戻る

G-SALAND 地理の疑問・発見掲示板−過去ログ−
2004年6月24日から2004年8月5日まで

 今回の疑問:箸の文化と手で食う文化 旧ソ連とカナダの小麦カレンダー 玄界灘の玄海国定公園 ラプラタ川は湾ではなくてなぜ川か 環日本海 メルティングポットとサラダボールの違い 国有林と民有林と公有林と入会林野 森林蓄積量 ベルギーのチョコレート チョコレートの歴史 ベネルクスという呼称の始まり BRICsという呼称の始まり NAICという呼称の始まり 

 今回のジオゴロ:サハラとサヘルで腹ヘル タイのチーク タイの冷凍チキン 生物で習う植生

 今回のおしゃべり:世界地理パズル 地形図式の変化 地名表記の変化(特にウクライナの地名) 中国地名の読み方 地名の現地語表記 へんてこ地名(中国) 文部省の地名表記ガイドライン FTA交渉と農産物輸入 佐々木高明先生 内田忠賢先生 お時間御座いましたら トレーサビリティ ギリシャクイズ 南欧型少子高齢化現象 ユダヤの食の禁忌

今年の夏は熱い書き込みで始まりました:熱いです!:地理学科への進学 地理学科在学生の現在 地理学科卒業生の未来 ユーリー・スコット教授 生涯学習のすすめ

 今回の主役:んじさん (元)河合塾と三年契約さん 勉強中ですさん ツルツルボーイさん ちりけんていさん 不明さん やばいさん 第一志望は譲れないさん たくやんさん 勉学さん シトロさん 地理学コース生さん 秋人さん う゛ねささん ユートピアンさん



ギリシャマニア 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 8月 5日(木)08時27分53秒

前回のギリシャマニアクイズのお答えです。
ちりけんていさま、ピンポーン! 正解です。
合計特殊出生率の急激な低下。日本もそうだが、ギリシャは日本よりすごい。イタリアやスペインやポルトガルと同じですね。少子化は高齢化の一因。南欧型少子高齢化現象と名付けることに決めました。

ユダヤの食のKinKi 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 8月 3日(火)14時55分43秒

最近、架空の女からの誘惑カキコ多く、削除に追われてます。汝、架空の女を相手にすべからず。
タブーを引きました。

ひづめが分かれかつ反芻するものはOKだが、ひづめが分かれていないウサギ、イワダヌキ、反芻しないラクダ、ブタはダメ。
それから、魚らしくない水生動物、獣らしくない陸上動物、鳥らしくない飛行動物はダメ。すなわち、鱗やヒレのない魚、足を持たぬヘビ、四本足のくせに空を飛ぶむささび。

要は、自分らの分類体系のなかにうまく位置付けられないものは異常だからケガレとして避ける。
ふーん、頑固なり、と思った。

今日も暑い 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 8月 1日(日)09時55分13秒

う゛ねささま、返事を頂き感謝しております。
P.P.は、Powerpointの略だったのですね。
名前は聞いたことあります。どういうものかは知りませんが。

就職・転職サイトは時々見ております。語学の重要性が年々高まっているのは知ってます。
う゛ねささまの言われるようにメーカー系では必要な場合が多いでしょう。
ただ、私の会社もモノを作って売る商売なんだけど・・・・・メーカーと言っていいものかどうか・・・・・微妙です。

「PCに触れるのと同じく、読み書きに不自由がなければ、それで一生過ごせるかも。それはそれでうらやましいことだと思います。」

とのことですが、日本語ですら読み書きに不自由です。いわんや英語・・・・鬱。

あとウェーバーさんは社会学の分野で有名な方のようですね。知らなかった。
機会があれば紹介していただいた著書を読んでみたいです。しかし・・・・・オッサンは読んでも意味がないそうなんですけど・・・・・私は27歳なんですけどオッサンなんでしょうか・・・・・微妙です。

ところで、MCて何ですか?マスターコース?
世の中知らないことばかり。

卒論発表の際には 投稿者:う゛ねさ  投稿日: 8月 1日(日)06時47分27秒

>ちりけんていさま
P.P.は、Powerpointの略です。
今時の地理学科だと、この4アプリケーションはすべて使うのではないでしょうか。
学会発表でもP.P.使う方が増えてきましたし。

そして語学資格ですが、就職・転職サイトなんかはご一読されたでしょうか?
企業のグローバリゼーション化により、メーカー系では必要でしょう。(部門によりけりでしょうが)
現在、メーカー系では英語に加え、中国語ができると今の世の中引く手あまたのようです。
語学は持ってて損はなく、しゃべれるに超したことなく、使えれば就職の際の選択肢は
増えるでしょうって程度です。
小学生から英語が必須科目となろう御時世、新卒の就職にも反映されてると思います。

企業に勤務されている方で、外語が日常業務に必要か否かは、業種によりけりですから。PCに触れるのと同じく、読み書きに不自由がなければ、それで一生過ごせるかも。それは
それでうらやましいことだと思います。

ウェーバーはオッサンたちが読んでも意味がないかも(笑)
学問に浸っている最中の、特にMC在籍中の若者には有益だと思います。

ちなみに 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 8月 1日(日)05時22分31秒

あたいもちんぷんかんぷん。語学はいろいろ手をつけたがモノになったためしはなく、英語とて、塩尻駅でアメリカ人に「新宿行きのホームはどこか」と聞かれたとき、一番線を指差して「ワン、ワン、ワン。ワンでっせ。」としか言えなかった犬の遠吠え人間だし。マックス・ウェーバーなんて、文庫本を買ったけど、読もうとしたこと自体が知り合いにばれたら恥ずかしいから読まずに捨てた。村の寄り合いでウェーバーがどうのこーの、とか言えば、村八分になるは必定だから、賢い決断であった。アルフレッド・ウェーバーの工業立地論ならもっているが、これとて訳本で読みにくいこと限りないから拾い読みしてお蔵入り。P.P.なんざ使う機会がないからいらん!とハナから決めてるし。だめですねえ。生きた化石です。

ついでに。
本日、ある若者が、生物の本に書いてあったらしいゴロを教えてくれた。

「疲労してもへこたれずお手伝い、ああ熱がでた。
 ビロウ  ヘゴ   ソテツ  亜熱帯多雨林

なんじゃー、こりゃー! くだらん!
ジオゴロもこの程度かも、と思ったら、熱がでた。

「耳たぶに付ける薬を、どうか少々貸してほしい。」
「水ならば火力を低下させられる。よぶな呼ぶな帰ってくり。」
「盗品の米つんで信用されずに調びられ、エーゾ待つぞと留まった。」

わからん!
タブ ツゲ クス ? 照葉樹 カシ シイ
ミズナラ 夏緑林 ?  ブナ カエデ クリ
トウヒ コメツガ 針葉樹 シラビソ エゾマツ トドマツ
かな?

ああー、くだらん! やめてくり!

都市人口率ですか? 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 7月31日(土)21時55分43秒

さ〜らまんさま、考えてみましたが、自信がありません。
そのうち答えを教えてください。

さて、う゛ねささんにあやまらないといけません。
気象予報士は「もれなく」の方には記していないです。すみません。
寝ぼけて書き込みしたのでどうか水に流してください。
う゛ねささんの書き込みに「ケチ」をつけるつもりではありません。
私は地理学科の学生でも卒業生でもありませんので知らない世界を知りたいだけです。

ただ、またちょっと気になるので質問させてください。
「SEなどの技術系除いて、語学資格がいかに重要なのか御理解いただけるかと思います。」
と言っておられますが、
私も社会人として仕事をしてますが、語学資格とは縁がありません。職場で必要性を感じたこともないし、周りに語学に堪能な人も皆無です。仕事も技術系ではありません。
ひょっとしてこういう私および会社は時代遅れ?
さらにマックス・ウェーバーも知らないし、Accessも触ったことありません。
あとWord Excel のあとのP.P.て何ですか?
何か不安になってきました。

う゛ねささま、「語学資格の重要性」についてどうかもう少し詳細を希望いたします。


古典といえばギリシャマニア 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月31日(土)18時48分0秒

明日から8月。8月といえばアテネ・オリンピック。

日本でワールドカップが開催された2002年に、にわかサッカーファンが増え、阪神が優勝した2003年に、にわか阪神ファンが増えました。今年はにわかギリシャファンが増えるか? 受験地理問題はミーハー的な面がありまして、巷の話題をネタにしたものも多いですね。

