諏 訪 大 社 下社 十 二 月 の行事
十二月 一日 = 月 次 祭 又、今月も小雨
二十三日 = 天 長 祭 (天皇誕生日)
10日と 前日の大雪で周囲白色に包まれて
秋宮 12月10日早朝
二十八日 = 煤 払 い の 神 事
昔は 一般家庭でも、煤掃き節供 等と呼ばれ、神を迎える準備 の行事として、12月13日に行われる風習があった。         今でも、新年を迎える為に12月後半 大掃除 を行う家庭も多い。
 幣拝殿と五色の御幣      (ゴシキノミテグラ)
幣拝殿の棟
 煤を払う
ミテグラ=皇室下賜の布
幣拝殿と彫刻  立川流棟梁 立川和四郎作と言われる。(国重要文化財)
三十一日 = 大祓え式 (年越えの大祓え式) 午後四時から 幣拝殿前で
その年の、罪・穢れを祓い、新しい年を迎える。
 所役 切麻・人形を頒つ       (神官・参列者全員)
祓主 大祓詞を宣る (ハラエヌシ、 オオハラエコトバを ノブる)
(ショヤク キリヌサ・ヒトガタをワカツ)
諸員、切麻・人形を執りて  祓う。 (ショイン、キリヌサ・ヒトガタ をト りて ハラう)  和紙の人形で 穢れた所を 拭う。
所役、大麻を執りて祓う          (ショヤク、オオヌサをトりてハラう)
所役 木綿を八針に執リ裂く。ショヤク ユウを ヤハリ に ト り サク。
切麻(キリヌサ)=和紙と 麻の切片     大麻(オオヌサ)=榊と和紙の幣
この後、大麻を細かく折り、穢れた人形・引き裂いた木綿等と一緒に川・湖に流したが今は、時代に合わせ、お焚き上げで、一緒に消却処分する。               昔からの風習で、川へ流した 雛・盆棚供物 等も、今ではそれを 禁じられている。
=除 夜 祭 (大祓式に続いて行われた)
大晦日から元旦にかけて、本来は、徹夜で籠もって祭事が行われたので      従って夜は訪れない(夜が無い)
参拝者が多く、撮影できなかった。
祭事の最中に、席・列を離れて撮影は出来ない             欠礼にならない程度の撮影(隠し撮り)の許可を戴き 撮影するので  アングルは制約されるし、フラッシュは厳禁                            デジカメのお陰で 明るさ・コントラストの操作で救われる所が多い
よい お年を!