ようこそ!平成16年の御柱祭 ページへ!諏訪大社の御柱祭を特集してみました。
平成16年の御柱祭日程です。

4月 2日 上社山出し   本宮・前宮の計8本の御柱が曳行を開始(8:30)します。穴山のクランクを8本共通過します。
  穴山通過予定時刻 本一(10:00)・前一(10:50)・本二(11:40)・前二(12:10)・本三(12:40)・前三(13:00)・本四(14:00(2日目午前に延期))・前四(15:00(2日目午前に延期))
3日 全ての御柱が曳行(9:00~)され、本宮一・前宮一・本宮二・前宮二の4本の御柱の木落しと
本宮一・前宮一・本宮二の3本の御柱の川越しがあります。
  木落し予定時刻 本一(10:00)・前一(11:20)・本二(12:50)・前二(14:00)
 川越し予定時刻 本一(14:00)・前一(15:00)・本二(16:00)
4日 残り5本の御柱が曳行(9:00~)され、本宮三・前宮三・本宮四・前宮四の4本の御柱の木落しと
前宮二から5本の御柱の川越しがあります。
  木落し予定時刻 本三(9:30)・前三(10:30)・本四(12:00)・前四(13:00)
 川越し予定時刻 前二(10:00)・本三(12:00)・前三(14:00)・本四(15:00)・前四(15:30)
 
4月 9日 下社山出し 春宮四(12:45)・春宮三(14:45)・秋宮二(15:45)の計3本の御柱が曳行され木落しされます。
10日 ( )内木落予定時刻 秋宮四(13:00)・春宮一(15:00)の計2本の御柱が曳行され木落しされます。残りの3本の御柱も曳行を開始します。
11日 春宮二(11:00)・秋宮三(13:00)・秋宮一(15:00)の計3本の御柱が曳行され木落しされます。
 
5月 2日 上社里曳き 本宮・前宮の計8本の御柱が曳行を開始します。(9:00~)
3日 本宮の4本の御柱が曳行(9:00~)され、前宮の4本の御柱は建御柱(10:00~)が行われます。
4日 本宮の4本の御柱の建御柱(10:00~)が行われます。(本宮二・一・三・四の順)
 
5月 8日 下社里曳き 春宮・秋宮の計8本の御柱が曳行(8:30~)され春宮境内へ木落しされます。
  木落し予想時刻 春一(11:30) 春二(12:30) 春三(13:00) 春四(14:00)
             秋一(15:00) 秋二(16:30) 秋三(18:00) 秋四(19:00)
春宮一の御柱は建御柱(14:00~)が行われます。
9日 秋宮の4本の御柱が曳行(8:30~)されます。秋宮一〜三の御柱は秋宮境内(18:30~)まで、秋宮四の御柱は魁町泊まり。
春宮二・四の御柱の建御柱(10:00~)が行われます。
10日 秋宮四の御柱が曳行(10:30~)され、秋宮の4本の御柱の建御柱(10:00~)が行われます。
春宮三の御柱も建御柱(10:00~)が行われます。

平成16年の曳行分担(上社は2月15日の抽籤式で決定しました。下社は毎回同じですが2月16日に確認決定しました。)

上社(山出し・里曳き共)
 本宮一  玉川・豊平
 本宮二  中洲・湖南
 本宮三  富士見・金沢
 本宮四  ちの・宮川
 前宮一  湖東・北山・米沢
 前宮二  原・泉野
 前宮三  本郷・落合・境
 前宮四  豊田・四賀

下社 山出し 里曳き(5月8日) 里曳き(5月9・10日)
  秋宮一    下諏訪町(1・2・3・7・9区) 川岸 上諏訪
  秋宮二 上諏訪 上諏訪 湊・川岸・長地
  秋宮三 下諏訪町(4・5・6・8・10区) 下諏訪町(2・3区) 旧岡谷市内全区
  秋宮四 旧岡谷市内(岡谷・小尾口・新屋敷区) 下諏訪町(4・5・8・10区)    下諏訪町全区
  春宮一 旧岡谷市内(今井・間下・小井川・小口・西掘・上浜・下浜区) 旧岡谷市内全区
  春宮二 長地 長地 長地(9日)
  春宮三 川岸 下諏訪町(1・6・7・9区) 下諏訪町(1・6・7・9区)(10日)
  春宮四 湊(9日)