そこで、ギリシャに関する人口統計問題です。次のうちから誤っているものを1つ選べ。
(統計年次は2000年以後現在までで考えてください)
 1.ギリシャの人口は日本より少ない。
 2.ギリシャの人口密度は日本より低い。
 3.ギリシャの人口の自然増加率は日本より低い。
 4.ギリシャの死亡率は日本より高い。
 5.ギリシャの乳児死亡率は日本より高い。
 6.ギリシャの合計特殊出生率は日本より低い。
 7.ギリシャの老年人口率は日本より高い。
 8.ギリシャの平均寿命は男女とも日本より低い。
 9.ギリシャの1人当たり栄養供給量(kcal/日)は日本より多い。
 10.ギリシャの都市人口率は日本より高い。

古典もね 投稿者:う゛ねさ  投稿日: 7月31日(土)13時13分57秒

マックス・ウェーバーの「職業としての学問」
これは大学生や院生の方には読んでおいて欲しい一冊です。

さて、気象予報士は「もれなく」の方には記していないはずですが。
私の書き方が悪くて誤解されちゃったんですね、すいませんm(_ _)m
「気象学」専門の教官がいる大学(日本の地理学系では絶滅危惧種ですが)で
講座が開設されていれば、どこぞのライセンススクールに通わずに済みます(笑)
気象予報士は大変ですよね。文系の方の独学はかなり厳しいのではないでしょうか?
かくいう私も実技でコケた口です(爆)

測量士補はそっち系の業界には有利(というか持ってないとね)です。
これまた履歴書記載の件では述べておりません。

新卒者の場合は、初級シスアド程度(私はほぼ無勉で取れましたが)は
書いておくと、「PCやイントラ触れます」程度のアピールになるとは思います。
MSなんちゃらライセンスなどは、わざわざ大卒や院卒の人が取得するような
資格じゃないと思いますね。Word Excel P.P. Accessは触れて当然ですから。
転職サイトなどを見れば、SEなどの技術系除いて、語学資格がいかに重要なのか
御理解いただけるかと思います。

現在の職場には、大卒や院卒でもMSアプリを使えない生きた化石が沢山います(爆)
そういう人に教えてあげているせいか、作業効率がちっともあがりません(苦笑)

ユーリー先生万歳 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 7月31日(土)11時11分6秒

あのー。う゛ねささんにお聞きしたいんですけど、地理学科系で在学中にもれなく取得できる資格に気象予報士が出てくるんですけど、本当に「もれなく」取得できますか?

学校の講義以外にかなり自分で勉強 しないといけないのでは?
それとも講義で気象予報士試験に即して教えてもらえるんでしょうか。
できれば詳細を教えてください。

なぜこういうことを聞くかといいますと、私も密かに気象予報士試験を狙ってます。
完全に独学ですけど。思ったより難しい。前回の試験は実技でしくじりました。
少なくとも半年ぐらいは試験対策の勉強を続けないと受からないと思うんですけど・・・。
私の頭のレベルが低いのかな。
受かっても別にこの資格で食べていく気はないですけど。

あと測量士補と初級シスアドはなぜか私も持ってます。どちらも試験を受けました。
独学で1〜2ヶ月まともに勉強すれば受かります。
ただ、どっちも履歴書には書けないでしょう。旅行地理検定のように。
TOEICのことは分かりませんが、初級シスアドを持ってるかどうかは一般企業の就職にはあまり関係ないように思いますけど。 

以上、生涯学習のススメでした。
興味のない方はスルーしてください。

猛暑! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月31日(土)00時36分0秒

ちょいと熱くなりましたが、猛暑のせいでしょう。

暑いより熱いが好き! 拙サイトは(受験地理マニアの)青春サイトですから。

シトロさん、あなたさまの人生の一大事をサカナにして言いたい放題!ごめんなさい。
悩んで得た結論、というか方針は、密かに胸のうちに秘めておいてくれていいですよ。
個人の決意を世界に向かって公開する義務はありませんから。

(無題) 投稿者:シトロ  投稿日: 7月30日(金)20時40分55秒

ああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁ

とりあえず、アドバイスをくれたみなさん本当にどうもありがとうございます。
自分は進路をどうすればいいかわから無くなってきました。。。
もう少し悩んでからまた書き込みします(逃げてませんよ!

おお!ユートピアンさん! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月30日(金)11時43分2秒

そして、ちりけんていさんも!

この掲示板が……
まるで……
ユーリー先生が生きてらした頃のようだ!

こうなるといよいよ、ユーリー・スコット教授にご登場いただかねばなりますまい。

ユーリー先生曰く、
「人間は一生学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。」
「肩書きや、出世して大臣になるために、学ぶのではないのです……。」
「では、なぜ学び続けるのでしょう?」
「……それが、人間の使命だからです。」
そして曰く、
「人間はどんな所でも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば。」
「人間は学びたいという心さえあれば、どんな所どんな時でも学べる。」

平賀太平氏もおっしゃっています。
「学問はどこででもできる。便所の中でもな…」

ユーリー先生はさらに曰く、
"信念を持って大胆に行動せよ。そうすれば結果はついてくる"

http://mausam.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~kajio/profile/phrase.html


(無題) 投稿者:ユートピアン  投稿日: 7月30日(金)02時55分35秒

わたくし高校時代「高校地理」が大好きで、地理の教員になりたいと思い、
10年ほど前何も考えず私立文系地理学コースに入ってしまいました。
入ってしまった大学の地理学コースに超有名な研究者がいて師事していたにもかかわらず
薫陶さえ受けず、また、目標だった教員免許も取得せずに卒業してしまった不届きものです。
大学卒業後測量会社に就職しましたが、1年そこそこで辞めてしまい鉄工所などなどでのアルバイト生活を経て現在高校で大好きな「高校地理」の非常勤講師をしております。
確かに将来を考えて大学を選択すべきなんでしょうけど、行きたいと思う所へ行ってしまえば良いとわたくしは思います。

まあ綺麗事ですが、いつでも勉強したい!と思える時に勉強したら良いと思うし、幾つになってもそう思えるよう、そして実行に移せる人になって貰いたいなあと思い生徒を眺めています。

あ、わたし学校の同僚にユートピアンと呼ばれています。

取得可能な実務資格 投稿者:う゛ねさ  投稿日: 7月30日(金)01時06分8秒

・地理学科系で在学中にもれなく取得できるであろう資格
★測量士補      ※大学によっては取得できません。
★一種教員免許(地歴)
・特殊だが、本人の努力次第で取得できるであろう地理学(地理)に関連する資格
★気象予報士
★一般・国内旅行業務取扱主任者
★環境計量士(環境計測士)
★森林インストラクター
★社会調査士 ←オススメ ※大学によって単位取得講座を設置しています

地理検定はマニア度を計測するものであり、実務資格ではありません(笑)
履歴書の空欄埋めにはいいかもしれません。
生涯学習することは素晴らしいことです♪>ちりけんていさま

今時の若者は、上記取得前に、
★TOEIC       など語学試験
★初級シスアド   などPCやネット関連の資格
を取得しないと一般企業への就職は「難」であることを付言しておきます。
これからの時代「語学が苦手」という方は通用しません、たぶん(笑)>秋人さん、がんばれ!

