分団長挨拶



本日は第6分団ホームページにお立ち寄り頂き、誠に有り難う御座います。

H23年度辰野町消防団第六分団 二年目分団長として辞令を受けました宮沢 克典と申します。
一年間宜しくお願い致します。

311日に起きた東日本大震災で被災されました皆様には、謹んでお悔やみ申し上げると共に、一日も早い復旧、復興を心からお祈り申し上げます。
消防団の皆様も被災される中、消防団員の活躍を報道で目にし、同じ消防団員として勇気付けられると共に、復旧活動にご尽力されていることに心より敬意を評します。

さて、冒頭にも触れさせて頂きました東日本大震災を受け、消防団としましても、地震などの災害に対してもどのような活動が出来るか常日頃から考え行動しなければなりません。そのためには消防活動のなかで、どのような災害が起きたか、負傷者は居るのか、迅速に現状把握をし的確な行動が出来るように訓練が必要と考えます。

「火消し」が消防団の活動と思っている方もいらっしゃると思いますがこの震災で消防団の活動を再認識して頂いたものと思います。

消防団でも訓練が厳しい、規律訓練にどのような意味があるのかなどと思われているかもしれません。

規律訓練で規律を覚えることも大変必要ですが、災害現場では隊長の一言で隊が活動を行います。そのためには指揮者が指示、命令したことに対し、隊の隊員が的確に行動出来るよう、規律訓練を通じて指揮命令系統の練習を行なっています。

規律訓練は消防団活動で一番必要な訓練と考えております。

そのほかは機械器具の取り扱いや危険予知訓練、災害現場での負傷者への救護活動が出来るよう、救急法などの訓練も積極的に行い救急法の大会などにも参加させて頂いております。

これからも地域の皆様と手を取り合い連携を深め、いつ襲ってくるか分からない災害に対し、地域と消防団が一体となり災害に立ち向かえるような体制作りに全力で取り組みます。

地域の皆様には常日頃から消防団活動にご協力、御支援頂き分団一同感謝しております。

結びに諸先輩方、消防関係者各位、消防団のご家族様に感謝を申し上げると共に
赤羽区、樋口区、沢底区、3区が一年間平穏な日々でありますことを願いまして、簡単ではありますが御挨拶とさせて頂きます。

平成234
辰野町消防団第六分団
分団長 宮沢 克典