40年間 有機栽培

 安心、安全、新鮮、優れた美味。21世紀の夢が秘められています。機能性高い野菜、果物を摂取して、健全なる身体社会を造ろうではありませんか。
 村上農園は、40年間有機栽培により化学肥料は施していません。リンゴの場合は「コンフュウザーA」を使用して、農薬を他の園より半分以下で済ませています。即ち、コンフュウザー(信越化学工業製造)・木酢液・硫黄合剤使用は、自然に最も優しく、園全体に活力を付けます(コンフュウザーとは、ホルモン作用で雄の行動を麻痺させ、繁殖を防ぐホルモン剤を塗った針金を枝に結束するもの)。化成肥料の長年の使用は土中のバクテリアを殺し、大地の機能を失ってしまう、即ち、リンゴの木は枯死し、大地は荒廃する。それに対処するには、化成肥料を与えず有機農法によって対処すれば、数年にて復元出来ます。(我が国は自然に恵まれていて、かかる事柄には耳をかしませんが、只今の中東発テロ戦争の原因は、将に、自然に関する種々の出来事、砂漠化・環境破壊・気象異変に対しての正しい認識、判断が成されていない事により、解決方法を誤っているのではないか)
 即ち「自然を以て、自然を制する」(世には諸々の慣例、諸制度、法令がありますが常にそれらを研鑽し、見直す事が肝要ではないでしょうか)
 平成13年度、冬は大雪、春、夏は少雨干魃で枯死寸前の枝も、初秋、台風の恵みの雨で復活。園全体が開園以来の最高の活気を帯びて病虫害がなく、果実は蝋で磨き上げたような肌合になりました。樹齢50年生含若木。


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