ら先生  投稿者:んじ  投稿日:2006年11月 2日(木)21時50分0秒
  このところ忙しくて,G-salandを見られませんでした。そしたら,同業他者さまから貴重なご報告。ありがとうござい ました。レンゲの播種をこの時期にしているとは,まったく知りませんでした。冬を越すようす,春の開花,鋤き込みなど,それぞれまた時期をお教えいただけ れば嬉しいです。全国のG-salandファンのみなさん,レンゲを鋤き込む自然の農法は今では貴重なんです。その価値をわかって下さい。
さ〜ら先生,お察しの通り忙しくて見てませんでした。お許しを。そういえば私もオイミャコンの記録調べようとました。証拠があるのは−60度台までのよう でした。高校教科書も記述をにごしています。最高気温であれ最多雨量であれ,記録なんてそんなものだと思って見た方がよいと思います。
 

これから  投稿者:不眠  投稿日:2006年11月 2日(木)21時45分34秒
  地理を愛し、ジオゴロを愛し、得点につながると信じて暗記を進めているものです。地名なども結構多くて覚え甲斐?があります!

ジオゴロ+系統的理解の補足+センター過去問・模試問題集を用いての知識拡充、得点力増強(センターを理由を書いたりして記述にアレンジしてみたり)・過去問研究 という感じで行きます。過去問は青いやつを使います。解答に疑問がでたらシツモンさせていただきますね。

履修漏れの影響で地理の先生が世界史をほんのり授業に組み込みはじめました。タイヘンそうです。
 

オイミャコンとトムトールの寒極争い  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年11月 1日(水)23時46分34秒
  http://www.somerikko.net/old/travel/oexp_e.htm (ページの下の方)によると

Oymyakon is located by the river of Indigirka in Jakutia, Russia.

Oymyakon is 740 meter above sea level. Valley of Oymyakon is surrounded by two high mountain ranges. That's why cold air masses stay there in winter time because these mountain ranges prevent warmer air to get there. Highest summits (2959 Mus-Haja, 2933, 2562 and 2505m) of Verhoyansk range (or Suntar-Hajata-moutains) surround Oymyakon from south to west. Summits (3147 Popeda, 2703, 2682, 2558 and 2547m) of Cherski ranges are from north to northeast. Between Cherski range and Oymyakon there is a small Taskistait range (2341, 2136m) which closes the valley in the southeast.

そのページの真ん中辺りにある寒極記念碑写真の説明は愉快。
Villages, Tomtor and Oymyakon, knows their special locations in the world coldest inhabitated valley. There is several monuments of cold in both villages. The true pole of cold is somewhere between those villages on the place where that wooden monument was ones. The chief of the Tomtor village stole it and now it is on the front yard of the Tomtor museum. War about the title of world coldest village has continued already 15 years.
 

なるほど!!  投稿者:受験生  投稿日:2006年11月 1日(水)13時52分51秒
  口伝かもしれませんね。

>同業他者さん

確かにさすがに入試ではでないですよね(笑
でも、今回の定期テストで出たんですよ。
だから気になってしまって(笑  ご返答ありがとうございます。

ちなみにオイミャコンって盆地にありますよね?
 

地図帳により違うけど  投稿者:同業他者  投稿日:2006年11月 1日(水)12時06分36秒
   私の手元の帝国書院版ではオイミャコンは1933年に−71.2℃、二宮書店版では1967年に
−71.0℃が最低と表記されています。気温自体が問われる訳ではないでしょうから、枝葉末節にこだわらず、この辺が最も寒いぐらいで留めて、新たな知識注入に努めて良いのではないでしょうか?
 オイミャコンの観測所はいつ出来たんでしょうね?
 北半球では1892年2月5日にベルホヤンスクで観測された−67.8℃が最低、ただしこの頃はまだオイミャコンには観測所がなかったので、当時の最低 記録を残す事が出来なかったが、でも、そのあとの観測から計算してこの時−70℃くらいまで下がったものと考えられている、と書いてある本もあります。
 地図帳の1月の等温線図の−50℃以下の位置にオイミャコンが入っていないのは面白いですね(単に印刷のずれかもしれませんが)
 

ですよね  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年11月 1日(水)11時35分19秒
  >受験生さま

まさにまさに。
観測所の記録じゃないらしいから仕方ないでしょう。
口伝でしょうかねぇ。
 

ありがとうございます。  投稿者:受験生  投稿日:2006年11月 1日(水)10時31分12秒
  オイミャコンのことは色々調べたんですが
調べれば調べるほど色んな数値がでてきてこまってたんです。(笑

あと、お忙しいところありがとうございます。
はじめましての挨拶もなしに、いきなりで失礼しました。
 

地図帳や統計集を見て  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年11月 1日(水)01時15分32秒
  >受験生さま

くだされ。
ちゃーんと書いてあります。ほんとかどうかは知りませんが、書いてあるから信じるしかない。

地球上で測定された一番低い気温はマイナス89.2℃で、南極のボストーク基地で記録されている。ボストーク基地は南極大陸の海岸線から遠く離れた内陸部 で、標高も3,488mの高地にある。北半球では、オイミャコンの−71.2℃。これは測候所の気象観測記録ではないらしいが。
 

北半球の寒極なんですが  投稿者:受験生  投稿日:2006年10月31日(火)22時40分17秒
  いきなり質問ので申し訳ないのですが、世界で一番低い気温を記録したところはいったいどこで、何℃なんでしょうか?
あと、オイミャコンは記録上、何℃が最低なのでしょうか?
 

愛だ、愛!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月31日(火)10時04分45秒
  好きこそものの上手なれ。

とむかしからいいます。地歴は何を選択したら有利ですか?などと質問する若者(受験生)や老人(センセ)がいるが、私は、何を言っているんだろう!といつも(内心)あきれる。

ことわざを知らないのか!と。

点とりやすいから選ぶまたは選ばせる。ではだめだ。

好きだから点が取れる。今はだめでも本番では取れる。特に地歴は。

好きなら必ず伸びる!

のであります。がんばりましょう!

ps 過去問研究が大事なのは二次だけじゃありません。センター試験はよりいっそうそうです。マーク模試で点が取れないのは、過去問の演習不足もありま す。不眠さんは、二次で地理を選択し、本番センターで地理は選択しないかもしれませんが、一般論を申し述べさせていただきました。
 

お返事ありがとうございます  投稿者:不眠  投稿日:2006年10月31日(火)04時50分14秒
  こんな時間に失礼します。今日1日徹夜に耐え、1日にしてリズムを立て直す所存です。(ネットも控えますw受験生ですもんね!)

>>受験勉強は、ぼんやりとした思考力を身につけるだけではだめです。どうせやるなら、しっかり点を取るべくがっちり覚えましょう。しっかり点を取るため には、がっちり覚えるだけでもだめです。がっちり知識とぼんやり思考力を組み合わせて、正解を導くことができないと、知識は増えたが点が取れない、てこと になります。

↑このことは、学校でマーク演習がはじまってから自分がまさに漠然と感じていたことです。ジオゴロをバネにします。とりあえずあと10日くらいでマーク模試があるので、それまでできるだけやってみます。まず8割です。

やはり2次は過去問ありきですね。最近まで某最難関大を第1志望にしていたのですが、どうしてもK都大学に行きたい学部があったので、そっちにしようと 思っています。今更の志望変更はきついですが、自分のやりたことのためにちょっと振り絞ってみようと思います。是非合格までにどぎついジオゴロの1つでも 編み出して投稿したいものですね。

先生は「精選問題集」などのカタい問題集も執筆されていらっしゃるので、厳しい人格の方なのかなぁと勝手に思っていたのですが、、そうではないようですw(すみません。。

自分はまっとうに地理を勉強してきたつもりですが、いつもマークでは7割ちょっとです。学校で9割をとる人は地理好き という感じですね。。点とれるようになって、その勢いで地理を愛したいです。
 

インプットアウトプット  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月30日(月)23時16分40秒
  不眠さん
睡眠は大事ですぞ。ネットは週一、などと決め、その分の時間は睡眠にまわしましょう!

受験勉強は、ぼんやりとした思考力を身につけるだけではだめです。どうせやるなら、しっかり点を取るべくがっちり覚えましょう。しっかり点を取るために は、がっちり覚えるだけでもだめです。がっちり知識とぼんやり思考力を組み合わせて、正解を導くことができないと、知識は増えたが点が取れない、てことに なります。
インプットではジオゴロなどを使ったらいいのですが、アウトプットの練習には、過去問や予備校などの模擬試験問題を利用してください。マーク模試も含め、 模試は復習が大事です。どうして間違ったのかを検討し、同じ問題が出たら、今度は満点!、類題が出たら8割以上は取れるぞ!というところまでやりましょ う!

K都大学の地理の情報は、K都大学の地理の過去問の中にしかありません。それを解き、かつ、傾向を自分で研究してみてください。そうすれば、神が降臨し、来年はこんなの、出そうだな、という境地になります。そして、それが当たろうがはずれようが、本番で7割GETです!