仕事と勉強そして現実? 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 7月30日(金)00時36分36秒

ちょっと忙しくてここの掲示板を見てませんでした。
議論が白熱してますね。にぎやかでいいことです。
ちょっと異論?があるので、さ〜らまんさん同様に述べさせていただきます。
気にいらない時は無視してください。

なんかみなさん「就職」にこだわってるみたいですね。どうしてだろう。これからの時代の日本は大きな変化に見舞われる可能性が大きいです。いいところに「就職」できてもずっと安定して生活できるとは限りません。現に終身雇用制度は崩れてきてるし、年金制度も実質破綻している。総理大臣は人生いろいろなおっさんだし。今ある制度や社会の状況を前提に自分の将来のことを計画しても絵に描いたもちになる可能性が大きいと私は思います。社会の流れに個人で対抗するのは難しいです。

学生として勉強したければ大学に行って、それ以外の時間に働いて学費と生活費を稼げばいいだけのこと。現にそういう人を私は知ってます。男ひとり食べていくぐらい今の世の中ではヤル気があればそう難しくなくできます。(女の人すみません)

地理学コース生さんは「仕事と勉強は別物」と言っておられますが、そんなことはありません。「仕事と自分のしたい勉強は別物」かもしれませんが。
さ〜らまんさんが「大学で勉強しただけで、それに結びついた仕事をしよう!なんて考える魂胆がいけない。」と言っておられますが、まさにそのとおり。社会に出てからの知識やノウハウの「勉強」の方が学生の時の「勉強」より質・量とも圧倒的に多いはずです。少なくとも私にとってはそうでした。今でもそう。
もしそうでなければ、その仕事はいわゆる「ルーチンワーク」でしょう。
また、仕事と関係ないことでも、勉強していいはずです。

私は地理学コース生さんと違って、社会人になってから勉強の面白さがわかりました。
地理検定試験を受けたのもその一環?です。他にも沢山勉強したいことがあります。
現在も継続中。
一生勉強を続けるのが人間です。それこそ生涯学習そのもの。

あ。今日はまじめです。酒は飲んでません。ねます。



P.S 投稿者:秋人  投稿日: 7月30日(金)00時20分6秒

 私は文系地理学であり、かつ研究室推薦など無い身であります。う゛ねささんのお言葉もまたきく〜〜。

その言葉、きく〜〜 投稿者:秋人  投稿日: 7月30日(金)00時15分46秒

 さ〜ら師匠、地理学コース生さんの議論をお聞きしていると、学問と現実問題のギャップは、まさに今の私には感慨深いものがあります。

 当大学院の研究室を考えてみても、本当にそれで飯を食おうと魂胆をもって活動することは、至難の業であります。30歳までになんとかポストをゲットすることが1つの目標であり、現役で大学に入学しても10年以上は在籍し、かつ成果を残し、運を招くことに終始するわけであります。

 さらに言うと、とくに今の時代は、数々のスキルを求められるわけであります。私は語学に難がありますので、非常に苦労しておる次第です。好きなことをして、それで飯を食っていくまでの苦労と、努力ではどうしてもカバーできないものを考えると、学問とその後の何を家業とするのかという人生設計については、別個のものとして考えることはやはり賢明であると思います。事実、当研究室の院生も現実的志向の方が多いと思います。

 私自身も、どちらかというと、とくに深く思慮することなくここまでやり過ごした感があるだけに、お二人の議論、かつシトロさんの進路の悩みを通して、改めてこれからの身の振り方を考える機会を得させていただいた次第です。私の意見としては、地理学コース生さんは非常に楽しい学生生活を送られていることが、文面からも感じます。自身も学部時代に同様の経験をしたし、まさに地理学部生の鏡のようであります。

 まずは、修士論文に向けて研究を進めることと、自分の今後の可能性を少しばかり考えて見ることにし、世間に恥じない院生生活を送ることとします。ちなみ、私の意見ですが、さ〜ら師匠のように何か全く別のことに打ち込むことも本業を活性化し、継続していくためにも大事なことだと思いまする。

さらなる現実 投稿者:う゛ねさ  投稿日: 7月29日(木)23時51分58秒

地理学は大きく自然系と人文系に別れますが、
お二方は人文系の方でいらっしゃるのでしょうか?

就職は、公募している企業に自らエントリーする、通称:文系就職と、
有力大学の教官や研究室宛に、企業から求人票(枠)の来る 通称:理系就職があります。
自然地理学系では、測量や試料解析などのコンサル系を筆頭に理系就職の口は若干有ります。
勉強と仕事が結びつく好例もありますからご心配なく。

文系就職で企業に入るのであれば、地理学などという経済界にとっては参考程度にしかならない学問を行う学科へ進学するよりも、経済・経営・法など社会科学系へ行かれた方が
よいかと存じます。
さらに都市計画や防災、環境問題に携わりたいということであれば、工学部や農学部への
進学を勧めます。地理学はあくまで解析までであり、実際の計画案や建造物などの施工は
工学や農学の分野となります。
地理学科はあくまで基礎領域がメインであり、非実験系講座として、大学内での予算配分
が少ないところが多いので、ロクな研究もさせてもらえずに4年間無為に過ごさねばなら
ぬ大学も多々ありますから、研究がしたいのなら、よく調べて出願先を決定して下さい。

大学院で地理学を研究するなるところは、就職までのモラトリアム期間と考えると、研究者(アカポス)や教員(専修免許取得用)への就職を考えている人以外は行かない方が、真っ当な人生を送れると思います。
就職口がすでに確保されており(ご実家を継ぐなど)人生80年であれば、大学時代に老
後の余暇用として、地理学を大学の4年間で修めるという考え方もあるでしょう。

なにはともあれ、好きこそものの上手なれ。
実際が現場が就職がどうであろうと、情熱を維持し続ける自信があれば地理学科に飛び込んでみて下さい。
御自分はもとより、後進のためにも、素敵な道を切り開いていただけることを願います。

現実を直視せよ! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月29日(木)23時06分1秒

おっ、地理学コース生さん、うまいことをいうな!と思いましたので、わたくしめも便乗し、シトロさんをほったらかして思うところを言いたい放題、述べさせていただきます。

地理学コース生さん曰く、
>勉強と仕事は別物です。
さらに曰く、
>それが結びついた職につける人なんて一握りだし、とても幸せなんだと思います。

まさに、まさに!

だいたいだ、資格を取るために大学に行く人は別にして、そーでない学部・学科に行く人は、大学の4年やそこら、あるいは大学院まで入れて6年、あるいは9年やそこら勉強しただけで、それに結びついた仕事をしよう!なんて考える魂胆がいけない。

そもそもだ! たった4年やそこら受けた教育をもとにして同じ仕事を一生やろう!なんてせこい考えを持つのも情けない。スキあらば全く別の仕事をしたい!と思うくらいの気概がほしい。

人生80年時代、会社勤めを終わってからもまだまだ死ぬる日までは長い。老後を年金で暮らそうなんて魂胆でいても、若者から養いきれません!と絶縁状をつきくけられ、飢え死にする時代が来るかもしれません。だから、老いても働くことを射程に人生設計をせねばなりません。同じ仕事を死ぬまで続けることのできない時代なのであります。勤め人はスキあらば起業して定年のない仕事を自分でつくらなくちゃいけません。

ワタクシもスキあらばこの稼業から足を洗いたい、たとえば創意工夫の農園経営をしたいものだ!と常々思っている。だから気概はあるが、この稼業、最初のうちはただただ追いまくられて流されるままに月日がたって足を洗えず、さらに、つい5年くらい前、地理っぽいことをやることのおもしろさもさることながら、それよりも、成長しゆく若者ウォチャー稼業におもしろさを得まして、ますます足を洗えず、ついに20年ばかりたちました。
あたしの場合は、大学というところにかれこれ13年もいたから地理っぽいことでメシを食い続けても少しは許してもらいたいが、それでも、こんなことではだめですねぇ。
あまりにこの稼業にのめりこむと、稼業をやめたときにボケるは必定。それはいかん!と、時間を作って毎日1時間はたんぼの土手の草刈りに精を出す今日この頃でございます。

エールのつづき 投稿者:地理学コース生  投稿日: 7月29日(木)21時39分18秒

もっと現実的に、当大学の地理コース卒業生の今の状態を前々から聞いているので、参考程度に。
・院生だったTさん:マーケティングリサーチの会社に就職。広告業務も取り扱い、毎晩遅いけど楽しいとのこと。
・農協に行ったIさん:自動車共済の業務で外回りが辛いときもあるけど、パソコンの操作など、大学時代にやっていたことの応用が利いた。
・GISの代理店に就職したTIさん:行政・一般企業回りの仕事で疲れるけど、学部のときに触っていたGISソフトを自分が売っている、という感覚が心地よい。

その他、就職した卒業生の話しを聞くと苦労もあるけど何だかんだうまくいっているみたいです。

地理学についてどのくらいの意気込みがありますか?
世界の事が知りたい、程度ではさ〜らさんもおっしゃっていますがお勧めできません。
研究アプローチは本っ当に泥臭いです。数百〜千近く、場合によっては万単位になるデータ入力(⇒作図や統計・グラフ処理)や現地調査などがあります。調査内容によっては1人1人に聞き取りを行ったり・・・。
現場の住民に怪しまれ、警察沙汰になってしまったという事例も(当然、フィールドワークのやり方を習得してないわけですが)

