絵本作家:ハンス・フィッシャー
ハンス・フィッシャー(1909〜1958)楽しい絵本の作り手として子供達に愛され、親しまれているフィッシャーは、学校の
教師だった両親の元にベルンで生まれました。美術学校で装飾画・版画を学んだ後、パリに渡り働きながら絵を学びました。
そこで出会った画家や作品にたくさんの刺激を受け帰国。ショーウインドウの飾り付け、舞台美術、新聞のカットなどいろい
ろな仕事をし、自分の才能と可能性をあらゆる形で表現しようと多忙な日々を送ります。しかし、もともと身体があまり丈夫で
なかったうえに仕事に追われたため、彼は過労で倒れてしまいます。療養を兼ね家族と共に郊外に引っ越し、そこで釣りをし
たり、植物のスケッチをしたり、子供と遊んだりして今までにない静かな生活を送る中、長女スルスラのために描いた「ブレ
ーメンのおんがくたい」で、絵本が自分の芸術を表現するのに最適なものだと感じました。
 ハンス・フィッシャー展
「ブレーメンのおんがくたい」から
「こねこのピッチ」まで

会  期:2013年9月21日(土)〜12月1日(日)
展示作品:「ブレーメンのおんがくたい」「いたずらもの」「たんじょうび」「こねこのぴっち」他

小さな絵本美術館
会場:小さな絵本美術館
住所:岡谷市長地権現413-6-13
TEL:0266-28-9877
会場:八ヶ岳小さな絵本美術館
住所:長野県諏訪郡原村原山
TEL : 0266-74-3450