あ、ジオゴロのジオゴロはお愛想ですから、ゴロ間の解説も読んで、役に立ててください(ところどころに、笑ってもらうためだけの解説もありますが、そこは笑って読み飛ばしてください)。

文章は行間を読め、とかいいますが、ジオゴロはゴロ間を読め! です。

PS.いい友人をお持ちですね。友達との会話で、これはいける!という新作ジオゴロができたら、教えてくださーい。

>同業他者さま
んじさん、このところ、書き込み、なさっていらっしゃらないから、忙しいのかもしれませんね。西の国と東の国のレンゲ情報交換、楽しみです。

>地理興味津々さん
サイバースペースと聞くと、一橋大学の過去問を思い出しますが、ひょっとして、その問題を見たあと、連想がいろいろ湧いてきて、それで、いろいろ考えてい らっしゃるのでしょうか? 「情報端末機器」、「文化的に分離」、「文化的に書き込んでいる」などの意味が何か、いろいろ想像はできるのですが、よくわか りません。多様な解釈が可能な文章は、文学的あるいは哲学的つぶやきならいいんでしょうが、「意見を!」を求める場合にはいただけません。何か意見を書か ねばならないのだろうが、何に対する意見を申し述べればいいのでしょうか? それがわからなくて夜も眠れず状態です。
 

改訂版ジオゴロ  投稿者:不眠  投稿日:2006年10月30日(月)22時37分33秒
  がけっぷち難関大志望(2次に地理があるのに今の時点でマーク7割ちょっとしかとれない)の自分が改訂版ジオゴロと出会い ました。地理的思考力なるものはつかめてきたのですが、やはりガッツリ点を取るには知識をつめたいなぁと思っていて、かといって資料集を読み込んでいく時 間は無いし。。と思っていたところでした。ジオゴロをマスターしてセンター本番では9割、2次でも7割と行きたいところです。。K都大学の地理の情報がす くなくて困ります・・。

PS.友人と「エッチ自由なエジプト?」について話していました。こういう会話も記憶の定着に役立つのだなぁと痛感しています。
 

んじ様へ  投稿者:同業他者  投稿日:2006年10月30日(月)08時06分24秒
   10月22日 レンゲソウの種を蒔きました。詳細は後日、報告致します。  

K点越えは当たり前!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月29日(日)13時32分19秒
  スキージャンプのK点は、もともとは危険なポイントという意味だったが、いまや、K点越えは当たり前! 欠点をガッテンに変えて、合格点!といきましょう!

意味は、
 ホットな熱帯18禁、お産の前のマイナス3。夫婦で熱いね22度。
では、もちろん、ありません。

ケッペンの気候区分は植生区分です。これが基本。これで意味付けして覚えます。
樹木がみられるかどうか、などの植生に対応させて理解すればいいのです。

しかし、対応関係がきちんとうまくいかなかったり、そもそも樹木が思い浮かばないこともあるから、イメージできるところだけ、植生と対応させ、あとは、理屈やジオゴロで覚えればいいです。


トムヤム君さん、タイにはヤシの木が生えていますか?
熱帯の最寒月18℃以上というのは、ヤシが自生できる暖かさに当たるとされています。

タイ王国在住のトムヤム君さんは、雪は知っていても、根雪は知らないでしょう。
亜寒帯(冷帯)の最寒月−3℃未満というのは、冬季の積雪が根雪になる寒さとされます。根雪と言うのは、積雪が冬の間、春まで融けずに残る状態です。

ヤシは自生できないが積雪は根雪にならないのが、温帯です。

亜寒帯は、積雪が根雪になっても、樹木の生育は可能です。夏が暖かいからです。

寒帯の最暖月10℃未満というのは、樹木の生育が不可能な寒さということです。
寒帯のうち、最暖月が0℃以上10℃未満のツンドラ気候は、植生は文字通りツンドラで、樹木の生育は不可能だが植物の生育は可能で、夏の間だけコケなどの地衣類が生育する気候です。
寒帯のうち、最暖月が0℃未満の氷雪気候もまた、文字通り、年中氷雪に覆われ、植物が生息不可能な気候です。

夏暑気候のaと夏涼しい気候のbですが、ヨーロッパのCfbと東アジアのCfaは、夏の気温がまったく違うから、同じCfじゃけしからん!分けろ、分け ろ!というわけで、22℃をもって暑いと涼しいを分けておきましょう、とワタクシは適当なことを言いますが、実は、これも、本来は植生の違いによって分け られました。

入試では、Cfをaとbに分けます。ところが、ケッペンはヨーロッパの人なので、ヨーロッパで考えまして、aとb(・c)などに分けました。
ヨーロッパで、夏暑いaは主にCs地域にあり、そこにはオリーブが生育しています。ヨーロッパで夏涼しいのはCf地域ですが、Csにもオリーブが自生でき ないところがあります。そこで、Csのうち、オリーブが自生する地域の気候(最暖月22℃以上にほぼ相当)をCsa(オリーブ気候)、オリーブが自生せず 代わりにツツジの仲間のエリカが生えている気候をCsb・Csc(エリカ気候)にします。Csbは、ヨーロッパではポルトガル北部のポルト、北米ではカリ フォルニアのサンフランシスコやその北側、南米ではチリ南部のプエルトモントなとに分布します。でも、このCsaとCsbの区別は試験に出ません。

s型は3倍で、w型は10倍。なぜ、同じ5倍にしてくれないんだ!と思うでしょうが、これも植生と関係します。

植物にとって重要なのは、雨の量ではなくて、土壌中の水分の量です。

気温の高い夏の雨は蒸発しやすいので、冬の10倍以上降らないと多いな、って感じがしないのでしょう。だから、ウィントウ少雨のw型は、夏の雨が冬の10倍。
気温の低い冬の雨は蒸発しにくいので、夏の3倍程度も多いな、って感じがするのでしょう。だから、サンマー少雨のs型は、冬の雨が夏の3倍。

というわけで、植生で考えつつ、最後の頼みは力任せのジオゴロです!

(長文陳謝)
 

ケッペンわからず欠点に  投稿者:トムヤム君  投稿日:2006年10月29日(日)11時08分5秒
  ケッペンの気候区分が難しいのですが、そもそも18、10、−3、22、それに3倍とか10倍という数字にはどのような意味があるのでしょうか?  

やすはやすでも  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月26日(木)23時29分52秒
  『ジオゴロ地理B増補改訂新版』にミス発見、陳謝

 「はじめに」の右ページ下の方の人名
 (誤)康 → (正)泰
 

Cyberspace  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月26日(木)19時20分31秒
  >地理興味津々さん

ワタクシは、パソメールなし、携帯メールなし、ネットなし、拙サイトなし、拙掲示板なし、mixiなし、の生活は考えられない状態になっており、仕事のや り方や時間の使い方、調べ物のやり方、本などの買い方、交友のあり方、などが、それらのなかったときとは大きく違っているという実感は、もちろんあります が、その意義についてなーんも考えたことはありません。初めてネットにつないだときの驚きとうきうきした気分、初めて掲示板に書き込みをしたときや見知ら ぬお方からお返事を頂戴したときのうれしさやこわごわビクビクの気持ち、初めてmixiに登録したときの自己暴露に対する恐怖感、などは、いまも思い出す ことはできますが、もはや、慣れっこ。使うのことに意義付けも感じなければ、こう使うべきだ、とか、人類の進化に影響するのではないか、などと考えること もありません。慣れ、とは、恐ろしいものであります。反省。

ついでに、旧郵政省によると(コピペ)、

サイバー(cyber)の語源
 サイバー(cyber)という語は、生物が自らを制御する機構を機械系にとらえなおして、技術を総合的に研究する学問の分野である「サイバネティックス(cybernetics)」(この語は「舵手」を表すギリシャ語を英語読みして作られた)に由来するものである。
 「サイバースペース(電脳空間)」という言葉は、米国の作家であるウィリアム・ギブスンが1984年に書いたSF小説「ニューロマンサー」で使われたのが最初と言われている。

高度情報通信社会とサイバー社会
 「高度情報通信社会」とは、「人間の知的生産活動の所産である情報・知識の自由な創造、流通、共有化を実現し、生活・文化、産業・経済、自然・環境を調 和し得る新たな社会経済システム」であるとされている(「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」(高度情報通信社会推進本部決定(平成7年2月))。
 一方、「サイバー社会」とは、意味内容としては「高度情報通信社会」とほぼ同義であるが、高度情報通信社会のうち、ネットワーク上に展開する諸活動が現実社会の諸活動に大きな影響を与えつつある又は包摂しつつある側面を強調した表現である。

http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/telecom_report2-1.html

 

最近、私が考えていること・・・  投稿者:地理興味津々  投稿日:2006年10月26日(木)14時58分35秒
  唐突ですが、最近考えていることを記します。

―Cyber空間における「書き込み場(ば)」の認知、その意義―
一つの文化的試みとして、Cyber空間における「場(ば)」の認知、特に「書き込み場(ば)」の認知は、現代社会において重要ではないでしょうか。所 謂、人体そのものの情報端末化が良い事か否かの問題は別として、我々の人体と「(情報端末)機器」とを文化的に分離し「我々は書き込み場(ば)に対して、 文化的に書き込んでいる。」という認識を確かにもつ事は在って良い事であり、在るべきで在っても良い事だと考えています。そうする事で情報端末機器に対し て「ツール」としての認識が今までより強まり、人類の文化的パフォーマンスに新たな活気が生まれるのではないかと考えています。

ご意見お待ちしておりますが、放置も削除もお気に召すままに・・・・(笑)
 

手に負えませんので  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月22日(日)22時49分5秒
  ワタクシは、申し訳ありません、ジオゴロは詳しいが、ジオロジには暗くて、岩のことはまったく知りませんので、詳しい方がいらっしゃいましたら、お願いします。何も書かないのも癪なので、一応、書きますと。

その1について:
風化だけじゃなくて、板状節理入りの玄武岩または安山岩か、あるいは片岩か、が風化してるんじゃないでしょうか?
その2について:
接していたら不思議なんですか?
 

