沿革

1979年、宣教師エーリック・フロイランはノルウェーの宣教団体であるノルウェージャンミッション・アライアンスから日本に遣わされました。以来、教会の牧会及び宣教活動に励みつつ、ディアコニア(聖書の教えを実践すること)を日本で実践し、様々な教派の教会にその活動と精神を浸透させることに努力を重ねてきました。
1990年に千葉県佐倉市に「ディアコニアセンター」を日本人の協力者とともに設立し、2003年9月15日4半世紀近くにわたる宣教活動で培った日本での人の輪と、それらの方々からの献金に加え、ノルウェーをはじめ海外の方々からの献金によって、諏訪郡の原村に「ディアコニアセンター」を移すとともに「八ヶ岳中央高原キリスト教会」を建ち上げました。
その後、各地でのディアコニア運動の広がりを受けて、「センター」という組織は2008年をもって解散し、その精神は「八ヶ岳中央高原キリスト教会」に引き継がれました。
日本でのノルウェージャンミッション・アライアンスの働きは 1998年(宗)ノルウエージャン新生宣教団へ引き継がれ、2006年(宗)ニューライフ・ミニストリーズに改名しました。

教 理 
 私達の教会は下記信仰告白をもって教理とします。
「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、おとめマリアより生まれ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府に下り、三日目に死人のうちよりよみがえり、天に昇り、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来たりて生ける者と、死にたる者とを審きたまわん。我は聖霊を信ず。聖なる公同の教会、聖霊の交わり、罪の赦し、身体のよみがえり、とこしえの命を信ず。」

基 本 理 念
1. 八ヶ岳中央高原キリスト教会はノルウェー・ルーテル派の教理を母体としたプロテスタントの教会です。
2. 私たちは聖書に基づく教えと祈りと讃美を通して主を礼拝し、キリスト者としての霊的成長を求めます。この教会は様々な教派・教会歴を持つ信徒が集い、お互いの異なる聖書解釈等を尊重し合い、「いたんだ葦を折ることもなく、くすぶる燈芯を消すこともない」(参照イザヤ42:3)主の愛をもった教会をめざします。
3. 神様からいただいた各々の賜物を存分に生かし、神の愛に基づくキリスト者の社会的責任を果たし、キリストの愛に基づいて、隣人の求めにすすんで応えるディアコニア「自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい」(参照ルカ6:31)を実践することにより体で示す宣教のできる共同体として成長することをめざします。
4. ディアコニア活動の一環として地域社会の人々や、日常の忙しい仕事や学業から離れて緊張を和らげ、体と精神と魂の休息を得ることを求めて来られる方々に広く門戸を開き、敷居が低いどなたでも温かく歓迎できる教会、「寛容な心をすべての人に知らせる」(参照ピリピ4:5)教会をめざします。

神様から与えられた美しい森の自然の中で、心安らかに神様と共に過ごす時をもつことにより、一人でも多くの方々が救われることを望みます。

ニューライフ・ミニストリーズ
宗教法人としては1959年にノルウェイジャン・ミッショナリー・アライアンスとして発足しました。これは第二次大戦後日本に宣教師を派遣しているノールウェイの超教派の宣教団体です。関東では日本及び中国その他の国々のために、文書伝道をしているノールウェイの宣教団体(旧新生運動)がありました。1997年に二つのグループが一つになり、テレビ伝道の「ハーベスト・タイム」、カルトからの救済を行う「真理のみことば伝道協会」、その他5つの教会が加わりました。2003年にニューライフ・ミニストリーズと改称されグループは共に働くことになりました。ニューライフ・ミニストリーズは各宣教団体や地元の教会とも交流を図り融合を目指す超教派の宣教団体です。聖書に基づく説教は大切なものですが、日々イエス様と共に歩む(すなわちクリスチャンとしての証し)ことは更に大切なものと考えます。