■ ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン (スーパーファミコンミニ) ちょこっと改造6

▼カセットイジェクト機構部分の続きの続き▼

実機と同様にイジェクトボタンが上下出来るように本体側に枠を取付けたいと思います。


プラバンで作った枠に溝を入れます。

本体の裏側からプラバンを接着固定します。

表面から見るとこんな感じです。


細いステンレス棒を曲げます。

短くカットしてか先端を細く削ります。

イジェクトボタンの裏側から接着固定ます。


大きくて弱そうなスプリングを2個取付けます。

スプリングを2個使うことで安定感があります。

裏側からイジェクトボタンを取付します。


適当にカットした板を利用して・・・

電源SWとリセットスイッチ用基板に貼付けます。

これでスプリングが穴から飛び出なくなりました。


EJECTボタンの高さの丁度良い感じになりました。

ちょっと、EJECTボタンを押してみると・・・

枠部分がピッタリサイズではないので、意地悪にEJECTボタンを斜めに押し込むと角の部分に引っかかります。
塗装する前にバテ盛りをして内側の厚さを調整して、スムーズな動きに調整する予定です。

▼スーパーファミコンミニ用のミニカセット▼

ファミコンミニ用に作ったミニカセットの完成度に、それなりに満足していたので、
今回は、スーパーファミコンミニ用のカセット作ってみたいと思います。

ただ、ファミコンと違って曲面が多く細かい部分を再現しようと思うと、レーザー加工機+プラバン+組立の方法では、ちょっと限界があったりします。
3Dプリンターを購入してカセットを作る方法だと 3DCADで設計する必要がどうしてもありますが、CADが苦手だったりします。

と、言って誰かが作った3Dデータをネットから貰ってきて、プリントアウトする方法だけは「ものづくり」としては嫌ですしねぇ〜

先ずは、プラバンでスーパーファミコンミニのケースが作れるか実験してみたいと思います。


Inkscapeを利用して二次元的にデータ化します。

試しにダンボールに加工してみます。

カットする部分と彫刻する部分が上手く出来ました。


今度は、プラバン0.5mm厚で実験してみます。

加工中は見ているだけで楽ですが・・・

プラバンを立体的にするのは大変そーです。

プラバンをレーザー加工機で細かく加工してから、熱を当てて曲げたり接着したり苦労してみまたものの、
満足のできる仕上がりにはなりませんでした。もう少し修行が必要かもですね。

レーザー加工機でのスーパーファミコンミニカセットの製作は断念して、
ものづくりで、ずーっと避けていた3DCADを勉強して3Dプリンターを使ったミニカセットの製作に変更しいたと思います。

データが完成するまでの工程は「3Dプリンターを購入する前に、3DCADの勉強への道のり」で紹介してます。

3Dプリンター導入で数ヶ月間は、スーパーファミコンミニ ちょこっと改造が停滞していましたが再開します。

実寸大に作っていた3Dデータをミニサイズに縮小してから3Dプリンターで出力します。


実験的なプリントアウトを開始します。

スーパーファミコンぽいカセットが出来上がってます。


余計な部分を排除して試しに合体させます。

裏側はこんな感じです。
所有している3Dプリンターで、
どの程度細かく再現が出来るのが
不明なので、実験的に印刷しましたが、
第一号としては、まぁまぁな完成度でした。

やっぱり実際のカセットを
単なる縮小して製作するだけだと、
ネジ穴が小さすぎたり、
シールを貼る部分の奥行が少なかったりと、
デフォルメが必要ですね。


スーファミミニに刺そうと思っても厚みがあってダメでした。

ちなみに、2時間程度で今回のミニカセットは完成しました。
もう少し大きい造形物だと、もっと時間が掛かるんでしょうね。
 
ただ、時間が掛かるとはいえ放置して完成するのは本当に楽です。


何個作っても苦労感がないです。
3Dプリンターのコツを掴んでいないので、
どの方法が精度よく印刷出来るか何個か作ってみます。

残念ながら、第一号のスーファミミニ用のミニカセットは、
厚みがあったので挿入口に入りませんでしが、
3DCADソフトで奥行だけ調整して薄くしました。

ただ、薄くすることで溝の部分の奥行が減ってしまうので、
何かとデータを調整しながら3Dプリンターの
表現出来る限界の境目を探すことに・・・


本物のカセットとサイズ比較。それなりに似た雰囲気です。

裏面はこんな感じです。早く塗装してみたいですねぇ〜


大雑把に研磨をしただけですが、それなりに良くなりました。

裏側もスーファミカセットぽい感じです。


サイズ変更したことで何とか刺さるようになりました。
購入した3Dプリンターの性能(精度)を過信して、
細かい部分を再現させようと思っても難しいですねぇ〜
3D印刷するコツが何かとあるようで、
まだまだ、満足が出来るレベルではありませんけど・・・

それにしても、同じ形状を何個も作るには本当に助かります。
3Dプリンターに同梱されていたシルバー色の樹脂で、
サンプルを作っているので、本番は塗装に適した色で
3Dプリントしたいと思います。

この続きは「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン (スーパーファミコンミニ) ちょこっと改造7」で紹介します。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

戻る