教えてください!(その2−2)  投稿者:スウさん  投稿日:2006年10月22日(日)14時08分51秒
   先ほどの映像を近くからうつしたものが下の写真です。花崗岩,玄武岩らし岩石双方に熱変成を受けている気配が全くありません。どのように考えたらよいのか,全く分かりません。ご教示いただけたら幸いです。
 

教えてください!その2−1)  投稿者:スウさん  投稿日:2006年10月22日(日)14時05分36秒
   添付した画像は,玄武岩らしき岩石の上に花崗岩がのってる露頭をうつしたものです。近くによってうつした画像を「教えてください!(その2−2)」で送ります。
 

教えてください!(その1)  投稿者:スウさん  投稿日:2006年10月22日(日)14時00分20秒
   香川県高松市の沖に浮かぶ男木島を先日一周しました。今まで学んだことからは理解できない地形や分からないことが多くありました。教えていただけたら幸いです。
 1枚目の写真は,海岸の落ちていた玄武岩らしき岩石ですが,横方向に風化を受けていました。球状に風化を受けることがあるのは知っていますが,板状にも風化を受けることがあるのでしょうか?
 そのほかにも,玄武岩と花崗岩が接している露頭があったのですが,その双方に熱による変成を受けている気配がありませんでした。これに関しては,「教えてください!(その2)」で詳しく述べます。
 

燻製おやじ(CM)  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月22日(日)10時16分19秒
  ああ、びっくりした。
昨晩、寝る直前に、この掲示板を開いてみたら、目の保養にもならぬ写真が貼られてて、びっくり。宣伝だったから、もちろん、削除しました。


ついでに、ひさびさ、農民日記

昨日、扱きおわりました。

写真の人物紹介
 マスクをしている小柄でやせぎすの男:
  坂一農園コンツェルン一派、池上農園の農場主
 後ろを向いている小柄でやや太目の男:
  助っ人の若者、スタバイさん

ついでに、宣伝
知り合いの知り合いが、「燻製おやじ」という名の燻製屋を始めました。

CM(友情出演)
 ご進物に「燻製おやじ」の燻製をどうぞ

 http://www.janis.or.jp/users/kanou/index.htm
 

あ、ほんとだ  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月19日(木)09時06分2秒
  >おなじみのさん
いいものを手に入れましたね。有効利用してください。

38ページの「a-ポドゾル、b-チェルノーゼム、c-ラトソル」、
ちゃんと載ってましたね。ありがとうございました。
 

ジオゴロをゲット!!!!!!  投稿者:「大宮校でおなじみの」  投稿日:2006年10月19日(木)01時59分3秒
  ぉ初です!!
ぃゃ、いつも大変ぉ世話になってぉります(^-^)
待ちに待ったジオゴロ!
しかも発売日に(´ω`)
早速見てみると、授業でサラッと言ったジオゴロがゴロゴロ?( ̄▽ ̄?)
今日やったばっかりのアフリカのとこを見たら独立年の表がソックリそのまま!!
「ジオゴロ」だけでなく、ぉ得意の表まで載っているとはヽ(´▽`)/
脱帽です↑↑

そぉ言えば
38ページの「a-ポドゾル、b-チェルノーゼム、c-ラトソル」
はちゃんと載ってましたょ(~▽~@)♪!!
 

早くも発見  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月17日(火)10時56分26秒
  明日発売の『ジオゴロ地理B増補改訂新版』にミス発見、陳謝

38ページ 上の地図の下の答えに以下が抜けてました
 a−ポドゾル、b−チェルノーゼム、c−ラトソル
133ページの地図中
(誤)ラタック → (正)ラダク、または、ラダック
 

守屋山  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月15日(日)03時25分17秒
  守屋山付近は、てか、諏訪湖は、中央構造線と糸魚川・静岡構造線の交差点です。守屋山は、諏訪湖の南に位置する山で、諏訪神社の御神体です。

◎茅野市子ども科学クラブの地層観察に参加。
 ◆9時晴ヶ峰集合。
 ◆講師:浜先生、小池先生
   小池先生は、市内、安国寺在住
   (元教師、定年後、茅野市博物館館長、現在無職)
 晴ヶ峰で簡単なお話のあと、杖突峠を越えて、高遠町の高遠町の日之影入林道へ。守屋山(標高1,650.3m)の真南へ。
 ◆松尾峠(標高1,294m)
  露頭観察と、岩石採取。
  礫岩、砂岩など。付近が海底だったときの堆積岩。
 ◆少し戻り、林道の脇。
  クリノメータの使い方講釈
  化石採取。
  ちゃちな化石ばかり。でも、
  守屋山付近は諏訪で唯一、貝の化石が採取できるところ。
 ◆晴ヶ峰に戻り、展望台
  諏訪湖・八ヶ岳山ろくを見ながら諏訪の1億年史講釈。

 勉強になった。
 子どもたちに対する講釈で、私は、父兄として参加し、脇で聞いていただけだが、聴講態度がきわめてよかったためであろう、小池先生、気をよくしたのか、 それとも、類は類を呼ぶのか、あるいは、地学人間は地理人間をかぎ分ける能力があるのか、なじかは知らねど、解散後、私ひとりをつかまえ、「時間がない し、子ども向けだから詳しい話はしなかったが、まだまだいろいろお話したいことがありますよ、たとえば…」と、諏訪の1億年史のさらに詳しい話をはじめ た。私は、自分がしゃべるのは苦手だが、他人に話をさせるのは得意中の得意だから、合いの手を入れたり、ほおぉーー、と驚いてみせたりして、子どもたちよ りさらに詳しく勉強してしまった。

以上、個人的な日記でした。
 

なるほど!  投稿者:ちか  投稿日:2006年10月10日(火)00時07分58秒
  納得です!ありがとうございました。  

有難うございます。  投稿者:osugi  投稿日:2006年10月 7日(土)20時33分53秒
  ノルデステの乾燥のなぞが益々興味がわいてきました。さ〜らまんさん:んじさん回答有難うございます。  

あるのではない  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月 7日(土)13時18分46秒
  「世の中、原則通りじゃつまらない、例外があるからおもしろい。」と書こうとしたが、待てよ、そもそも、それは原則じゃない、と考え直して、以下、いい加減ですが、お答えします。


「石油は新期造山帯にある」って思うのが間違い!

「油田は新期造山帯に多くみられる」「石油は新期造山帯やそれに近い部分に多く分布する」が正しい。

油はオイル。「おいる」という名称から考えても、わかい新期造山帯だけにあるわけがない。新期造山帯には、地層が、おばあさんの新しい着物の褶(しわ)の ような褶曲構造になっているところが多く、石油があるとすれば、その背斜部に埋蔵されていることが多いのだが、老いたところでも、新期造山帯に近いところ でその活動の影響を受けてそういう構造の地層があれば、石油がある場合もある。かもです。

石油には、生物の死骸が起源のものが多いが、鉱物起源のものもあるようだから、どのようにして生成されるかは一言でいえない。まあ、いろいろあるんだな、でも新期造山帯やその近くで、地層が褶曲している場所に多いのだな、という程度でいいんじゃないですか?

石炭だって、質の悪いのなら新期にもいっぱいあるし。
こんないい加減な答えですみません。正確なことは、鉱山学者に聞いてください。

背斜部に石油がある、ってのを覚えるジオゴロは、「歯医者に背いて脂汗」
 

石油  投稿者:ちか  投稿日:2006年10月 7日(土)10時10分14秒
  オーストラリアや中東で石油が算出されるのはなぜですか?石油は新期造山帯にあるものと思ってたんですが・・・  

いえいえ  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月 6日(金)17時08分37秒
  んじさん、ご謙遜。

かく言うワタクシも、自慢するわけではないですが、えっへん! ジオゴロやジオギャグは作るも下手、しゃべるも下手、大の苦手でございます。

という感じで、こういうものは、邪道。だから、得意だ、なんて言おうものなら、いままで血と汗で営々と築き上げてきた正道人間としての信用、そいつを、瞬 時にして失ってしまいます。だから、機会あらば、折にふれて、いや、なるたけ機会をつくって、その方面に暗いこと、下手があること、苦手であることを言っ ておかねばなりません。ジオゴロは、苦手であることが、自慢なのだ。

で、原産地ですが、原産地ってのは、ちょっと注意の必要な言葉ですよね。かぼちゃやジャガイモは栽培されるようになったであろう場所、ということで、ま あ、いいんだろうが、家畜の場合、試験に出るのは、スペイン原産のメリノ種。あれは、家畜化された場所、じゃなくて、品種改良された場所がスペインだって いう意味。オーストラリアのメリノ種は、スペイン原産のメリノ種を導入してさらに改良。そいでもって、スペイン原産のメリノ種はスパニッシュ・メリノで、 オーストラリアで改良されたメリノはオーストラリアン・メリノ。だから、スパニッシュ・メリノはスペイン原産だが、オーストラリアン・メリノはほんとは オーストラリア原産といわなきゃいけない。けど、試験に出るのはスペイン原産。
などなど、細かいことを言い出したらきりがない。「細かいことは言いっこなしですぜ、だんな。」とついついいいたくなる、、、今日この頃です。
 

