鍼・灸によりツボや経絡に刺激をあたえ、生体の組織・器官の
異常を調節し 、自己免疫力を高め、本来の生理的な状態に
回復させ、病気や怪我からの回復を促します。
1. 調整作用
@ 鎮静作用
疼痛や痙攣のように異常に機能が亢進している疾患に対して、鎮静
させる作用。
A 興奮作用
知覚の鈍麻あるいは運動麻痺のような神経機能の衰弱および内蔵
諸器官の機能減退に対して、興奮させる作用。
2. 誘導作用
@ 患部誘導作用
血行障害に対して直接その患部に施術して、血流を他の健康な
ところから誘導する作用。
A 健部誘導作用
局所の充血や炎症の部位より少し離れた部位を刺激し、血流を
刺激したほうに誘導し、患部の血量を調整させる作用。
3. 反射作用
生体のもっている反射機転を介して、組織・器官の機能を亢進あるいは
抑制する作用である。
4. その他の作用
@ 消炎作用
白血球は増加し、生体の防衛能力を高める。
A 防衛作用
免疫力を高めて、各種疾患の治療機能を促進させ生体の防衛能力
をたかめる作用。
B 転調作用
体調を改善し、強壮にする作用。
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