■SHARP X68000 XVI Compact風 外付けHDDケースの製作の続き


今思うと「脚ユニット」がないと寂しいですね。
2011年に、市販品の外付けHDDの表面だけを、
←X68000 XVI Compact風に仕上げました。
詳しくはコチラ

当時は、簡単に素早く仕上げたかったので、
「脚ユニット」の存在は知っていたものの、
全く作る気持ちはありませんでした。→

ただ、最近になって更にCompactっぽく
仕上げてみたくなったので、
脚ユニット(追加パーツ)を作りたいと思います。


「脚ユニット」  (サービスマニュアルから抜粋)

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▼製作開始▼

XVI Compact風の表面パネルは、黒く塗装するのが面倒だったので黒ベークライト板にクリアー塗装だけしましたが、
今回は、形状の関係で黒く塗装しないと出来が悪くなりそうだったので、FRPで作ることにします。


3mmのFRP板を使って作業します。

HDDの底と同じ寸法にPCBカッターでカットします。

前後に細いFRP板を接着固定します。


角の部分を丁寧に斜めにしたいのでヤスりの棒で削ります。

パーツを固定する為のネジ穴を作ります。

左右に飛び出ている半月状のパーツを作ります。


手書きで書いた線を元にFRPをカットします。

左右対称に同じ形状を作ります。

ネジが飛び出ないようにザグリ加工をして・・・


ネジ止めするとスタンドっぽいデザインになりました。

裏側はこんな感じです。

内側でネジ止めするとこんな感じです。

▼塗装▼

他のケース作りで余っていた塗料を使って塗装します。
ただ、艶消し剤とクリアー塗料は終わってしまったので、サフと黒塗装のみです。


サーフェイサーで下塗りします。

半月状のパーツも同様に塗装します。


数回、黒塗料で重ね塗りします。

見えなくなる裏側の部分も塗装します。

半月状のパーツも黒く塗装しました。


薄手のゴムシートを用意して・・・

今回作ったパーツにゴムシートを貼り付けします。

HDD側に両面テープを貼ります。


底の部分に今回作ったパーツを合体させます。

更に、半月状のパーツをネジで固定したら脚ユニットの完成です。

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■完成■

塗装の硬化に時間が掛かっただけで、FRP製作は難なく進みました。
同機種の外付けハードディスクが3〜4個あるので、全て同じX68デザインにしてみたいですが・・・
他の工作が中断中なので、おいおいにします。


脚ユニットを取付けたことで、
HDDケースが安定して置けるようになりました。

本物と同じような構造で作っているので、
2パターンのデザインが楽しめます。

X68風Windowsパソコンと一緒に記念撮影

スタンド部分は追加製作して正解でした。更にXVI Compactっぽくなりました。

製作費用は、所有しているパーツだけで完成したので追加費用はゼロでした。 自己満足度★★★☆☆

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