■ターボアウトラン筐体のレストアへの道のり3

 

▼アクセル・ブレーキパーツ塗装▼

アクセル/ブレーキペダルが錆びています。特にブレーキ側は錆さびなので塗装をして綺麗にします。


筐体からブロックごと取り外し

裏側もゴミが付着して汚いです。

更に部品を分解します。

錆びている部分を紙ヤスリを使ってコツコツと取り除いてから塗装します。


パネル部分を銀色に塗装

アクセルペダルも同様に塗装

ブレーキペダルも塗装しました。

銀色に塗装したあとに、クリアーで表面をコーティングして塗装は完了です。


硬化後に組立です。

筐体に新しいネジで固定して・・・

最後に、アクセルを取付けます。

元々の色とは全然違ってしまいましたが、錆びている表面よりは凄く見た目が良くなりました。

 ▼筐体内部のレストア▼

外観は綺麗になりましたが、内部は凄く汚れています。一部ケーブルが溶けている部分もあって
前の所有者がモニターを交換した際に何かと変更をしていたようです。


一旦、全てのパーツ取外して綺麗にします。

ステップルで固定されているケーブルも外しました。


トランス、アンプ、電源類も全て取り外し完了

コネクター付きケーブルも大量に外しました。


今回、スイッチング電源を新品に交換します。
大容量ながら特価品で1,000円でした。

NJR AES75-5(5V 15A)
小型で15Aは助かります。

パワーアンプも一緒に交換しました。

ちなみに、アンプは秋月電子のキット(TA7252AP)を、2台利用しました。(むか〜し購入して組立後、未使用のままでした。)


必要なパーツを底板にネジ止めします。

筐体内部に底板を戻して配線を筐体側に固定します。


スキャンコンバーターはモニター裏にネジ固定

ターボアウトラン側の配線は完了です。

筐体内部は、数十年間の砂埃を掃除機で吸いつつ、洗剤を使って綺麗に拭いてみました。


今回、取り外して使用しなくなったパーツ達です。

ネジ類もそれなりに新品に交換しました。

不要だと思われるトランス類を(自己判断で)取り外したのですが、トランス+ブラウン管の重さだけ軽量化出来たので移動が凄く楽になりました。

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■レストア作業終了■


金属部分の塗装は面倒でしたが正解でした。

ステアリングの動きもよくなり、ギアも動作するようになりました。
各パーツも綺麗に磨いたので、触った時の感触が良いです。
と、言っても「ターボアウトラン」が上手いワケではないので、
コンティニュー無しではクリアは出来ませんけど・・・

 

素人が出来る範囲で努力をして
アーケード筐体のレストアをしてみました。

購入した当時の状態より格段に綺麗な状態になりました。

軽量化をする気持ちはありませんでしたが
移動が楽になったのは本当に助かります。

液晶モニターに交換したことで
画面も大きくなり見やすくなりました。

ターボアウトランだけ、ピカピカになったので、
一緒に設置してある筐体が寂しく見えます。

「スペースハリアー」も「エンデューロレーサー」も、
更に古い筐体なので、
おいおいと同様のレストアをしたいと思います。

今回のレストア費用は15,000円程度でした。
と、言っても既に所有している材料を利用しているので、
新たな出費は1万円以下だと思います。

自己満足度 ★★★☆☆

注意*毎回のことですが、依頼は一切お断りをしております。 同じ作業をしても全然楽しくないので・・・ (メールを送る前にコチラをお読みください)

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