ほんとに,不思議です。  投稿者:んじ  投稿日:2006年10月 5日(木)23時00分22秒
  ナス科の食物の多くが南米原産,でもナスはインド原産。ところがそれだけじゃなくて,ナス科は世界中にあるんですね。いろいろ調べてみて,びっくりしました。さ〜ら先生に,また勉強をさせていただきました。ナスは8世紀の日本にあったなんていうのにもびっくり。
ベラドンナとか,ハシリドコロとかの,猛毒のものまでナス科らしいです。植物の分布はほんとにわからないですね。
以前,トマトの収穫がおわり,かなり堅くなった茎を引き抜く作業をしていて,手がひどくかぶれて,ものすごく痒くなった経験があります。ナス科は,魅力的だけど危険!ということで,できのわるいゴロ,ご勘弁を…。
 

ナス科の茄子はナスカではないんすか?  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月 5日(木)10時42分5秒
  爆笑後、しっかりよーく読んでみました、んじさんジオゴロを。そしたら。


トウガラシ、ピーマン、ジャガイモ、トマトなど、ナス科は中南米原産が多いから、

「ナス科はナスカ」

でいいんですが、

そのうちのナスは、インド東部が原産地と言われており、日本には8世紀に渡来したようです。ナスカの謎、ナス科の謎ですな。

といふわけで、んじさんのジオゴロには、常に「但し書き」が必要なのだ。
それが、んじさんジオゴロのいいところ! なんすかな、と思う今日この頃。

いちゃもん陳謝。
 

爆笑!!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月 4日(水)22時31分34秒
  どははははは!!!

んじさん! すごいですぅー!

私は、照れが先にたつから、なかなか、そーいうギャグ、言えないです。

私のようなノリの悪い人間がジオゴロを口走ると授業が崩壊するであろうことは火を見るより明らかでありますから、人前でジオゴロはなるたけしゃべらないようにしております!!!(しゃべらずに板書したりして)
 

訂正  投稿者:んじ  投稿日:2006年10月 4日(水)22時21分19秒
  ジャガイモと書くところ,カボチャと書いてしまいました。ジャガイモはナス科,カボチャはウリ科です。ごめんなさい。  

光栄です…  投稿者:んじ  投稿日:2006年10月 4日(水)21時52分24秒
  いえいえこれまたどういたしまして!
一つでもわたしの駄作が掲載されて,たいへん光栄に存じます。ありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
ジオゴロにはならないけど,生徒に好評?だった作品。(覚えやすくはないけど,なんだかつまらなすぎて,逆に覚えてしまていたとか…)
「フィードロットは,ギュウギュウ飼う」(^_^;)
ギュウとカウに牛がかけてあるんですが,カウのほうは気付いてもらえなかったようで,冷笑を浴びました。
ついでにもう一つ,オーストラリアのメリノ種の牧羊と牧牛の区別法。「メリーさんの羊は塩水飲んでウメエ,牛はモウ少し雨が多いところで…」(-_-;) これも冷ややかな反応を浴びました。乾燥に強いメリノ種と,もうすこし雨の多い地域の牛の放牧をしっかり言い当てたと思っていたのですが…。
某県内一の進学高に十数年,こういうギャグがまったくうけない,悲しい年月でした。あっ,でも松原くんが美保さんを追っかけしたたときだけは,三保の松原が大うけしましたけど…
「トマトはナス科,ナス科はアンデス」これは南米のナスカにかけてあって,意外に好評でした。ナスもトウガラシもカボチャもナス科,原産地の記憶にいいかなと思って作りました。ただ,ピーマンとかまでナス科ということが,このままではわかりにくいんですよね。
ということで,できかけのゴロとか,つまらなかったギャグを,これから完成度高めて,投稿したいです。よろしくご指導下さい。では。
 

ありゃ!  投稿者:さ〜らまん  投稿日:2006年10月 2日(月)13時37分6秒
  札幌は五番目!

いれちゃいましたー。あの傑作もんじさんご教示ジオゴロだったんだー。昔から忘れ物の王さまです、ごめんなさい。
 

いえいえどういたしまして  投稿者:んじ  投稿日:2006年10月 2日(月)09時14分21秒
  さ〜ら先生,わざわざすみませんm(_ _)m。
ごろく酸汁,は,生徒から「先生,ろくごも30ですけど…」といわれてボツになった(T_T),できの悪いものですから。札幌は五番目(碁盤目),という のも,「京都も碁盤目ですけど…」といわれ…(ノロヽ)。それに,これでは5番目に人口の多い「市」なのか「都市」なのか(要するに23区をランキングに 入れるかどうか)も判然としないし。
ゴロの得意な地理教師じゃなくてすんません。
でも,三訂版が出るとき,(できの悪い作品ということで参考程度に)のせて下さい〜(^^;)
 



この期間 保存し忘れ


農牧業地域  投稿者:んじ  投稿日: 7月31日(月)10時37分27秒
  農牧業地域の分類をみて,なにか誤解してしまうのは,アメリカの農牧業地域分類とかプランテーション農業とかを学 んで「適地適作」を暗黙に前提してしまうからではないでしょうか。アメリカで,たとえば「コーンベルト」に行くと,ホントにトウモロコシばっかりなんです よね。ところが熱帯の「自給的」な焼畑は,これが畑?と思うくらい雑多な作物や木が混栽されています。「危険分散」のためでもあるそうですが。日本の私た ちも,畑といえば効率よく作物が一面に均一に生産されているのを前提してしまいがちです。作物はいつ何を?なんて考えるのは,そう単純ではないということ ですね。
同業他者さま,来年春のレンゲ畑の様子,ぜひお教え下さい。
 
前世紀前々世紀全盛期Birmingham  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月25日(火)20時12分41秒
  突然ですが、ググり屋のお話2。
知り合いの玉王氏がイギリスのバーミンガム市街の古地図を所望してきた。あたしゃ、バーミンガム研究家ではないから、手持ちにあるわけない。

ググり屋さ〜らまんは、Plan of Birmingham と打ち込んでググる。

とりあえず、目についたサイトを開くと、

http://www.birmingham.gov.uk/
の中の
http://www.birmingham.gov.uk/GenerateContent?CONTENT_ITEM_ID=12942&CONTENT_ITEM_TYPE=0&MENU_ID=652

http://www.birmingham.gov.uk/westley.bcc

などに古地図がいくつかあることがわかったので、知らせてやったら、玉王氏は、たいそう喜んでくれた。

地図ではないので知らせなかったが、
http://www.virtualbrum.co.uk/

http://www.virtualbrum.co.uk/history/brum/images/1886.jpg
は、1886年の風景画だが、遠方に工場の煙突がいっぱい。まさにブラックカントリー。
 

世は地理につれぬが地理は世につれ  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月19日(水)11時44分26秒
  同業他者さん、そうでしょうね。

東北地方の米と言えば、日本の植民地時代にだいぶ開田したとかいふ話を、現在の後期高齢者から聞いたことありますが、それはさておき、黒龍江省の生産がバ カに多くなってますね。びっくるのみのすけです。また、清和源氏先生がかつてご指摘のように、高粱なんて現在どこで作っているんだというくらい少ないで しょうね。

世の中はどんどん変わるから、犯罪を犯す暇なんかありませんね。犯罪を犯してブタ箱で暮らすと、出てきたころには浦島太郎。なーんもわからなくなって、妬けのやんぱち、社会復帰はもはや無理です。

バックの区分なんぞ1930年代に発表されたもの、阿片採取の罌粟、なんて堂々と書いてあり、のけぞります。70年たってもまだ利用されてるんだから、 バックさんもたいしたものです。そして、あの支那農業論、いま読んでもなかなか面白い! りっぱな古典として岩波文庫に入れてもらわないといけません!
 

言い過ぎでした  投稿者:同業他者  投稿日: 7月19日(水)08時08分46秒
   全国区という表現は、適当ではありませんでした。長江流域とこれ以南では稲作、長江以北では小麦、四川盆地と東 北平原は生産量はかなり違うが両方という程度で、受験生はいいのでしょうか。帝国書院地図帳の地域区分には()書きで「とうもろこしも多い」という表現が ありました。中国も食文化の変化で牛肉消費量が拡大しているということは、間もなくトウモロコシの輸出国から輸入国へと変化するのでしょうが。  

まさに錯覚ですね  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月18日(火)12時20分56秒
  同業他者さん、まさにまさに。
各農区の名称は、最も代表的な作物名を冠しただけのものですから、「四川水稲区」といっても、「水稲しか作らない」という意味ではなく、小麦やトウモロコシも作っているのであります。

「四川水稲区」と「西南水稲区」の区分は、水稲の種類や稲作の方法の違いを基準としたものではなく、地形などの自然条件の違いやその制約を受けた農業のあり方総体の違いを基準にして行われたようです。

耕地の作物の土地利用割合に限定して、両者の違いを転写しますと、

●四川水稲区では、米41%、阿片11%、トウモロコシ14%、小麦19%
●西南水稲区では、米61%、阿片19%、そら豆(蠶豆)17%、トウモロコシ14%

ついでに他の水稲区についても転写しますと、
●揚子江水稲小麦区では、米58%、棉13%、小麦31%、大麦19%
●水稲茶区では、    米73%、菜種13% (茶は耕地以外で作られるので百分比から除外してある)
●水稲二毛作区(この二毛作は米と米の二毛作なので二期作という意味)では、
            米90%、甘藷12%、サトウキビ6%

足して百にならないのは、他の作物が作られたり、二毛作で作られたりするから、ということだと思います。


◆「小麦や大豆・トウモロコシは全国区」について。

まさにまさに。そうなのですが、「全国区」は少し言い過ぎです。

下記写経写論では、「西南水稲区」と「四川水稲区」の境界に焦点を当てたので、書きませんでしたが、東部の「揚子江水稲小麦区」「水稲茶区」「水稲二毛作(二期作)区」では、上に転写したように、トウモロコシはあまり作られません。

東部と西部の境界は、よく言われるように、「標高約500mの線」で、これより以西ではトウモロコシがつくられるが、以東ではあまり作られない。

同様に、「水稲二期作区」の華南では小麦はほとんど作られない。


◆四川の稲は二期作か?ですが、

「冬作物は罌粟、菜種及び小麦であり、春作物の一部は稲及び玉蜀黍であるが、冬作物の後の夏作物は主として稲及び玉蜀黍である。」
の部分ですね。

春作物というのは、冬作なしの場合を指し、田植えあるいは種まきが早いから「春作物」(春に播種あるいは植付けをする作物)と言うのでしょう。
夏作物というのは、冬作物を収穫した後、すなわち初夏に播種あるいは植付けするから、あるいは、冬に対する夏の作物なので、「夏作物」というのでしょう.