自分は一体、何泊研究室に泊まった事があるか、数えられません。
でも、楽しいのは、きつい作業でも、図面やグラフが出来たときのうれしさ、演習後、先生方や学生からのアドバイスで叱咤激励され元気が出るから、今の自分があるのかも。そして研究室の人達といるのが心地よく、しょっちゅう酒飲んだりして騒げるからです。

勉強と仕事は別物です。それが結びついた職につける人なんて一握りだし、とても幸せなんだと思います。あとは安易に公務員がいいなどと考えていませんか?実際に公務員になっている人の話しを聞くと当初抱いていた仕事のイメージとは大分違うと耳にします。

将来に不安のない人なんていません。
その中で、何かに打ちこんでいる人に会うと、不安はありながらも不安を打ち消せるようなパワーを持っています。

シトロさんには色々心配をかけるような書き込みであったかもしれません。
しかし、現場の地理というものを少しでも知っていただけたら、また進路を考える上での選択肢の一環になれば、と思いまた書きこみました。
夏は前期の復習などで大変でしょうが、進路の事も良く考えてみてください。
決して、時間の無駄にはなりませんから。

先達はあらまほしき事なり 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月27日(火)23時52分29秒

シトロさん

 まずお聞きしたいことは、地理学科に行って何をしたいのか? どーして地理学科に行きたいのか? です。
 世界のいろんなことを知りたいから、という理由ならば、地理学科はおすすめできません。地理学科というのは、華々しいところではありませんで、泥臭い現地調査とか、オタク的な統計処理とか、そーいうのが好きな人、あるいはしてみたい人が行くところです。または、世界のいろんなことが知りたい場合でも将来、高校の先生など、地理っぽいことでメシを食っていきたい人。

卒業後のことですが、
 将来の就職やらが心配ならば就職しやすいと思うところへ進んだらよろしいでしょう。ただ、秋人さんがおっしゃていますように、流行や目先だけで考えることもないと思います。
それに、若気の至りで好きな道に進むのは悪いことではありません。老人の至りで好きな道に進んでも趣味程度にしかならないが、若気の至りならメシのタネになる程度までになるのは容易であります。どんなところへ行っても、頑張ればいいんであります。他人より少々長い年月がかかることもあろうが、ちょっと我慢して頑張っていれば、たいていは、なんとかものになってメシが食えます。
 一般論で申し訳ありませんが、熟考し、どーしても地理学科へというのであれば、「やってみなはれ!」です。

 地理学コース生さんもおっしゃってますが、地理学科はひとむかし前と異なり、GISなどのいろんな技が身につきますから、そんじょそこらの経済学部よりは役にたつ人材を輩出しているような気もします。そして何より、大学生活がおもしろいようですね。ただ、そういうことに気づいていない人が多いので、企業などへの就職では、むちゃくちゃ不利というわけではないが断じて有利とは言えない、というところでしょう。

地理学コース生さん、秋人さん、ありがとうございました。他にも、地理学科に進んだ人から一言二言、頂戴していますので、参考までにご紹介します。

◇Iさん(東京近郊にある某国立大の地理学科3年)
 私の場合、地理へ進んで全く後悔していません。パソコンを使う課題が非常に多く、統計を表やグラフに整理したり、白地図を作ったり。Excelに詳しくなりました。ただ、就職に結びつくという点ではいまひとつかと思います。大学院まで行って研究者に!という王道を行く情熱のある人は別ですが。

◇Kくん(東京にある某私立大学の地理学科2年)
 地理学科は楽しいですよ。今年は巡検の授業もとったので、2年生にして早くも現地調査に行くことができました。予備校時代にやったこと、今でもすごくためになっています。

なお、
G-SALANDのSALANDは「さらんど」でも「さーらんど」でもいいです。「サカモトランド」の略です。ハンドルネームの「さ〜らまん」は、かつて「さ〜ら」にしていたら「女の人の名前みたいだ」と言われたので、「女性だと期待したら男だった、けしからん!」というようなことがあってもいけないと思いまして「さ〜らまん」にしました。そのような事情でありますので、ロートルのG-SALANDERはいまも「さ〜ら」と呼んでくれています。なかには、「さ〜らちん」と呼んでくれる姫さまもいらっしゃいます。

シトロ様へ、エール 投稿者:秋人  投稿日: 7月26日(月)23時19分0秒

 私は、自称さ〜ら氏の弟子をやっている人間で、現在は関西地方の某大学で院生をやっております。

 シトロ氏のお話を拝見させていただいて、その気持ちは非常に理解できます。自身の馴れ初めを言いますと、HNの通り今年の春まで、秋○大にて、地理を研究しておりました。出身者が自慢げに言うのもなんですが、地理に関しては教官が3人在籍し、非常にきめ細やかな指導をしてもらえます。(学閥でいうと筑波系ですが、筑波に入るより簡単で同等のスキルは頑張れば身につくでしょう)
 そして、現在は出身が関西ということもあり地元の大学院で研究者の端くれの活動をしております。

 確かに、地理学というのは、いわゆる学問が就職に直結しないことは事実です。私の出身校では正直、まともに就職or進学できた人は半分にも満たなかったです。しかしながら地方特有かもしれません。ただ、地理学に没頭することと、進路を考えることは別個に考えるべきでしょう。私の場合は基本的には「好きこそ物の上手なれ」の精神でやってきているので、楽観的に過ごしている点であまり参考にはなりませんかな。

 地理学の内容については、地理学コース生の方がおっしゃっている通りなので繰り返しませんが、学問的には非常に興味深く、面白いものです。(事実私はハマッて大学院まで行く羽目になりました)

 現実問題として、大学入学されたと同時に、先手先手で行動することが肝心でしょう。大体、就職でも卒論でも後手後手の人ほど失敗しがちなのは事実です。受験生に先のことを考えろというのは酷ですが、入ってしまうと出るのは早く、もたもたすると潰しが利かなくなりがちです。当然ですが大学は自分がしたい学問を学びにいくところです。流行や目先だけで入ると絶対に後悔します。好きなことをしていたら、自ずと困難なことがあっても乗り切れるものです。後、必要なことは、それらをこなすためのフットワークの軽さぐらいです。

 私が言えることはこの程度ですが、参考になりましたらぜひ。何かあったらまた書き込んで下さいませ。

親切にありがとうございます 投稿者:シトロ  投稿日: 7月26日(月)19時26分23秒

丁寧にありがとうございます。そうですねえ。。教師のほかに、いろいろあるのはわかってたのですが、、、
なんというか、地理に進んでしまったら、すごく就職が絞られると思って。。。
いろいろあるのですね。。大学院に進む人もいますよね?教授になられたりする方もいるのですか?なんというか、将来に不安を抱えているので、公務員になりたいというのが本音かもしれません。。。いやしかし、うーん、なかなか先が見えません(笑)

筑波大などは、科目の問題でちょいと、、、^^;やはり私立文系を考えております。悩みます

ちなみにシトロエン大好きです。
さらんどさん さーらんど は間違いでしたすみませんでした。

さらんどの書き込み前に 投稿者:地理学コース生  投稿日: 7月26日(月)18時19分25秒

さらんどどんには、もぐりでならってて、北関東のとある大学(ださいた・・・で有名な)におります。
地理を専攻している人間からのコメントです。

卒業後は教師、というのは古いでっせ!
たしかに教師になる人もいます。ここの卒業生の進路を紹介しましょう。
地理の関連分野である流通・小売・交通・観光・測量から自治体・金融・農協と進路の幅は広いです。最近は地理情報システム(GIS)の会社に進む人もいます。
ぶっちゃけ、就職はどこでも行けます。

しとろ(えん?)殿は、何がやりたいですか?
わしは、現地調査・統計解析・図面作成など人文社会経済理学の融合体なので、空間概念があれば何でも研究対象になるのが面白いところです。
自然地理分野に進みたければ、都立大、筑波大などはいかが?

受験の地理と違って、先端の地理はとってもエキサイティングです。
最近は工学や環境、経済などとからまずにはいられない分野ですぜ。
アプローチの仕方は各種あります。自分の興味関心に応じて選択してみてください。

散々悩んだ挙句、地理にしたい!のなら、それはとってもよい選択になる、かも?

