岡谷九条の会第4回総会

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2008年6月7日(土)

 岡谷九条の会の第4回総会が6月7日(土)午後1:30から開催されました。
 
 はじめに、武居光宏と「いちいの木合唱団」が、歌曲、唱歌、平和の歌をうたいました。林淳子さんの指揮で、参加者の皆さんも一緒に合唱しました。

 中沢康人さんの開会の言葉、下島禎さんの代表者あいさつに続き、沖縄戦の語り部親里千津子さんの記念講演。「沖縄戦をおもい平和を語る」と題して、話されました。

 親里さんは、1932年生まれ、13歳の時に、沖縄戦に巻き込まれました。那覇で空襲に逢い、普天間まで逃れましたが、米軍が上陸し、再び那覇に引き返し、更に南下してく途中で、母と祖父が目の前で爆撃にあって亡くなるという、当時の状況をリアルに話され、戦争の悲惨さが伝わる話でした。
 最後に、親里さんは、沖縄戦の経験からから、二度と戦争はしてはいけないと強く訴えていました。

 記念講演の後、総会を開催。岡谷九条の会のこの1年間のあゆみ、会計報告、監査報告が行われました。
 ニュースは19号から27号まで発行し、毎月の定例会の開催の他、8月6日の核兵器廃絶岡谷平和の集い、8月15日の署名行動、9月9日のピースウォークなど活発に行ってきたこと、日本の青空上映、銃口公演、九条たこ揚げ大会など諏訪地域での行事にも参加したこなどが報告されました。
 会計報告、監査報告の後、今後の活動の進めかたが提案され、会員3倍増運動、ニュースの発行、定例会の開催などの目標が確認されました。また、総会での特別決議が読み上げられ、採択されました。

 参加者は約120名と会場いっぱいになり、今後も、九条を守り広げてゆくことを確認した総会となりました。

会場いっぱい約120名の参加

皆さんで元気よく歌いました

沖縄戦の体験を語る親里さん

高校生が作成した第九条の書