冬作なしの場合は、稲、トウモロコシだけでなく、甘藷、胡麻及び大豆やらいろいろなものが作られる。
冬作と夏作の二毛作の場合には、冬に、ケシか、ナタネか、小麦をつくるのだが、その場合には、夏は、たいてい稲かトウモロコシが作られる。
そして、四川では、全体の3分の2で、夏作・冬作の二毛作が行われている。

ということだと思います。
 

んじ様  投稿者:同業他者  投稿日: 7月18日(火)08時07分24秒
   機会があれば、レンゲ畑の報告を致します。毎年のことなので、特に珍しく思っていませんでした(日本全国まだどこにでもある風景だと思っていました)。
 四川盆地で、春作物の一部は稲、夏作物に稲ということは二期作なのでしょうか?農業区分から錯覚させられていたようですが、昔から小麦や大豆・トウモロコシは全国区だったんですね。
 

といふわけで  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月14日(金)21時27分37秒
  んじさん、おっしゃるように、農区は、いろんなことを考慮して決められたようですね。一言で、これだ!と言えるほど単純でも明快でも明確でもない感じです。

また、同業他者さん、ご指摘の「西南水稲区」と「南西水稲区」についても、新事実発見!
この訳本の中で訳者は、大抵「西南水稲区」と書いてゐるのですが、まれに「南西水稲区」と書かれてゐる部分もありました。愉快ですね。
 

写経写論『支那農業論』  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月14日(金)21時20分24秒
  バックの本(三輪・加藤共訳)、パラパラと見たが、よくわからんので、関連部分を転写します。

「研究地域の決定には、農村労働力の二〇パーセント以上を使用し、且つ数県に跨る作物によって区別せられる農業地域の型を基準とした。最初に地域の大体の 境界が決定されるが、それは当該県のみならず隣接諸県の事情に通暁する少なくとも三人以上の推定によるものである。代表的地域が決定すると、次に適当な地 方調査員の生む及び各地域の調査員の個人的接触の難易を考慮して、研究目的たる特定の村落を決定した。…(中略)…斯く蒐集し得た資料に基づいて全国を八 農区に分けたが、…」

「支那の農業地域を、小麦地帯と種痘地帯の二大地域に、更にこの二つの農業地帯を、それぞれ春麦区、冬麦粟区、冬麦高粱区、揚子江水稲小麦区、水稲茶区、四川水稲区、水稲二毛作区、西南水稲区の八農区に分けた。これらの地帯および農区の境界線は、概ね自然的基礎条件、土地利用の形態及び土地利用の成果に影響を及ぼす諸要素に基づいて決定される。…中略…農区の呼称は説明的であり、簡潔であることを旨としたが、他の呼称を用ふることはもちろん差支へない。」

「我々は、第一表に記載された諸条件にしたがって二つの農業地帯及び八つの農区を特徴付けたのであるが、」

「二つの農業地帯並びに八つの農区に措ける於ける農業を理解するには、第一表を注意深く研究することが最も得策である。」

というわけで、さ〜らまんんも、第一表を研究したいが、今はその時間がないので、写経的転写的公開と研究は、後日。

以下、問題の四川と西南の境界部分についての説明をさらに転写します。

まずは、各農区の説明、&問題部分の境界の説明です。

「四川水稲区は土壌の色により紅土盆地と呼ばれる地方−しかしこの土壌は紅色よりも寧ろ紫色に近い−及び西方に延びて西蔵高原に至る一連の山岳の多い地方 を含む。四川紅土盆地は円い段丘耕作の行はれてゐる丘陵やまた若干の低い山岳の丘陵地で、この農区の中で最も肥沃な成都沖積土平原を含む。紅土盆地は流域 地帯に夏季には主として米、冬季には小麦、菜種、阿片採取の罌粟が生産される。丘陵地には甘藷、玉蜀黍、甘蔗、胡麻及び大豆が生産される。…中略…(この 農区の)南部境界は四川、湖南及び貴州の三省の接触地点より、烏江に沿って北西に延び、一、〇〇〇米の等高線に沿って西へまがり揚子江辺の綏府に至る。こ れが大体四川盆地の南の境界を画する。」
「(この農区の)作物の種類は稲、罌粟、菜種、玉蜀黍及び小麦であるが、稲が最も広く栽培されている。作付面積の二分の一強は冬作物が作付せられ、三分の 二は二毛作である。冬作物は罌粟、菜種及び小麦であり、春作物の一部は稲及び玉蜀黍であるが、冬作物の後の夏作物は主として稲及び玉蜀黍である。」

「西南水稲区は、高い相交錯する高原を有し、一般に高度は四〇〇米乃至五〇〇米であり、中には五、〇〇〇米の高峯もある。そこには多くの丘陵や狭い深い渓 谷−これ(ら)の谷は大抵土壌に覆われてゐる、−比較的狭く且つ深い峡谷、多数の小さな深い楕円形の峡谷−これら斜面及び低部は段丘づけられ、最低部を中 心として不規則に放射されている。これらのバッエと呼ばれる楕円形の峡谷の八〇%には、夏は稲が、冬にはそら豆、小麦或いは罌粟等が栽培される。…中略… (この農区の)北部境界は四川水稲区の南部境界で、四川の綏府迄至る。」

次は気候の説明です

「水稲地帯では、雨量は、揚子江水稲小麦区、四川水稲区、西南水稲区及び水稲二毛作区の雨量も似てゐる…」

次は、各農区の気候の説明です。

「(四川農区の)「紅土盆地」は周囲の山々が、西比利亜及び中央亜細亜からの影響を防いで、冬も人が想像するよりは遥に温暖であり、…」

「(南西水稲区の)南西高原の顕著な特徴はその高度にある。…雲南及びその西方地方 は、豪雨の前に気温は最高に達するが、他には見られない現象で、印度型の気候である。…高度が相当なのにも拘らず、冬季は極めて温暖といふべきである。一 方、夏は又温和であり、…支那で最も涼しい所である。東へ進んで貴州では、かかる性質は最早無く、唯農業の類似があるのみでこの両地方を一つに取り扱って ゐる丈なのである(註)。
(註)この区の東部境界は北より南に貴州、湖南、湖北を走り、高粱が西部に生育し、高度がより高い。」
 

農牧業分類って  投稿者:んじ  投稿日: 7月12日(水)13時21分12秒
  農牧業の分類は,作物によるだけではなくて,分類する側の設定したさまざまな指標の組み合わせによってされるもの だ,と教わりました。だから,あんまり気にしていなかったんですが,たしかに気になります。なぜ「水稲区」が二つなんでしょう。四川はより集約的,とか? 冬の裏作の有無でしょうか?さ〜ら先生の文献調査に,期待です。
同業他者さん,今では貴重なレンゲのすき込み,ぜひもう少し教えてください。播種時期とかすき込み時期とか,田植えまでの期間とか。
 

お願いします  投稿者:同業他者  投稿日: 7月12日(水)08時00分31秒
   お手間とらせて申し訳ありません。よろしくお願いします。
 ずっと、南西水稲区と思っていたら、この時代は西南水稲区だったのですね。
 最近はこの農業区分図も、入試からは消え去っているようですが、そういえば
 ロッシング・バックの連れ合い(妻)のパールバックが書いた「大地」を読んでいる高校生も見かけなくなってしまいました。
 

水稲区  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月12日(水)01時16分32秒
  バックの支那農業論、確か持っていたから探したのですが、どこへしまいこんだのやら、みつかりません。なにぶん 20年も前に装備したもので、装備してすぐにお蔵入り、みつかったらまた読んでみます。探すよりも古本屋でみつけて立ち読みしたほうが早いかもしれませ ん。やってみます。
同業他者さん、待ってください。
 

三圃式農業の作業暦  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月12日(水)01時11分9秒
  輪作の順序ですが、故加用信文大先生の本を見たら、下の図のようになっていました。
こちらが正しいと思われます。

