この神の御本社は、大阪住吉大社の摂社で、
航海・造船の神として崇められています。
多分、湊の漁業関係者の先祖が、豊漁と安全を願って、漁業の神でもある
諏訪大神 と船魂神 を諏訪湖を見渡すこの地に勧請したものと思われます。
平成18年7月19日 諏訪地方に未曾有の豪雨が襲い
小田井澤川に土石流が発生し、死者・負傷者・住宅多数に甚大な災害を与えました。
このとき、船魂社も土石流の直撃を受けて、社殿・石像物は全て流失し
境内の立木も幹や根元に大きな被害を受け、枯損の心配される程でしたが
地元の人達の保護策により命をとどめ、サクラ も コブシ も
皆の願いを受けて見事な花を咲かせました。
18年4月 サクラの時期に撮影したまま、何故か 編集洩れしていた写真が
対比掲載となったことに奇遇を感じています。