これだけ噛む犬になっては、そうとうお困りでしょうね。
まずここまでしてしまった事を反省してこれからの事を考えて行きましょう。
柴ですが、元々持っている資質も重要です、親や兄弟はどうでしょうか? みんな優しく育っていれば、やはり飼い方の問題ですし、全員噛み付くようならまれに血統の問題が出ます(噛み付く血統は淘汰していかなければいけません)避妊とか去勢ですが、血統の場合は治りません気をつけて飼うしかありません。
「飼い方が悪かった」これが前提で進めますが相当やってはいけない方法を続けていたと思いますから、これからの犬の事を考えて(しつけの時点では考えない)いきましょう。
治すことは個人でも出来ます。(まず飼い主の考えを変える)本当は飼い主がやらなければいけません、できれば犬と一緒にしつけ教室にでも通えばいいのですが。
甘やかすのは止めましょう(可愛がることと甘やかすことは違います)
方法として、犬の言いなりにならない、まず飼い主主体で行動します(よ〜く考えてください思い当たることがあるはずです)
- リーダーウォークの実行
重要な方法です、これをきちんと毎日続けてください。
何をするにも人間が先です。散歩(貴方が犬のリーダーです、犬が貴方に付いてくる様にします)食事、門を出る、など全てです。
- 食事はしばらく手で与える(一口給餌方)
まず貴方は犬の前に立ちます、(手にはフードをもっています)
犬の様子を見て犬の顔がおだやかだったり座ったら手で与えます(犬が貴方の手に触れなければ食べられないようにする)他のフードはポケットなどに入れ犬に見せてはいけません。
険しい顔をしたり威嚇のポーズが見えたら立ったまましばらく与えません、これを繰り返す。(犬の目を見れればいいのですが、犬の状態により見ない場合もあり)
次はエサ鉢を持って行います。
できたら、エサ鉢を置き手で押さえた状態でエサ鉢から取り出しながら行います。
こんどはエサ鉢を取り上げるなど、だんだん難しくして行きましょう。
注意:重要ですがこの犬の場合、落ちたフードには絶対に手を出してはいけません(初期)
無視の方法と何日もフードを与えないのは中止。
メールにもありましたが訓練士に頼んでいるにもかかわらず、せっかく治療してもけん制症候群を進めてしまう方法を飼い主がとっています。
どこだかわかりますか?
メール内の「散歩とトイレの区別もわからず(排出をする場所が決まっているので)」 この一行でわかりす。
この場所に行くと犬は引っ張り急ぐはずです。どうでしょうここは貴方が今日はここでしましょうと決めた場所でしょうか?違いますよね、この場所は犬が決めて貴方を連れていくのです。貴方は犬のしもべになっているのです、全てにおいて間違った方法で犬を上位にしているわけです(自然に)貴方が決めなければいけません。(この犬はです)
以上をしばらく実行してください。状況はたまに知らせてください(違う方法も考えましょう)その際はもっと詳しく知らせてくださいね。
最後に散歩とトイレの違いも考えてください、本来散歩は健康のためでトイレをさせる方法ではありません。トイレは自宅でさせてから散歩ですよ(難しいかも)。
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