んじさん、こちらを使ってください。ごめんなさい。
 

中国の稲作  投稿者:同業他者  投稿日: 7月10日(月)07時51分4秒
   四川水稲区と南西水稲区。同じ水稲なのに区分していると言うことは、二毛作と多毛作というような違いがあるのでしょうか?まさか、水田の田植えの違いではないでしょうから。
 我が家の近所には、毎年春先にはレンゲ畑が出現します。桃源郷ではありませんが。
 

一度だけですか?  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 9日(日)21時23分19秒
  昭和40年代初頭にはすでにものごころがついていたご高齢のんじさんへ

調べ物はググるに限ります。

で、正体ですが、

やはり!!
んじさんの正体を確かめるために、いつの日かオフ会をやろうかと思ったりしたこともありますが、もはやその必要なし!ですね。

なお、ワタクシの記憶によると、一度ではなく、3度お会いしていますよ!!
その某K塾の某大学入試研究会とかいふイベント、最近、ワタクシは(若くて元気なので)日本のまんなか辺りや西の方やらを行脚させられて、東京地区は、親分筋にあたるSugar氏が(ご高齢なので‥‥といってもあんまし差はないか)担当されていますね。

ちなみにワタクシ、恥ずかしながら、昭和30年代後半の記憶があります。Sugar氏は、恐らく昭和30年代前半の記憶があると思われます(ハッ、ハッ、ハ、ハーックション!−Sugar氏)。

いかんいかん、んじさんの返し術中にはまってしまったばい。
 

「地名+作物名」!じゃないの?かな?  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 9日(日)21時08分13秒
  勉強中さんへ

中国の農業地域の四川水稲とか南西水稲ですが、私はずっと、「水稲」に地域名をつけただけだと思い込んでいました。その思い込みでたぶん正しいのでは?

あの図の中の地名付きの地区には、ほかに「揚子水稲小麦区」というのもありますが、この揚子江も単に地名をつけただけでしょう。

さ〜らまんの思い込み、にわかには信じがたし!と思われますならば、あの図は、ロッシング・バック(Buck, John Lossing)の著作“Land Utilization in China: A Study of 16,786 Farms in 168 Localities, and 38,256 Farm Families in Twenty-Two Provinces in China, 1929-1933”(Nanking: The University of Nanking, 1937)、訳本は『支那農業論』(三輪孝・加藤健共訳、1938 年)がもとになっていますから、図書館か古本屋で探して読んでみてください。

下の図は原著p27掲載の図です。「小米」とは「粟」、「高梁」とは「こうりゃん」のことです。です。区分線に実線と破線がありますが、この辺りで分け よっかな?という迷いがある部分に破線、自信満々の部分に実線を引いたものと思います(←冗談的類推ですから信じないで下さい)。
 

もしかすると一度だけ…  投稿者:んじ  投稿日: 7月 9日(日)13時23分13秒
  田をレンゲの花畑状態にして,すきこんで肥料にしたのは,たぶん昭和40年代初め頃まで。化学肥料の急速な普及で,すたれてしまいました。ということは,そのころの記憶がある年齢ということです。これって,墓穴掘ってるんですかね…さ〜ら先生の術中にはまって。
さて,さ〜ら先生とは,もしかすると某K塾の某大学入試研究会でお会いしているかと。その後,佐藤先生には何回もお目にかかっていますが。ですが今後もこのサイトにお世話になりたいですので,よろしくお願いします。
ぐぐったら出てくるのに,やふったら出てこないって,不思議です。
 

品種の違いですか  投稿者:勉強中です  投稿日: 7月 9日(日)13時16分52秒
  中国の農業区分に登場する、四川水稲とか南西水稲って、普通の稲とどう違うのでしょうか、ジャポニカとかインディカのような品種なんでしょうか。  

ぐぐりやさ〜らまん  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 7日(金)11時32分39秒
  two field system plow でググりました。

なお、んじさん!
それだけでは、年齢も実家所在地もまたーくわかりまてん。
いぱーい本をよんでいらっしゃるから浅薄若人ではない。
m(_ _)mなどかわいい文字を使うから堅物謹厳老人でもない。
てことは、なんとなくわかりますが。

ひょとして、某所の某会合で何度かお会いしたことのあるお方なのかなぁー、もしそうなら、最近はお会いする機会がなくて残念だなぁー、という気はしてますけど。
 

年齢がばれますが。  投稿者:んじ  投稿日: 7月 6日(木)14時15分8秒
  まだ子供の頃,実家の周りの農地が春に一時的に一面花畑になっていた記憶があります。これはあとから知ったんです が,田を耕起して水を入れる前にレンゲ畑にして,それを鋤き込んで肥料にするためだったんだそうです。こんなこと書くと,年齢と一緒にわたしの実家の所在 地もばれそうですが。
さ〜らまんさんの,数字を挙げた実例で,「労働生産性」が実感できました。またまたまた,目から鱗,でした。
三圃式では,労働の「分散」も問題なんだそうですね。さ〜らまんさんも一部おっしゃってますが,いつ耕すか,を分散させることは合理的ですよね。
ところで,英文のURLから必要な内容をピンポイントで「探し出す」,お力には脱帽いたしました。
 

"Less Work but More Production."  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 5日(水)20時34分47秒
  んじさん、またまた。

でも、さ〜らまんは頭に乗って、ニ圃式農業の図も作ってしまいました。

ただし、休閑地を耕起する時期はわからないので適当です。2回行うのは確かのようですが。
三圃式農業で、休閑地を耕起する時期は、故飯沼二郎大先生の本に書いてあったから、それを信じて図に書き入れたのですが、ニ圃式農業のは、下記URLなどを調べてもよくわからなかった。

でも、下記URLに面白いことが書いてありました。

農地が900エーカーだとすると、1年当たりでは、
ニ圃式では、作付面積は450エーカーで、耕起する面積は1350エーカー。
  休閑地を2回(450×2)+作付地を1回(450)=1350。
三圃式では、作付面積は600エーカーで、耕起する面積は1200エーカー。
  休閑地を2回(300×2)+夏作地・冬作地を各1回(300×2)=1200。
耕起作業だけで考えれば、少ない労力で多く作付→生産、ということになる、のだそうです。

http://idcs0100.lib.iup.edu/westCivI/medieval_agriculture.htm
http://idcs0100.lib.iup.edu/westCivI/technological_innovations.htm
 

またまた,疑問氷解!  投稿者:んじ  投稿日: 7月 5日(水)10時29分32秒
  つねづね,さ〜らまんさんの着眼点と調査能力はすごい!と思っていましたが,今回も目から鱗,でした。なるほど,夏作=春耕地だったとは…! またそれを説明するにぴったりの図が。さっそく図をちょうだいしました。地理や世界史で,使ってほしい図ですよね。
さて,なんかの本で,「三圃式」は「二圃式」に比べて生産性が上がったとは限らない,というのを読んだことがあります。面積あたり収量の問題と,飼料作物 が直接食料にはならないこと,それに,休閑の期間は実際3年中1年半に近い,ということが書いてあった記憶があります。何の本だか忘れてしまいましたが。 この図から,そんなことを思い出しました。
ありがとうございましたm(_ _)m。
 

休閑地の犂耕  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 5日(水)01時21分43秒
  んじさん、まさにまさに。

ところで、んじさんのご指摘を読んで、ふとつまらんことを考えました。以下です。

三圃式農業における3つの耕区のうち、休閑地以外の2つを
 夏作地(なつさくち)、冬作地(ふゆさくち)、とか、春耕地(しゅんこうち)、秋耕地(しゅうこうち)、と呼んだりしますが、
 夏耕地、冬耕地、とか、春作地、秋作地、と呼ぶことはめったにありません。

それはなぜかでしょう?

夏作地(春まきの穀物畑)では、播種前の4月頃に1回、犂耕を行います。
 夏作地は、夏作物を播種する前の春に耕す(春耕するかな?)土地、あるいは春に種をまく耕地だから、春耕地とも呼ばれる。
 春作物(って何だ?)というものを作る耕地ではないから、春作地という言い方はなんか変なのだ。だから、そんな言い方はめったにしない。
 夏に耕すわけではないから、夏耕地とも言わない。のかな?

冬作地(秋まきの穀物畑)では、播種前の9月頃に1回、犂耕を行います。
 冬作地は、冬作物を播種する前の秋に耕す(秋耕するかな?)土地、あるいは秋に種をまく耕地だから、秋耕地とも呼ばれる。
 秋作物(って何だ?)を作る耕地というわけではないから、秋作地という言い方はなんか変なのだ。だから、そんな言い方はめったにしない。
 冬に耕すわけではないから、冬耕地とも言わない。のかな?

ついでに、

休閑地では、6月頃と7月頃に各1回、だから計2回、犂耕を行います。
 (地方によっては、10月か11月にもう1回耕すから、その場合は計3回も)
 (休閑の翌年、春に種をまく前にも必ず1回耕すからこれを入れると、んじさんがおっしゃるように、最低3回は耕しているのだ。)

で、

 休閑地は、作物を作らないでお休みさせる耕地という意味でなら休耕地と呼んでいいけれど、休耕地というと「耕さない」ところと間違われる恐れがある。耕すのを休むわけではないから注意なのだ。
 休耕地というのは、作るのを休んで、ばんばん耕す土地という意味かも?なんてことはないか?