(無題) 投稿者:シトロ  投稿日: 7月26日(月)17時17分6秒

さーらんどさん、はじめまして。大変すばらしいおもしろいページを作っていらっしゃいますね。
予備校の先生でしょうか?偶然geogoro裏版というのを発見して二時間くらい見てしまいました(笑)
自分は高校三年生、文系です。地理学科を受けようと思っているのですが、大学の資料など見てもあまりぴんと来ないのです。国語、英語、地理で私立文系を受験することh、決まっています。
実際地理学科卒業後の進路は教師などですよね?
漠然としていて申し訳ありませんが、地理学科に対してののさーらんどさんの意見を少しでいいので聞きたいです。お願いします。

traceability 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月25日(日)15時22分24秒

それにしても、下の書き込み、我ながらあきれるほど長いなあ。

言い訳:
食品の安全性が問題視され、トレーサビリティ(追跡可能性)がやかましくいわれるご時勢なので、用語のトレーサビリティにこだわったわけであります。

あ、いかん、試験にあんまし出そうもないことを(またまた)書いてしまった。

http://www.sw.nec.co.jp/lecture/word/tre/


NAICは訳語がいっぱいあってあきれタイ! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月25日(日)04時15分43秒

NAICの訳語
 新興農業工業国
 新興農業関連工業国
 新興農工業国

NAIC型路線の訳語
 農産品加工型工業化
 農産品加工を中心とした輸出指向農業化
 農業を基礎にして発展する新興工業国化
 農業を基礎とした新興工業国化
 輸出指向農業化


タイの工業化の初期段階(1970〜80年代)の特色を指していうみたいです。それまで輸出していた農産物を、そのまま輸出せずに加工し付加価値を高めて輸出する戦略をNAIC路線というようです。
「タイでは工業化に必要な資本財の輸入は多様な農産物の輸出により獲得、農業人口の減少と製造業人口の持続的な増大といったものが工業化の初期段階では見られなかった。タイではNAIC(Newly Agro Industrializing Country)型の工業発展という農業を基盤とする工業化がまず始まったのである。」

ついでにいろいろ見てみたが、言いだしっぺは次の本かな?
ラ・ミント著 小島清 監訳. 『70年代の東南アジア経済 : アジア開銀・ミント報告 緑の革命から経済発展へ』日本経済新聞社, 1971.
末廣 昭, 安田 靖『タイの工業化--NAICへの挑戦 アジア工業化シリーズ (3)』アジア経済研究所,1987.

「ラ・ミント」さんは、あちら語で書くと「Hla Myint」なので、「H.ミント」と書いてもいいのだが、発音は「ミント」というよりは「ミン」の方が実際に近いようなので、「ラ・ミン」さん、または「フラ・ミン」とお呼びすべきかもしれないです。ミャンマー人の初期の開発経済学理論家で、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス (通称L.S.E.)のお方らしい。
イギリスにいらっしゃるなら、「ミスター ラ・ミント」なんていう具合に、英語式で呼ばれているかもしれませんが。

ミャンマー人ということは、あそこには姓名の姓というものがないから、ラ・ミンが名前かな。だから、ミントさんとか、ミンさんと呼ぶのはおかしいのかも?

このすばらしいサイトを見てください。


で、ラ・ミンのMyintは「高い」というような意味らしい。じゃあ、Hlaは何だ?と調べてみましたところ、このすばらしいサイトミャンマー人の名前の由来を発見しました。これによると、ビルマ式命名法では、曜日によって名前の最初の音が決まるのでありまして、「Hla」は金曜生まれの人につくらしい。
だから、「Hla Myint」さんは、「金曜生まれの高(たかし)」さんなのだ。

ついでに、アウン・サン・スー・チー(Daw Aung San Suu Kyi)さんは何曜日生まれかというと、
最初の「Daw」は「○○さん」という意味だから無視。
次の「Aung San」はお父様のお名前で、これは姓の代わりにくっつけているだけだから無視(ただし、アウンは日曜生まれの人につくから、お父様は日曜生まれ)。
で、こういうおまけをとったときの名前を見ると、 Suu Kyi でありまして、Sで始まっている。先ほどのページを見ると、Sは、火曜日生まれの人につけるらしい。
本当か?
スー・チーさんは、1945年6月19日生まれだから、ここ
で調べると、なるほど確かに、火曜日生まれである。

いかんいかん、受験とはまったく関係ないことを、(またまた)書いてしまった。

それにしても山形浩生というお方はすごい。ただものではない。
「リンクするなら黙ってやれ!」というところが特にすごい!すばらしい!えらい!絶賛!!!見上げた根性!思わずコピペ!
「リンクを張らせろとかいうしゃらくせぇメールはよこすなバカ野郎! ケチなんかつけねーから、どこへでも黙ってさっさと張れ! そういうメールをよこしやがったら、断るからな。いちいち相手の身元を確認していいの悪いの判断するほど暇じゃねーんだ! そんなけちくさい真似するくらいなら、最初っから無料でこんなもん公開したりしねーぞ! 世間様におめもじさせられねぇと思ったら、その時点で引っ込めるわい。」
ううーーん! すばらしい!
編集済

http://www.post1.com/home/hiyori13/jindex.html


出題頻度高くナイっす 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月24日(土)16時22分55秒

Newly Agro-Industrializing Country の略で、タイを指してこう呼ぶことがあるってだけです。
タイは工業化が急で、マレーシアとともに準ニーズと呼ばれますが、ニーズと異なりで、農業や、エビ・鶏肉などの農水産物を加工する産業(アグロインダストリー)も発展しているから、そう呼んだらよろしい、と誰かが言ったのです。言い出しっぺは誰か?は知りません。
勉学さん、恐れおののきかしこまる必要はありません。マニアな知識で、入試ではまず問われません。

えー 投稿者:勉学  投稿日: 7月24日(土)13時23分59秒

NAICってなんですか?勉強不足ですみません。

BRICs 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月21日(水)20時54分26秒

ベネルクスで思い出しましたが、最近台頭する新興大国の略称、BRICs(ブリックス)。
これは、ブラジル(Brazil)、ロシア(Russia)、インド(India)、中国(China)の4カ国の頭文字。

言いだしっぺは誰か、てことは、そのうちに忘れられてしまうから、メモっておきます。

 米国の証券会社ゴールドマン・サックス社が、2003年10月に投資家向けのリポート「BRICsとともに夢見る――2050年への道」(Dreaming with BRICs: The Path to 2050)で初めて用いられて以降、広く使われるようになった。

そうです。

http://www.panda.hello-net.info/keyword/ha/brics.htm

http://www.sw.nec.co.jp/biz_hint/keyword/brics/


ははは、常識です! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月21日(水)20時40分30秒

なーんだい!そんなことも知らなかったの?
と笑ってみたものの、いつから誰がそう呼び始めたかは、私も知らない。

 3国は1948年に関税同盟を結成してます(これはEECの関税同盟結成につながるもので、入試でも出ます)。さらに、1958年には関税だけでなく労働力と資本を自由化するベネルクス経済同盟が結成され1960年に発足しました(これは1968年のEC結成の起源ともいえますが試験には出ません)。

で、ベネルクス関税同盟の発足は1948年ですが、実は、この協定は、第二次世界大戦中にドイツにやられてロンドンに亡命していた3国政府が1944年に調印したものらしい。
 これを提案したのはベルギーの財務大臣で、1941年らしい。なお、3国関税同盟結成の動きはもう少し前の1932年にあって、これは英米が邪魔してつぶれたそうだ。

 ということは、ベネルクスという呼称は、この関税同盟の協定に由来するらしいから、遅くも1944年で、ひょっとしたら、1930年代までさかのぼるかもしれません。

http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/~kurosawa/kuukan/presentations/001_02_%8F%AC%93%87%8C%92.pdf


たすかりました 投稿者:たくやん  投稿日: 7月21日(水)16時06分4秒

ありがとうございます。

はずかしながら、今になって初めて
BENELUXが
ベルギー、オランダ(ネーデルラント)、ルクセンブルクの頭文字からできているということを知りました。
これって知ってて当たり前のこと?