 上社、過去の曳行実績
明35明41大3大9大15昭7昭13昭19昭25昭31昭37昭43昭49昭55昭61平4平10平16
本一原・泉富・金茅・宮豊・四茅・宮富・金本落境茅・宮茅・宮茅・宮原・泉茅・宮原・泉富・金茅・宮玉・豊茅・宮玉・豊
本二中・湖中・湖湖北米富・金湖北米原・泉原・泉原・泉湖北米湖北米湖北米玉・豊玉・豊玉・豊富・金本落境湖北米中・湖
本三豊・四原・泉豊・四茅・宮豊・四湖北米玉・豊本落境豊・四富・金中・湖富・金豊・四原・泉玉・豊豊・四原・泉富・金
本四茅・宮湖北米中・湖原・泉本落境豊・四中・湖豊・四原・泉中・湖玉・豊原・泉中・湖本落境湖北米原・泉中・湖茅・宮
前一湖北米豊・四富・金中・湖玉・豊中・湖富・金中・湖中・湖玉・豊茅・宮湖北米富・金中・湖豊・四中・湖富・金湖北米
前二玉・豊玉・豊原・泉玉・豊中・湖茅・宮豊・四玉・豊玉・豊豊・四富・金中・湖湖北米豊・四原・泉湖北米玉・豊原・泉
前三富・金茅・宮玉・豊本落境原・泉本落境湖北米富・金本落境原・泉豊・四豊・四茅・宮湖北米中・湖茅・宮豊・四本落境
前四本落境本落境本落境湖北米富・金玉・豊茅・宮湖北米富・金本落境本落境本落境本落境茅・宮本落境富・金本落境豊・四

 平成16年の下社の御柱です。下諏訪町の棚木場に並べられている所を平成16年1月12日に撮影してきました。左から春宮一・春宮二・春宮三・春宮四・秋宮一・秋宮二・秋宮三・秋宮四です。ご覧のとおり、春宮二の御柱が反っています。平成4年の春宮一の木落しのように横になって転がらなければ良いのですが。よく見ると春宮四と秋宮四の柱も僅かに反っています。
 諏訪大社下社の山出しのハイライトとなる木落し坂です。平成16年1月12日に撮影しました。この写真は、立体写真になっています。中と右の写真で平行方・中と左の写真で交差方でご覧下さい。
この坂を見かけ上、左上から右下に落ちます。この写真は午後1時頃撮影しましたので、ちょうど1本目が落ちる頃の日差しとなります。(実際には1月と4月では太陽の南中高度が30度も違いますのでもっと強く日が当っています。)
 下社の木落し坂の中腹から観客席を見てみました。この写真は、御柱目線となる50cmの高さから撮影しました。つまり、ここに写っていない場所からは、木落しの一部分しか見れないか全く見れない場所ということになります。川の対岸が有料席になりますが、有料席でも川の際では、道路にいる人が邪魔になることが分かります。又、御柱が坂の下に来たときには、河川敷の平な場所では道路の影になってしまいます。階段席の上の方が始めから終わりまで見える位置ということになりそうです。
 下社の木落し坂の御柱が止まる位置から見ました。上の写真と、この写真の両方に写っている観客席では木落しの全域が見れる所です。この写真のオレンジの規制線辺りが道路に立つ人の頭の位置になります。有料席でも全域が見えるのは報道席の前の階段席も上半分だけですが、何と、無料席でもトイレ(この写真の右から1/3くらいの所の青い箱)の前は、全域が見えそうですが上の方は木や坂の報道席に隠れる所がありそうです。ちょっと遠いのですが無料ですから、いいかも。

平成16年4月2日上社山出し初日
 
 いよいよ諏訪大社の御柱の本番が始まりました。上社山出しの初日の難所、穴山の大曲です。元綱係・梃子係・追かけ綱係が一丸となって直角の道路を曲がっていきます。上社8本の御柱の中でも最大の本宮一の御柱です。

 
 山出しのとりを務める前宮四の御柱が八ヶ岳を背に曳行されています。そしてその前を曳行される本宮四の御柱が夕日に向って曳行されています。
平成16年4月3日上社山出し2日目
 
 御柱祭の一番の見物、木落しです。この写真は、本宮一です。20万人の人が見ています。

 
 2日目は、4本の木落しと3本の川越しが行われました。前宮一の川越し(左)では、御柱が川に入った衝撃で沢山の人がメドデコから落ちてしまいました。この後、向って右側のメドデコが折れましたかがこの写真を見ると既に前に反っています。又、本宮二の川越し(右)は、夕闇の中行われました。
平成16年4月4日上社山出し3日目
 
 上社山出しの最終日、4本の木落しと5本の川越しがありました。午後から4月としては珍しく雪になりました。この写真は、本宮四の御柱の川越しです。

 
 上社山出しを締めくくる、前宮四の川越しです。雪が降りしきる中、午後6時28分に無事川を渡り切りました。御柱から立ち上がる湯気は氏子から上がる熱気です。
平成16年4月9日下社山出し1日目
 
 下社の山出しが始まりました。トップを切ったのは、春宮四の御柱です。セレモニーでは、大きなクラッカーや落下傘を打ち上げました。写真には写っていませんが、恒例のビーチボール転がしもやりました。