なんてことを考えたりしました。

三圃式農業では、犂耕(犂を使った耕起)が、1年間に4回(地方によっては5回)行われるわけであります。
 

牧草地,休閑地…  投稿者:んじ  投稿日: 7月 3日(月)11時37分19秒
  牧草地を,手を入れないで放置すると,家畜が好物だけを食べるので,草地が荒廃します。管理されていないように見 えて,じつはなにげない管理が行われていたはずです。それから,休閑地というのは,イメージ的に「土地を休ませている」みたいですが,実は3回以上の犂耕 や,草のすき込みを行っていたようです。  

地球アメリカ化計画の挫折  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 2日(日)22時23分29秒
  アメリカ人の場合で計算すると、

世界の穀物生産量は約20億トンで、アメリカ人1人の穀類摂取量は112.5kg
 112.5kg×65億=7.3億トン。 十分足ります。
世界の砂糖生産量は約1.5億トンで、アメリカ人の砂糖類摂取量は29.4kg
 29.4kg×65億=1.9億トン。  やや不足します。
世界のいも類生産量は約7億トンで、アメリカ人のいも類摂取量は63.7kg
 63.7kg×65億=約4億トン。足ります。
世界の豆類生産量はわからないが、大豆の生産量1.9億トンで、アメリカ人の豆類摂取量は4.0kg
 4.0kg×65億=0.26億トン。十分足ります。が、大豆の大半は飼料用としてすでに消費している。
世界の野菜生産量は約7億トンで、アメリカ人の野菜摂取量は127.7kg
 127.7kg×65億=8.3億トン。やや不足します。
世界の果実生産量は知らないが、オレンジ類約8000万トン、バナナ7000万トン、ぶどう6000万トン、りんご5700万トンなどなどで、アメリカ人の果実摂取量は110.3kg
 110.3kg×65億=約7億トン。不足するかも。
世界の肉類生産量は約2.5億トンで、アメリカ人の肉類摂取量は125.2kg
 125.2kg×65億=約8億トンで、大幅に不足します!!!!!
世界の卵類は知らないが、鶏卵生産量は約5600万トンで、アメリカ人の卵類摂取量は14.6kg
 14.6×65億=9500万トン。 不足します。
世界の魚介類漁獲高は約9000万トンで、アメリカ人の魚介類摂取量は21.3kg
 21.3×65億=1.4億トン。  不足します。

というわけで、地球人=アメリカ人、すなわち、世界中の人間がアメリカ人になれば、

穀物は13億トン余るが、肉類は5.5億トン不足します。
で、不足する肉類5.5億トンを生産するには、どうするか。もはや牧草には期待できないだろうから穀物などを飼料として生産する。肉類1トン生産するのに 穀物3〜4トンを使うとすると、不足する肉類5.5億トンを作り出すためには、16.5〜22億トンが必要となり、余っていた13億トン+豆類などの貯金 をすべて使い果たしても無理。というか、穀物20億トンのうち8億トンと豆類の大半はすでに家畜の餌になっているから、貯金は5億トンしかなかったわけ で、絶対無理。みなさん!アメリカ人になってはいけません!!

ちなみに、地球人すべてが日本人になれば、魚介類と卵は大幅に不足しますが、
穀類は7.4億トン必要で、約12.5億トン余る。すでに家畜飼料用に使われていた8億トンを減じても4.5億トン余る。
肉類は3億トン必要で、0.5億トン不足するが、不足分を余った穀物4.5億トンのうちの2億トンを使って作り出すことができる。
よかったよかった。

もっといいのはインドだな。
BSEの心配もないし。酒もあまり飲まないからそのための果実や穀類もいらないし。

全地球インド人化計画始動!!
 

インド人の食生活  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 2日(日)00時43分45秒
  統計表再掲載
 

1穀物(トウモロコシ)=1/2鶏肉=1/4豚肉=1/8〜1/7牛肉  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 2日(日)00時18分32秒
 
インド人の一人1日あたり熱供給量(単位:Kcal)
国名   計 穀類 砂糖類 いも類 豆類 野菜類 肉類 卵類 魚介類 乳製品 その他
インド  2,459 1,461 240 48 118 45 23 6   9 96   413
アメリカ 3,774     836 667 103 37 78 453 56 29 388 1,127
日本   2,761 1,059 279 70 18 75 167 76 173 108   736

インド人の1人あたり供給食料(単位:kg)
国名   穀類 米 小麦 砂糖類 いも類 豆類 野菜類 果実類 肉類 卵類 魚介類
インド  157.8 83.4 58.4 24.7 24.1 12.4 69.5 37.7   5.8 1.6 4.8
アメリカ 112.5 9.4 84.5 71.9 63.7 4.0 127.7 110.3 125.2 14.6 21.3
日本   113.8 57.7 43.4 29.4 34.1 2.0 106.5 56.3 46.7 19.1 68.2


世界の穀物生産量は約20億トンで、インド人1人の穀類摂取量は157.8kg
 157.8kg×65億=約10億トン。 十分足ります。
世界の砂糖生産量は約1.5億トンで、インド人の砂糖類摂取量は24.7kg
 24.7kg×65億=1.6億トン。  ほぼ足ります。
世界のいも類生産量は約7億トンで、インド人のいも類摂取量は24.1kg
 24.1kg×65億=約1.6億トン。十分足ります。
世界の豆類生産量はわからないが、大豆の生産量1.9億トンで、インド人の豆類摂取量は12.4kg
 12.4kg×65億=0.8億トン。十分足ります。
世界の野菜生産量は約7億トンで、インド人の野菜摂取量は69.5kg
 69.5kg×65億=4.5億トン。十分足ります。
世界の果実生産量は知らないが、オレンジ類約8000万トン、バナナ7000万トン、ぶどう6000万トン、りんご5700万トンなどなどで、インド人の果実摂取量は37.7kg
 37.7kg×65億=2.5億トン。十分足ります。
世界の肉類生産量は約2.5億トンで、インド人の肉類摂取量は5.8kg
 5.8kg×65億=0.4億トンで、足りるどころかあまってあまって…、腐るほど余ります。
世界の卵類は知らないが、鶏卵生産量は約5600万トンで、インド人の卵類摂取量は1.6kg
 1.6×65億=975万トン。 十分足ります。
世界の魚介類漁獲高は約9000万トンで、インド人の魚介類摂取量は4.8kg
 4.8×65億=3000万トン。  十分足ります。


という具合に単純計算しても十分足りますが、特にインド人という場合は、肉をほとんど食わないという点がミソなのです。

現在、世界では肉を生産するのに、大量の穀物を使っています。世界で生産される穀物(年間生産量約20億トン)の4割の8億トンは家畜の飼料になります。 世界の肉類生産量は約2.5億トンで、そのすべてが穀物で飼育されるとすれば、肉1トン生産するために穀物は3トン強必要となります。実際には、羊やヤ ギ、および放牧形式で飼育される牛など、牧草で飼育される家畜の肉があるから、それを差し引いて考えると、肉1トンを生産するのに4トンくらいは必要で しょう。

種類別にみると、穀物=トウモロコシとして、
鶏肉1kgのためには、穀物2kg
豚肉1kgのためには、穀物4kg
牛肉1kgのためには、穀物7〜8kg
が必要のようです。

世界すべての人間がアメリカ人の暮らしをするならば22億人しか食べられないが、インド人の暮らしなら100億人が暮らせる」という試算があるそうです。
 

インドの食事  投稿者:ちか  投稿日: 7月 1日(土)19時50分13秒
  この前は回答ありがとうございました。またまた質問があるのでよろしくお願いします。世界にはインド人の生活水準で均等に生活すれば、世界中の人が飢餓で苦しまないで済むぐらいの食料はあると聞きました。インド人の世界水準の食事とはどのようなぐらいですか?  

iいいでしょう  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月30日(金)02時38分43秒
  三圃式農業では、耕地とは別に放牧地があってそこで放牧しており、休閑地での放牧も行われることが多かった。放牧地といっても,しっかり管理していい牧草を作るぞ!とリキを入れた利用ではなくて,ムラのまわりの原野を利用して,という程度だったでしょうが。

フランドル農法やノーフォーク農法は,混合農業のはじまりはじまり,という程度の理解でよくて,受験地理では,どんな農法ぞ?と詮索する必要はないと思いますが,勉強中さんの理解でいいです。たぶん。
 

こだわってしまいますが  投稿者:勉強中です  投稿日: 6月29日(木)20時23分39秒
  何度もすみません。三圃式農業では休閑地で放牧、フランドル農法やノーフォーク農法では飼料作物を作っているので舎飼いと考えてよろしいでしょうか。  

牧場でのんびり♪  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月29日(木)11時01分17秒
  ♪乳牛が牧草地でのんびり♪ いいですねえ。


混合農業は舎飼いと言い切らねばならない。

酪農はいろいろです。
 デンマークや五大湖周辺では舎飼いが多い。混合農業と同じく、耕地で栽培した飼料作物を与えて飼育する。
 イギリスやアイルランドはいろいろですが、どちらかというと牧草地でのんびりの放牧が多い。
 ニュージーランドはほとんど放牧でしょう。
 スイスのは移牧ですから、夏はアルプで放牧、冬は麓で舎飼い。冬は、夏の間にアルプで作っておいた乾し草で飼育する。
 

ヨーロッパの農業  投稿者:勉強中です  投稿日: 6月29日(木)10時41分57秒
  混合農業とか酪農とかで飼育されている家畜は、「舎飼い」と言い切ってしまっていいですか。ヨーロッパの風景で乳牛が牧草地でのんびりしているシーンが頭に浮かんでしまうのですが。  

ヨーロッパのミニステート  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月21日(水)22時28分20秒
  344さま こんにちは。またまた、ぎゃふん。