ベルギーのチョコレート屋さん 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月20日(火)06時14分28秒

たくやんさんへ

ベルギーのカカオ豆輸入先
 存じません。ベルギーの貿易統計を調べるとわかるのでしょう。
でも、恐らくは、最高級の豆を入手するために、コートジボワールからもガーナからもインドネシアからもブラジルからも輸入していると思います。

スペインのチョコレートをあまり聞かない理由
 飲むチョコレートではなくて食べるチョコレートができたのは19世紀初め、スペインの隆盛時代はとうの昔に終わっていたからでしょう。

ベルギーでのチョコレートの普及
 ベルギーのチョコレートが世界的に有名になったのは20世紀に入ってからのようです。

以下をご参照ください。
http://www.nihongo.com/shopping/chocola1.htm

ベルギーのチョコレート原料供給業者カルボウのWebSITEには、恐らく、たくやんさんにとって、きわめて有益な話がいっぱいUPされてます。下記です。
そこの「Do you know what…」をクリックしてから、「History of chocolate」を見てください。ベルギーについては、特に「1900−…」。「Cocoa to chocolate」の「From cocoa bean to cocoa liquor」も有益でありましょう。

http://www.barry-callebaut.com/


ベルギー。。。 投稿者:たくやん  投稿日: 7月19日(月)23時59分44秒

ベルギーの工業のなかでダイアモンドとチョコレートといえばアフリカつながりだと思うのですがここでの疑問はそれについてのことです。(チョコレートは工業といえるかどうかは・・・)

ベルギーのダイアモンドの輸入相手国は旧ベルギー領のコンゴ民主だと思われますが、チョコレートの原料となるカカオ豆の輸入国はどこなのでしょうか。コンゴ民主の統計を見てみると1万トンに満たない生産量なのでコンゴ民主onlyというわけにはいかないと思います。
それと、チョコレートの歴史を見てみると、ヨーロッパへの導入はスペインが先行していますが、現状はスペインのチョコレートは全然聞かないのにたいし、ベルギーのチョコレートは高級なこともあって有名です。ということでベルギーでのチョコレートの普及はいつからなのでしょうか。スペインの支配を受けていた時代にベルギーにチョコレートが入ってきて普及したとも考えられますが、スペインのチョコレートをあまり聞かないのはなぜでしょうか?

地理にあまり関係ない(というか、受験地理ではまったくといっていいほど触れることがない)で申し訳ありませぬ。

森林法、入会林野など 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月18日(日)01時18分56秒

第一次森林法(明治30年4月6日法律第46号)
第一条 此の法律に於いて森林と称するは御料林、国有林、部分林、公有林、社寺林及私有林を謂う

第二次森林法(明治40年4月23日法律第43号)
第一条 森林はその所有者によりこれを分ちて御料林、国有林、公有林、社寺有林及私有林とす

第三次森林法(昭和26年6月26日法律第249号)
第二条3 この法律において「国有林」とは、国が森林所有者である森林及び国有林野の管理経営に関する法律(昭和26年法律第246号)第10条第1号に規定する分収林である森林をいい、「民有林」とは、国有林以外の森林をいう。

公有林の中には、むかしの入会林野があります。
入会林野といえば、明治のむかしの地租改正のとき、それまでむらの入会林野(部落有林)であったものを市町村有あるいは国有に引き上げようとしましたが、この政策にしたがったむらもあれば、農村部落の生活を脅かすものであるとして反対し拒否したむらもあり、一旦国有にされてから裁判をして取り返したというよーな話も聞きます。また、江戸時代以来の官林を皇室御料林にしたのだが、宮内庁は、御料林を広げるために、だいぶあくどいこともしたようです。
http://www.zoone.com/lives/people3.html
わたくしごとですが、明日は、我が住む村で、集落ごとにやる御柱祭小宮祭のための御柱の山出しがありますので、村の山に行って来ます。

http://www.hakusyo.maff.go.jp/books_b/WR01H140/html/r1060120.htm

http://www.rinya.maff.go.jp/toukei/15toukei/shigen.htm


 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月14日(水)21時37分41秒

一について
森林法という法律上では、国有林と民有林の区別しかなく、公有林は民有林に含まれます。だからでしょう。法律ではなぜそうしてるか、については知りませんが、そう決まったのは1951年とか。
二について
森林における木の体積の総量。太い高木がいっぱい生えている密林なら大、細い低木からなる疎林なら小になりますね。

(無題) 投稿者:勉強中です  投稿日: 7月13日(火)20時12分34秒

また、疑問が生じました。
1.森林の所有形態ですが、民有林の中に公有林がなぜ入るのでしょうか。
2.森林蓄積量って何ですか。

民族のおでん鍋 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月12日(月)00時24分7秒

むかし、知り合いが、焼畑研究で有名な佐々木高明大先生に、「お時間が御座いましたらお暇なときに○○お願いします。」と言ったら、「いまどきの学生はものの言い方を知らん!失礼な!」と、たいそう叱られたらしい。
なぜかというと、
佐々木高明大先生のような偉い先生には、暇なときや時間のあるときがあるはずはないのであるから、頼みごとをするときは、「暇なときに」とか「時間があるときに」と言ってはならない、
のだそうだ。
では、どういうふうに頼むかというと、
「(たいへんお忙しく私のごとき者の頼みを聞いていただく時間がないことは重々承知しておりますが、そこを曲げて何とか)お時間をおつくりいただき、○○お願いします。」
というのだそうだ。

私の場合は、偉くないし、暇でもあるから、そんな頼まれ方をされたら、
「こいつ、俺が暇なことを知っていて、わざとイヤミで、『お時間を作って』なんて抜かしやがるな。けしからーん!」
と密かに激怒するのでありますが。。。

でも、まあ、わたくしめも、時間があって暇だからWebサイトを運営しているのではありませぬ。掲示板でも、若い方々の意気に感じてお答えしておりまして、まあ、一言で言えば、楽しいからやっているのであります。ということは、自分の楽しみのためにお答えしているわけですから、答えが正しいとは限りません。そのあたり、ご承知おきください。

さて、つまらんことは、そのくらいにして、

「メルティングポット」は訳せば「るつぼ」です。
合金を作るときは、複数の金属を熔かしてまったく新たな金属を作りますが、その際に、熔かすために金属を入れる器を「るつぼ(坩堝)」といいます。錫と鉛を坩堝で溶かすと、錫でも鉛でもないまったく新しい金属である「はんだ」という合金ができます。
「人種のるつぼ」という場合も、これと同じように、たとえばラテンアメリカは混血社会ですが、混血によって生まれたメスチゾは白人でもインディオでもないわけで、これはまさにるつぼ的状況であります。文化面でも同じように、たとえばアメリカ合衆国において、イギリス系もイタリア系もユダヤ系も、はてまたアフリカ系も、というように、さまざまな出自の人々の文化が、ミックスジュースを作るようにジューサーの中で融合してアメリカ文化を生み出せば、るつぼ的状況といえます。「るつぼ」が目指された時代には、これはたいへんよいことだ、そうすれば、差別などというものはなくなり、たいへんよろしい!と考えられておりました。
でも、実際には、アメリカでは混血が進まず、また、各民族は固有の文化を保持しつつ民族ごとにすみわけていて、るつぼというよりはモザイク。そして、るつぼというよりは、イギリス文化に他民族を同化させることがめざされただけだ!とも言えました。差別もなくならないし。

実際には、るつぼなどというものは絵空事。そして、たとえ実現したとしても、るつぼ的状況が進み、各民族が固有の文化を失うことはいいことなんだろうか?という反省も生まれました。

そこで、脚光を浴びているのが、「多文化主義」という考え方です。
多民族国家において、各民族が固有の文化を保持しながら、互いの文化を尊重しあって、共存していく社会がめざされるわけであります。この考え方は、カナダやオーストラリアで政策化されていますが、このような文化的多様性を保持してこそ、カナダやオーストラリアの活力が生み出されるのだ!と考えるわけであります。

こうした状況のもとで、「アメリカ合衆国はるつぼではない。かといって、モザイクという悪口もあてはまらない。サラダボウルである。」という言い方が流行ります。

サラダボウルの中のサラダは、ボウルの中で、さまざまな野菜が細切れになって混ざっていますが、ミキサーで細切れにされても、ニンジンはニンジン、キャベツはキャベツ、ポテトはポテトで、各野菜の固有の性格は失われていません。各野菜が個性をもち続けて混ざり合い、そこにマヨネーズなりドレッシングなりがかけられて、たいそうおいしいサラダができあがるのでございます。

