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バイオガスをつくろう
  

バイオガスについて

 バイオガスとは、生ごみや糞尿などの有機物を嫌気性状態で発酵分解させ、その過程で発生するガスと液肥を利用する技術です。発生するガスには、メタン成分が多く含まれており、1m3当り5,500〜6,500kcalのエネルギーを取り出すことが可能です。このエネルギー量は都市ガス(6A)とほぼ同じです。
 投入された有機物は、発酵が進むにつれて分解され、最終的に全て液体となります。この液体は、肥効性が高く、土壌改良・病害虫防除効果もあることから、良質なバイオガス液肥として農業生産に活用できます。
 生活することで発生する有機物を廃棄物として捨てるのではなく、有効的に利用できるバイオガスシステムは、日本でも大正時代から使われていた技術です。持続可能な循環型社会のあり方を考え八ヶ岳山麓原村に就農した私たちが最初に手づくりしたのがバイオガスでした。(1998年9月建設)

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