うまい「リンゴ」を食べて
改革の輪を拡げよう。

さもないとローマ帝国の二の舞になってしまう

痛みの少ない改革案。
(を伴わない)

 「健全な精神は健全なる身体に宿る」
 即ち「健全なる国家(財政)は健全なる国民(医療システム)に依る」ものであります。医療費負担が20年後には、今の2倍になるような医療感覚・管理では、少子高齢化社会は崩壊してしまいます。
 それには、東洋医学・食生活を充分研鑚・勉強して着実に実行すれば日常の食費・医療費は半分で済ませる事が出来ると信じます。即ち肉類の摂取をせず、常に血液さらさらの理念にもとづいて青色魚類、納豆など豆類による蛋白質などの食生活の再改善をすべきと思われます。(玄米食、七分搗にすべきもの、戦後行われたものは、動物蛋白質をより多く摂取するものでした。それが癌・生活習慣病・高血圧症を引き起こした。又、ブラジルでは、米・牛肉の食事によって日本人より20才平均寿命が短いとの事)
 また牛肉を主産するのと、大豆を作るのと、同じ(単位)量のカロリー、蛋白質を生産するのに、牛肉は大豆の20倍の面積を要するのです。即ち20倍も土地を無駄使いをしているのが一般の畜産業の実態です。(羊肉の場合は50倍)
 飼料作付の耕地を1世紀も休まず耕作し続けると痩せ劣えて、やがては砂漠になってしまう。耕地の半分は森林にして休ませるべきです。国際規約自由貿易協定の為には聖域を問わずとありますが、それは経済至上主義に基づくもので、やがてはこの文明社会は崩壊の運命になってしまうのではないか。(それは、自然のルールを無視した規約ではないのか)
 私は、この半世紀近く、有機栽培を実施して参りましたが、戦後間もなく有畜農業振興の一翼をめざし、予防医学として東洋医学に接し自然と人為の調和をめざして行く事が必要と感じ化成肥料を一切与えない使用しない農法で、痩せ地も沃野と変らぬ作柄です。
 リンゴ栽培の場合、痩地の傾斜地の方が温度差があって、良品質のものが出来ます。(コンフューザー使用、減農薬栽培です。)即ち幼木(5年生から)の中から全部の発育枝に花芽が付きます。省力倍増生産が可能であります。又、化成肥料は30年間はすばらしい発育増進を促しますがそれを過ぎ半世紀もすれば紋斑病等、全園衰弱してしまいます。有機栽培の場合は改植すれば、直ちに(休耕しなくとも)復活します。見方によっては、今や先進国は文明病に酔いしれています。
 即ち大地は荒廃し異常気象は更に拍車をかけています。その対策として、砂漠、荒廃地、休耕地の緑化でありますが、信大農学部の山寺喜成先生(林業科)の樹木の種子を直播きする手法に注目が注がれています。土をこねて、ブロックを作り、それに樹木の種子を播種し地面に定着させると、潅水に頼らぬ緑化が可能との事。地道な改革が最も大切ではないでしょうか。植樹緑化(植林)の場合は、潅水が必要です。砂漠乾燥地帯では、潅水が不可能です。緑化が進まない理由は此処にあります。


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