アメリカ合衆国も同じなり、イギリス系、イタリア系、ユダヤ系、アフリカ系、ヒスパニック、アジア系、ネイティブアメリカン、などが、固有の文化を保持しながら混ざり合って暮らし、そこにアメリカ文化なりアメリカンドリームなりというドレッシングがかかっているから、活力ある社会が形成されているのだ!
そう考えると、アメリカ合衆国は「人種・民族のメルティングポット」ではなく、まさに「人種・民族のサラダボウル」なのであります。

民族のサラダボウルという言葉が流行る前、司馬遼太郎は『アメリカ素描』のなかで、この状況のことを、「民族のおでん鍋」と言いましたが、おでんはアメリカ料理ではないからか、さすがにこの言葉は定着しませんでした。

(無題) 投稿者:第一志望は譲れない  投稿日: 7月11日(日)22時30分8秒

メルティングポット、サラダボウルの違いが今一良くわからないのですが
お時間が御座いましたら教えて下さい

FTA交渉と農産物輸入 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月11日(日)19時43分47秒

規制緩和といえば、貿易自由化。貿易自由化といえば、FTA。FTAといえば農産物輸入が問題。というわけで、FAT農産物リンク。http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/fta_kanren/fta_kanren.htm

農産物輸入先といえば、NAIC(Newly Agro-Industrializing Country)とも呼ばれるタイ。

タイと言えば、
海老で鯛を釣る エビでタイをつる

ちくっ〜、いターイ!
タイのチーク。
は、有名だが、
チキーン、くいターイ!
タイの冷凍チキン。
は、もひとつだな。

http://www.maff.go.jp/sogo_shokuryo/fta_kanren/fta-2.pdf


規制緩和… 投稿者:んじ  投稿日: 7月 7日(水)19時46分7秒

結果的に「外務省の規制」と言ってしまったのは無責任な表現でしたね。すみませんでしたm(_ _)m。文科省の規制だったんですね。それに、国名は規制されていても首都名は規制されていないんですね。

三角形の入江 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 7日(水)12時00分25秒

下記の引用、斜め読みしてコピペしたため、誤字に気付かず。ごめんなさい。

(誤)三角口→(正)三角江

三角形の河口でもあるから、この言い方を誤りと断じるのも大人げないが、用語としては、三角形の入江で三角江ですね。

ラプラタ川について 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 7日(水)09時58分14秒

湾と言わない理由、いまいろいろ調べてみてもよくわかりませんけど、わかったことは、
・上流の土砂の流入により赤く濁っている(上流域にはラトソルが分布しているから)。
・どうやら流れがあってけっこう早いようだ(完璧な証拠はまだ入手してないが)。
・最初、南米を横断する海峡かもしれないと思って航海していた人が、海峡にしてはおかしいと思って水をなめてみたら塩辛くなかったので川だとわかった。

と、こんなところです。

ついでに興味深いお話も発見(下記)。
このお話を読んで、アルゼンチンやウルグアイは今後も川だと主張し続けるであろうな、と私は思いました。

「従来、河口については、@湾に順じて10カイリを基準とする説、A閉鎖線を基準とする説、B三角口に流入する場合に湾として扱う説の3つの立場があったが、現在では、(1)海洋に直接流入する河川については、河口両岸の低潮線(Lowest Astronomical Tide, LAT)上の点の間を結んだ閉鎖線を基線とすることになっている(領海法第2条、領海条約第13条、海洋法条約第9条)。他方、(2)三角口に流入する河川については、湾の法理を準用し、河口24カイリ以内であれば閉鎖線を引くことが出来る。 1961年、ウルグアイ東方共和国とアルゼンチン共和国との間に位置するラプラタ川(River Plate、Rio de La Plata)について両国がその閉鎖線を以って領海基線とする旨宣言したが、河口が24カイリ以上あったので米英両国が抗議した。」(http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7009/mg000821.htm

地名表記の原則 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 7日(水)09時03分59秒

んじさん曰く
>外務省の規制は早く撤廃してもらいたいですね。
>国名と首都名は「世界の国一覧表」によるなどという。

下記URLに検定基準あります。ふ〜ん、てことでありましたか。
これは規制というか、自分で判断できない人に対する親心でしょう。
原則ですから、例外があってもいいんです。と思うのだが。

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/kentei/990402.htm

http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/archive/keitei-kijun.htm


中国のとうちゃんねえちゃん 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 4日(日)15時50分56秒

中国から帰ってきた人から教わりました。

スーチョワン盆地にとうちゃんとにいちゃん発見!

長江(チャンチアン)の支流に沱江(トゥオチアン)があり、その川沿いに内江(ネイチアン)という町があります。

環日本海 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 4日(日)15時40分9秒

日本海側の北陸、山陰が、ロシアの極東地方や朝鮮半島の日本海に面する地域と、経済・文化交流を通じて発展したい、という願望から生まれた地域のまとまり。中央中心史観に対して地方史を見直していこうという機運の中で古代中世における日本海側の地方と外国との交流を研究する際にも使われます。

(無題) 投稿者:やばい  投稿日: 7月 4日(日)08時11分35秒

少しでも知っている方お願いします。

教えてください 投稿者:やばい  投稿日: 7月 4日(日)08時10分3秒

環日本海圏について、分かりやすく教えてください。

サヘルは腹減る 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 4日(日)01時26分40秒

ちりけんていさま、ごきげんですね。うらやましい!
寝る前にめいてい、いや、迷走、いや、もとい、瞑想! すばらしいです。人生の達人なり!

で、話変わって、前に書いたかな?寝る前だからアタマもうろう。
一ヶ月ばかり前に、エッチ猥くんが教えてくれたもので、有名らしいヤツ。

サハラの南の縁のサヘル。
南北に並べて書くと、
   サハラ
   サヘル
腹減る→飢餓の常襲地帯。

現地語へのこだわり? 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 7月 2日(金)22時23分25秒

さ〜らまんさまでもわからないことがあるとは。
煮詰まってしまいましたね。気分を変えましょう。

現地語へのこだわるのだったら、いっそのこと世界中で日本の呼称を
「ジャパン」ではなくて「ニッポン」にしてもらいましょう。
「フィンランド」は「スオミ」に。

ところで、「ラプラタ」の「プラタ」はスペイン語で「銀」の意味です。
「ラ」には意味はないでしょうから「ラプラタ」は「銀」そのものの意味ですね。たぶん。
ちなみにスペイン語で「金」は「オロ」です。フィリピンに「カガヤン・デ・オロ」
という都市がありますが、金に由来する地名です。

そういえば昔、全日本プロレスにブラソス兄弟というメキシコ人プロレスラーの2人組が
来日した。その名前は「プラタ」と「オロ」。
メキシコ版 金さん銀さん兄弟ですな。あまり強くなかったけど。

あ。すみません。ふまじめです。ちょっと酒に酔ってます。ねます。

おやすみなさい。

うーむ 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 2日(金)20時49分22秒

世の中、わからんことだらけですね。
現地語へのこだわり、私もありません。原則はまあありません。
エスチュアリーの奥にデルタ、は、不思議な気はしません。ライン河口もデルタができる前は凹んでたかも(流路も変化してるが昔の海岸線を調べたいな)。
ラプラタですが、リオが定着してしまっただけじゃないかな。山があっても山梨県みたいな、、じゃないか。ラテンだからおおらかに許してやろう。現在沈降中でないなら将来デルタになる。そのときに、パラナ・ウルグアイデルタなんてややこしい言い方せずに、ラプラタデルタと言える。先見の明?