存じません。そもそも、アンドラ公国、モナコ公国、サンマリノ共和国などという国は、国家として存在することだけでも不思議。不思議の国、変な国、として 売り出しているんだから、普通の国のようにEUに加盟したら、売りがなくなってしまうからじゃないですか?(といいかげんにあしらってみる)

344さん、私は地理マニアじゃないんだから、試験に出ないことはまったく知らないんですよ。大学生さまになってから、じっくり研究してくださいよ。そして、私に教えてください。
 

ユーロランド  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月21日(水)21時37分45秒
  殿の疑問
「イギリス・デンマーク・スウェーデンがユーロランドに参加しなかったお国事情」

参加しない理由は、3か国とも国民の過半が参加反対だから。
 デンマークとスウェーデンは国民投票をし、僅差だが反対が賛成を上回る。イギリスは
むかしのサッチャーが絶対反対。現在でも大蔵大臣がユーロ懐疑派。国民の世論調査でも反対が賛成を大幅に上回る。

参加反対者が多いお国事情は、知らない。
 デンマークとスウェーデンは賛成者もけっこういるから、お国事情はこれ!というわけにいかないが、
 イギリスは「わが道を行く」という考えの強い国。
 デンマークとスウェーデンは福祉レベルの後退を嫌う人が多い国。

 3か国とも君主国で、お札から国王(女王)の肖像が消えることに反対する人が多いから、という説もありますが、ベルギーやオランダなど参加国にも君主国は多いから、これはにわかには信じがたい説。イギリスにはある程度あてはまるかもしれませんが。

 当掲示板で、かつて同様の疑問があり、私は知らないので、別のサイトからパクッテコピペをしておきました。
http://www.lcv.ne.jp/~saland/qabbs2004-08-06.htm
上記頁の2004年10月 8日(金)12時07分0秒の書き込み「イスデが通貨同盟に不参加の理由:パクってコピペ」をご参照ください。といっても、携帯電話では見ることができないでしょうから、コピペのコピペをしておきます。

イギリス・・・ユーロの成功を見届けた上で参加するというのが基本的スタンスである。しかし、昔から欧州統合政策に対して主権を超国家的な機関に委譲する ことへの抵抗があった。また、昔からドイツの欧州支配を嫌う国民感情があったりして、99年に行われた世論調査でも反対多数であった。
スウェーデン…EU加盟に伴う急速な財政赤字削減が、福祉予算の削減という形で国民にはね返ってきたため、国民のEU加盟に対する失望感が広がった。国民 の反対論が根強いことを背景に、ERMに参加しておらず、EMUにも当面不参加を表明した。近年の世論調査でも反対多数であった。
デンマーク・・・2000年9月28日、ユーロ参加の是非を問う国民投票を実施したが、反対多数で否決された。国民には、ユーロ参加による福祉レベルの低下の懸念や、独仏主導で進む欧州統合自体への不信感などが原因である。
 

人口今昔物語  投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月21日(水)03時51分37秒
  344さま、殿、ちかちゃんさま、旅に出ておりお返事が遅れました。また、今夜も明けてまいりましたので、今日は、ちかちゃんさまの疑問のみにおこたえし、続きは明晩。

◆ちかちゃんさまの疑問1
>なぜ産業革命で人口が増えたのですか?
おこたえ
 人口増加に対して、誤解がありますね。人口が増えるのは、出生率が上がるからではなく、死亡率が低下するからです。
 今ハ昔、産業革命期のヨーロッパでは、第二次世界大戦後の発展途上国と似ており、出生率は以前と同じく高いまま、死亡率が下がりました。死亡率低下の理由は、栄養状態の改善、公衆衛生状態の改善、医薬の普及があったからです。

 違うのは、第二次世界大戦後の発展途上国では、所得水準がそれほど向上しない場合でも、医薬の普及などにより死亡率が低下したが、産業革命期のヨーロッ パでは所得水準もかなり向上した(人口増加率以上に経済成長率が高かった)うえ、新大陸へ移民した人も多かったから、人口の急増がそれほど問題にはならな かった、ということでしょうか。
 なお、所得水準の向上により栄養状態が改善されて死亡率が低下する場合は、ごくわずかの期間ですが、出生率もやや上昇します。それは、貧乏で貧乏で結婚 も出産もできないという人が減るからです。避妊法が普及していないときには、暮らしが成り立ち安心して子どもが生める時代になれば出生率は上がるというわ けです。この現象の理由は、たしか2002年度の慶応大学経済学部の入試で問われました。ただし、この上昇幅はそんなに大きくありませんから、教育実習の 授業ではふれないほうがいいでしょう。

◆ちかちゃんさまの疑問2
>世界的に急速に人口が増えた時代、日本では人口増加はしたのですか?

おこたえ
 世界的にではなくてヨーロッパの産業革命期にということですね。新大陸でもヨーロッパの人口を吸収して(ヨーロッパから移民が来て)人口が増えましたけ ど、アフリカやアジアはその頃それほど増えずアフリカは奴隷貿易がなくなる19世紀半ばまではむしろ減少したといわれています。
 今ハ昔、江戸時代の日本ではあまり増えておりません。飢饉などがあって死亡率が高く、また独身者もけっこういたからでありましょう。明治以降は増えています。

◆ちかちゃんさまの疑問3・4
>あばぁちゃんとかの時代は子どもが多かったと聞きましたがなぜですか?また、戦前以前の人口はどうだったんですか?(←人口?子どもが多かったかどうか、出生率が高かったかどうか、ということかな?)

おこたえ
 今ハ昔、おばぁちゃんの時代とかですが、20歳くらいで結婚した夫婦が普通にいっしょに暮らしていれば、子どもが4〜5人以上生まれるのは自然の成り行きです。なぜも何もありません。
 なぜもなにもありません。自然の摂理であります。

 子どもが2人とか1人しかいないというほうが自然に逆らっているのです。コンドームを使うとか、子どもを仕込むようなことをめったにやらないとか、できてもおろすとか、そういうような人為的なことをしなければ、自然にそうなります。
 生まれてもすぐに死んでしまえば子どもは少なくなります。江戸時代なら乳児死亡率が200パーミル(20%)ぐらいだったらしいから、5人生んでも満1 歳を迎える子どもは4人になり、そういう時代なら、その後も成人するまでにもう1人か2人は死ぬだろうから、5人生んでも大人になれるのは2人か3人。
 しかし、おばぁちゃんの時代には、そこまで乳児死亡率が高くなかったし、生まれたあかちゃんの口に濡れ手ぬぐいを置いて窒息死させて子どもを少なくするとかいうこともしなかったから、5人生めば4人ぐらいは成人できたでしょう。
*1925年の合計特殊出生率は 5.11
     乳児死亡率は   142.4パーミル(14.24%)
 乳児死亡率は、大正元年以後の乳児死亡率の推移を見ると、大正末期までは150パーミルを超えていたが、昭和に入って逐年減少し、昭和15年には100 パーミル以下となった。戦後は、昭和22年の76.7パーミルから急速に低下し,昭和47年には11.7パーミル、2003年には3パーミル。

というわけで、おばぁちゃんの時代に子どもが多かった理由は、
 自然に逆らわず生んだから。そして、生まれた子どもが以前ほど死ななくなったから。であります。

 戦前の合計特殊出生率は、1925年、30年、37年、40年しか入手できませんでしたが、下にグラフを示します。また、下記URLにもあります。

http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpaz199601/b0004.html

 

ヨーロッパの小国  投稿者:344  投稿日: 6月20日(火)23時03分52秒
  毎週、大阪で大先生の御尊顔を拝見させていただくのを楽しみにしております、344です。
平素は授業後に珍奇な(?)ことばかり質問し、いつの間にか『オーストラリアの油田』の記事で「ひさまに」という名誉の称号を頂戴しておりました‥‥何と言う、過分の沙汰!!!感激致しました!これからも宜しくお願いします。

さて、本題ですが‥‥EU加盟の価値について、些細な疑問があります。EUに属していないのにユーロ通貨を使用している国(=アンドラ公国、モナコ公国、 サンマリノ共和国)は、何故EUに加盟していないのでしょうか?三ヶ国とも超小国で、EU諸国との交流やユーロ通貨なしには自国社会・経済が成り立たない のは明白ですが‥‥
いろいろ推測するのは可能ですが、決定的な要因が見つかりません。至極面倒とは存じ上げますが、どうか御教示下さい。
 

ユーロランド  投稿者:源義経  投稿日: 6月20日(火)00時50分30秒
  イギリス、デンマーク、スウェーデンがユーロランドに参加しなかったお国事情って簡単にいうとなんなんですかねぇ?  

昔と今の人口  投稿者:ちか  投稿日: 6月19日(月)14時07分19秒
  私は高校地理教員を目指していますが、大学の授業で人口の序章のところの模擬授業をすることになりました。そこでいくつかの質問をさせてください。
今は、日本は少子化で困っていますが、あばぁちゃんとかの時代は人子どもが多かったと聞きましたがなぜですか?また、戦前以前の人口はどうだったんですか?
世界では産業革命、第二次世界大戦後に人口が急増しましたが、なぜ産業革命で人口が増えたのですか?私の認識では産業革命は世界的に工業が発展し、工業が 発展するに連れて、労働力があまり必要でなくなるので子どもが減るという認識があるのですが・・・それと、世界的に急速に人口が増えた時代、日本では人口 増加はしたのですか?