米作りで思っていること                              

農薬の使用は、気象条件が素晴らしいところなので、それを活かして最低限にする

    本当は無農薬で、全くしない方がいいのかもしれませんが、収量が落ちてはこれで生活をしている
    わが家では、正直困ります。
    今のところ、
農薬は最低必要な量だけ使用し、他の方法でカバーできることがあればやっていきたいと思っています。
    ただ、私達が住んでいる標高1000m地帯は、夏でも気持ちのいい涼しい風がふき、病害虫の発生が少ないところです。
    その分、使用する農薬が少なくてすむということは、本当に自然に感謝です。


乾燥のさせかたにもひと工夫

    刈り取ったお米を乾燥させるときは、もちろん乾燥機でやりますが、2段階で乾燥をしています。
    はじめは通常の温度と時間で行ないます。
    それから、
お米を一度冷ましてから次に低い目の温度でゆっくり乾燥させます。
    そうすることで、米の胴割れや乾燥のしすぎによる味落ちなどが減り品質のよいお米になります。


農業機械は、整備して大事に使う
   

    米作りは、規模を大きくすればするほど機械化を考えなくてはなりませんが、高額ですので悩みます。(機械貧乏?)    
    しかし機械、電気関係の仕事で働いていた関係や、機械が好きということもあって、修理、手入れをほとんど自分でやれます。
    おかげで使用している機械類はもちろん
新しい機械もありますが中古品も使用して、長く使うように努力しています
    それにいつのまにか、修理や手入れで使用する工具類も結構そろってきました。
    
    しかし、栽培面積が10町歩を越えてきてからは今まで使用していた機械では効率が悪くなり、機械の更新がこれからの
    大きな課題となってきました。
    特に米作りは短期間で仕事を効率的にすすめないと間に合いませんので、どうしても機械化をすすめることが必要です。
    そこで、このごろ中古機械のネット販売が充実してきましたので、中古農機の店から購入して新旧の機械で仕事です。
 

   
   使った後は、掃除をして泥を落としておきます。
   これは、圧力も強いですが、お湯もでますので、寒くなってからの掃除も楽です。 (09.7)
new!

   私への意見、感想をお待ちしています 宮坂吉記  myfarm@po8.lcv.ne.jp