ラプラタ 投稿者:不明  投稿日: 7月 1日(木)09時07分8秒

どうも気になっていたんですが、ラプラタ川のエスチュアリ、川幅200kmなどとよくいいます。ラプラタは川らしいところはもうほとんどパラナ川ですよね。地図で見るとパラナ川河口?にデルタがあったりします。この掲示板の過去ログにも「潮汐卓越デルタ」の論文があり、その中でもデルタとして図に載っています。デルタのその下流がエスチュアリってことはあるんでしょうか。
そもそもなんでラプラタ湾じゃなくて川なんでしょうか。表面は淡水だから、と聞いたことがあるんですが、下層は海水では?そしたら湾じゃないんですかね。
たくさん疑問ぶつけてすみません。

う〜ん、現地発音… 投稿者:んじ  投稿日: 7月 1日(木)08時39分48秒

現地発音、日本語のカタカナで表記する以上、いくらこだわっても不可能なんですよね。授業ではこだわらないでいいよと言っています。同僚の世界史の教師は、できるだけこだわれと言ってるみたいです。ベネチア→ヴェネツィアとか。
それにしても、外務省の規制は早く撤廃してもらいたいですね。国名と首都名は「世界の国一覧表」によるなどという。でないと同じつづりの語で2つの表記が混在したりしてしまう。モルドバとモルドヴァとか。コペンハーゲンなんてぜんぜん現地語と違ったりしてる。

中国地名 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 7月 1日(木)02時27分42秒

中国地名、学校地理は現地語に近いカタカナ表示で統一されてますが、NHKなどでは、おっしゃるとおり日本式音読み優先で、シャンハイ、ペキン、チンタオ、ホンコンなど一部がカタカナ読みだ。基準はあるのだろうが知りません。天下のNHKのことだから、地名読み方の原則とかいう冊子があるな、きっと。
私の勘では、ワープロでカタカナ読みを打って漢字が出てくればカタカナ読みが普通。
私の携帯では、北京、上海、南京、香港、台北。チンタオとアモイはあれ?出てこない。アモイは北京読みじゃないからいいが、チンタオはビールで有名なのに!

現地語でいきますと? 投稿者:ちりけんてい  投稿日: 6月30日(水)20時08分36秒

玄界と玄海の違いの起源はなかなか難しいみたいですね。わかりません。

地名の話が出ているので、ひとつ質問させて下さい。
中国の地名の日本での読み方についてです。
このことを考えたのは何ヶ月か前に中国で邦人の乗った観光バスが事故に遭ったときの報道で「現地のシハク市で事故がありました。」といってるのを聞いてからです。
「シハク」(漢字変換できません すみません)という漢字を見ても読めないし、なんか変だなと思ってからです。

かなり昔に、日本では中国の地名は日本語の読み方で統一して、中国では日本の地名は中国読みで統一するという取り決めが日中間で交わされていると聞いたことがあります。

それだと日本では「広州」「杭州」はどちらも「こうしゅう」とよむことになります。
これはいいのですが、これでは「青島」は「あおしま」、「上海」は「じょうかい」と読むはずです。
それなのに「チンタオ」「シャンハイ」と読むのは日本の一般世間では「チンタオ」「シャンハイ」の読みの方が知られているからそう呼んでいるのだと思います。
ただ、判断の難しい場合はどうゆう基準で決めるのでしょうか。たとえば
「寧波」や中国ではないですが「台北」などです。「ねいは」「にんぽー」、「たいぺい」「たいほく」どちらでもいいような気が・・・・・。
こういう場合の明確な読み方の基準があるのでしたら、教えてください。
個人的には全部中国読みに統一した方がいいと思うのですが・・・・・。

玄界灘と玄海国定公園 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月29日(火)15時34分42秒

明治33年の陸軍測地測量部発行の地形図を見ましたら、「玄界灘」でした。
ちなみに、玄海国定公園が指定されたのは昭和31年。
「玄界灘=玄海」説もあり、「玄海→玄界」説は、にわかには信じがたい気がします。

玄海玄界限界 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月28日(月)01時22分24秒

地図帳によりますと、

玄界灘はの玄界は「玄界」
玄海国定公園の玄海は、「玄海」
原発のある玄海町の玄海は「玄海」
福岡市西区玄界島の玄界は「玄界」

奇怪なりですね。
ちなみに喜界島の喜界は「喜界」

古文書に当たって漢字表記の変化などを調べ、わかりましたら教えてください。

それにしても、「玄海」という地名、いつからあったんだろうか?
http://wsv.library.osaka-u.ac.jp/tenji/maps/map093.htm
この1738年の地図を見たら、「Genkaisima」という地名が書いてあった。へえ〜、けっこう昔からある地名なんだ!とびっくりした。そいでもって、さらに調べたら、平安末期か鎌倉時代の頃かの「百合若説話」というのがあって、そこに「げんかいが島」が出てくるらしい。百合若大臣は下記URLなど。

http://www.city.oita.oita.jp/cgi-bin/odb-get?WIT_template=KC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::3104


玄海灘? 投稿者:ツルツルボーイ  投稿日: 6月27日(日)21時47分55秒

玄界灘ですか?玄海灘ですか?昔は玄海と書いていたそうなのですが、何で変わったのですか?教えて下さい。

現地語でいきますと! 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月26日(土)22時59分20秒

マティアス・ライヒさん
の旅人のホームページによりますと、
キエフは、ウクライナ語で、キーウイフ。
リヴォフは、ウクライナ語で、リヴィフまたはリヴィウ。
ウジゴロドまたウジホロドは、ウクライナ語で、ウッシュゴロド。
シンフェロポリは、ロシア語で、スィンフェローポル。


http://www.tabibito.de/ukraine/j-ukraine.html


旧ソ連(ロシア)とカナダの小麦カレンダー 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月26日(土)21時34分9秒

ありません。区別不要です。

(無題) 投稿者:勉強中です  投稿日: 6月26日(土)10時00分2秒

また分からないことが・・・小麦カレンダーですけど、旧ソ連とカナダまったく見分けがつきません。区別の方法ってありますか。

箸文化 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月25日(金)13時20分26秒

(元)河合塾と三年契約さん、すばやいですね。いつの間にか(元)がついた。(新)つきのいい名前、運のつくいい名前が楽しみです。

手で食う件、むしろそれが普通で、イスラムとは関係ないよーな。インドで右手はヒンドゥーと関係するが、手で食うこと自体はヒンドゥーと無関係な気がする。欧州のフォークだって、つい最近のことだろし、東アジアの箸使い文化の方が不思議なり。

そういや、チベット含む東アジアには、自分のお茶碗文化、自分の食器は自分で管理する文化(最近すたれてるが)もあるが、これまた世界不思議発見なり。

呆け防止 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月25日(金)13時00分49秒

んじさん、おひさしゅうございます。末長くご贔屓に!

地名表記の件、最近、帝国書院のが極端な現地語帝国主義で、悪あがきしたってどうせ完璧にはならんのになあー、と思ってましたら、二宮よ、お前もか!ですか。ドニエプロペトロフシクはロシア式?ウクライナ式?調べるネタが増えました。二宮書店の掲示板でおたずねせにゃならん。
地形図の件、過渡期で新しいのはさいたま市付近などごく少ししか出てないし、そもそもマニアックなことは覚えてなかったから、私にはあまり影響ありません。たぶんK塾も。

変化は、いい呆け防止になります。

(無題) 投稿者:(元)河合塾と三年契約  投稿日: 6月25日(金)10時22分29秒

そういやサウジアラビアって手で食べてますよね、(右手)。イスラム教にはハシやスプーンを使っちゃいけないって決まりがないじゃないですか、手で食べる理由がわからない…、誰かわかる人いませんか??彼らには手で食べた方がいいのですかな??

どうしましょう… 投稿者:んじ  投稿日: 6月24日(木)18時21分23秒

お久しぶりです。授業が忙しくて、1年間ほどこのページ見ないでいました。
授業では地理院の地形図や二宮の地図帳を使っていますが、最近の変貌ぶりにはなかなかついていけません。若い人と違って順応できないんですね…。
ドニエプロペトロフシクとかリヴィフとか地名はやけに変わるし、地理院の地形図ときたら規格が変わって。描く範囲は広がっちゃったし、字体の種類が少なくなってマニアックな使い分けがなくなっちゃうし。
地形図の描く範囲や字体、世界各地の地名表示の変更、K塾さんではどんな対応を?

世界地理パズル 投稿者:さ〜らまん  投稿日: 6月24日(木)13時56分36秒

二次私大受験生に朗報です。
すばらしい本が出ました。
夢現舎監修『世界地理パズル』(ナツメ社)
です。
勝手に宣伝しますが、ざっと見た感じでは『ジオゴロ地理B』をはるかに上回る新キ軸!ためになる本です。遊びながら受験地理の知識が身につきます!