■SHARP X68000風 Windowsパソコン製作への道のり5

▼地デジ+BS/110度CSチューナー搭載▼

他のデスクトップパソコンで使っていたチューナー基板PT2(地上デジタル・BS/110度CSチューナー)を、
X68000風ケースに入れることが今回の一番の目的だったので、PCI-E/PCI変換アダプタと組合わせて内蔵させることに・・・

ただ、このX68風ケース製作中にアースソフトはPCI Express対応の「PT3」を発表したので、
PT3が発売する前には完成させたいですねぇ〜 (特に意味はありませんが)


デジタルチューナー アースソフト PT2 Rev.B

PCI-E/PCI変換  Ably-Tech GH-EB132-C9

ケース底にチューナーを固定する予定です


PCI接続のPT2は自作ケースに入れるにはギリギリでした。

ケースの底板はアルミ板を利用します。


バンドソーで底板になるアルミ板を綺麗にカットしました。

チューナーのアンテナ端子x4個の穴あけをします。

こんな感じにケースから端子が出るようになります。

▼スピーカー+ヘッドフォン用アンプの製作▼

特にコダワリはないのですが、X68風ケースに内蔵させるスピーカー+ヘッドフォンアンプは
実機のX68030でも使用していた「NJM2073」を使って回路を作ることにしました。


NJM2073Dは、1個で2回路入っているようです。

本の付録だったX68030回路図を参考に作ります。

X68と同等の部品類を集めて組立てます。


こんな感じに小型アンプの完成です。

ハンダ面はスッキリとした配線です。

シールド線等を基板に半田付けします。


基板をジョイパット端子の上にホットボンドで固定

2連ボリウムに電解コンデンサを取り付け

ヘッドフォンを接続して動作チェック中〜

▼X68キーボード変換回路の製作▼

先日、プレットボード上で上手くキーボードが動作していたので、実際にケースへ内蔵させる為の変換回路を作ります。


部品点数は結構少ないです。

ICソケット裏側に全て部品を隠してみました。

裏側はこんな感じです。

▼電源スイッチとDC端子の取付け▼

実機のX68000と同じ位置に主電源スイッチを取付けたいと思います。


定番素材の黒いベークライト板を使います。

エンドミルでスイッチの穴を開けています。

毎回のことですが、結構適当な加工です。


こんな感じにパーツが完成しました。

スイッチとDC端子を仮取付け

加工した部品を本体ケースにネジ止め

▼SSDと電源周辺の取付け加工▼

本体にはポップアップハンドルもあるので持ち運びを想定してHDDではなくSSDにしてみました。
大容量の電源も不要だと思うのでACアダプター仕様の小型電源にしてみました。


SSD シリコンパワー SP060GBSSDV30S25 (60GB)

IDE CDRM-SATA変換 IDE-CDROM-SATA

ITX電源 ASKTECH NT-ZENODC100


SSDをケース内にネジ止め固定します。

その上にDVDドライブを固定します。

DVDドライブをIDEからSATAへ変換する基板を取付け


電源基板をケースの上側にネジ止め固定します。

ネジ穴付きのL型金具を大量に使います。

FRP同士はこの金具を使って合体させます。


各部品はL型金具を使って取外しが可能な構造です。

底板も6個のネジで固定しています。

逆側はこんな感じ


上下の部品はFRPにネジ穴を作って固定しています。

4mmの皿ネジでガチっと固定しています。

電源スイッチ部分も綺麗に出来上がりました。

後日、底板部分の加工の続きをします。この続きは「SHARP X68000風 Windowsパソコン製作への道のり6」で紹介します。

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