薔 薇  藤森睦美  藤森医院

白に牛のディスプレイと少女

三十年昔の想い出を臆面もなく書くのは、八十老の戯れ言とお許しを頂きたい。小生の五十才の誕生日に美しくも見事なバラ五十本の花束が届いた。近々結婚をされる心優しく美しい人からの贈りものであった。不惑の年を終わり天命を知るべき時に小生の心は少なからず乱れてしまった事を想い出す。
 其の後バラの絵に挑戦を試みたが深紅のバラのみの花束は意外に難しく結局紅黄白のバラで何とか描けた。絵になっているかどうか全く自信はない。

   色も香も 昔の花と咲きつれど
   花見し人は いづこいぬらむ

        津田青楓書画色紙より


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