 
 1日目2本目の木落しは、春宮三でした。この柱もビーチボールを落としました。その後懸垂膜を披露し、午後3時ちょうどに落とされました。

 
 初日最後の御柱は秋宮二でした。予定時間を3時間以上も遅い6時50分に落とされた為、暗闇の中での木落しとなりました。
平成16年4月10日下社山出し2日目
 
 下社の山出し2日目の始めの木落しは秋宮四の御柱でした。午後1時の予定に対し、僅か10分遅れの1時10分でした。セレモニーでは、懸垂膜の後、梃子衆が発炎筒を焚きながら坂を降りて行きました。

 
 2日目の2本目の木落しは、春宮一でした。2時間20分送れの午後5時20分に落とされました。こちらのセレモニーも岡谷恒例の懸垂膜で、あとは風船を飛ばすだけのシンプルな内容でした。この御柱は下社で2番目に大きい御柱です。
平成16年4月11日下社山出し最終日
 
 下社の山出し最終日の始めの木落しは春宮二でした。2本の懸垂膜や横断幕が披露されました。

 
 2本目の木落しは、秋宮三でした。セレモニーでは、太鼓が披露されました。

 
 下社山出しの最後を飾る御柱は、秋宮一でした。沢山の木遣りが披露されました。昨日から曳き出した割には、2時間40分遅れの5時40分でした。
平成16年5月2日上社里曳き初日
 
 上社の里曳きが始まりました。本宮一が予定より少し早めに出発しまた。前宮の手前で本宮からお迎えのお舟がきました。この行列の中にはおみこしもいました。

 
 前宮一と二の御柱は、階段昇りを終え無事建て御柱の位置まで曳き付けました。三と四の御柱も曳き付ける予定でしたが、境内にはいった所で時間切れとなり階段を昇ることはできませんでした。

 
 前宮四の御柱が前宮境内に曳き付けられたときは、既に夕暮れとなっていました。締めくくりに梃子の先に花火を付けて盛り上げました。
平成16年5月3日上社里曳き2日目
 
 初日に昇れなかった2本の御柱が前宮の階段昇りをしました。左の写真は前宮三で、右の写真は前宮四です。

 
 前宮一の建て御柱です。御柱の長さを合わせ、先端を三角錐にする冠落しが行われた後、建て御柱が始まりました。

 
 前宮一の御柱が無事建てられました。本宮の4本の御柱は、本宮境内に曳き付けられました。右の写真は、本宮二の御柱が境内に入るところです。
平成16年5月4日上社里曳き最終日
 
 上社の御柱も最終日になりました。この日は、本宮で4本の御柱の建て御柱が行われました。その中でも一番太い本宮一の御柱です。冠落しが行われ、御柱の先端が三角錐になりました。ヨギとチョウナでここまで仕上げます。

 
 本宮一の御柱が建てられ、垂幕やクス玉が披露されました。上社の御柱が終りました。


平成16年5月8日下社里曳き初日
 
 下社も里曳きが始まりました。左の写真は下諏訪一区の騎馬行列です。右の写真は秋宮から春宮へ来た御柱迎えの行列です。この行列は、春宮一の御柱が春宮境内に入るのを確認して秋宮へ帰りました。

 
 昼頃春宮一の御柱が春宮境内へ木落し(左の写真)されました。春宮三の御柱は春宮の裏へ木落しされ、砥川のきわまで曳き付ける為、元綱だけ砥川を越えました。(右の写真)

 
 初日は、春宮一の御柱の建て御柱がありました。左の写真は春宮一の御柱の冠落しです。右の写真は春宮二の御柱の冠落しです。しかし、春宮二の御柱を建てるのは2日目の5月9日です。

 
 左の写真は秋宮一の御柱が春宮境内へ木落しされるところです。右の写真は秋宮二の御柱が春宮境内へ木落しされるところです。このとき既に日は落ち薄暗くなっていました。この後、秋宮三・四の御柱も春宮境内へ木落しされました。


平成16年5月9日下社里曳き2日目
 
 下社里曳き2日目は、春宮二と四の御柱が建てられました。この写真は春宮四の建て御柱です。左の写真は、御柱を建てるワイヤーを巻き取るよいと巻きです。林の奥に御柱が見えています。その他に曳行路周辺では、騎馬行列や長持ち等がお披露目されていました。秋宮の御柱は、一〜三の御柱が秋宮境内に曳き付けられました。四の御柱は魁町泊まり。


平成16年5月10日下社里曳き最終日
 
 下社里曳き最終日は、秋宮の4本の御柱と春宮三の御柱が建てられ、諏訪大社の全ての御柱の日程が終了しました。この写真は、秋宮一の御柱です。雨の中、沢山の人が見にきていました。
 次の御柱は、平成22年です。しかし、諏訪地方では11月くらいまで各地で小宮の御柱祭が行われます。