■押したくなるボタン(スイッチ)の製作2 〜ウルトラハット製作〜

▼ウルトラハット製作▼

ポップアップ部分が完成したらコレを作らないと、押したくなるボタン(スイッチ)」は完成しません。
一番大変そうなものの自己満足度が高いので地道に作りたいと思います。


先ずは厚紙で試作品を作ります。

0.5mm厚のアルミ板をロールで購入

下書きを元にアルミ板をコツコツカットします。


怪我をしないように鉛筆の下書きを元に万能ハサミで更にカットしていきます。

接合する部分に穴あけをして・・・


リベットを使ってガチっと固定します。

こんな感じのウルトラハット特有の形状になりました。

帽子のつば部分も同じアルミ板で作ります。


内側を万能ハサミで大雑把にカット

上記の状態からハンドニブラを使って内側を綺麗にします。

内側を折り曲げて帽子本体に接着固定します。


更に丸いアルミ板を用意して帽子に蓋をします。

円周辺を放射状にカットしてから・・・

ペンチを使って折り曲げます。


見えない部分は雑ですが合体が出来ました。

接着剤が硬化するまで1日待ちます。

初めてにしては良い仕上がりになりました。

▼塗装▼

今回は板金屋さんから塗料を用意してもらわずにホームセンターで売っている、
アルミ用の密着スプレーと水性シリコンカラースプレーを使って塗装してみることにしました。


これが今回購入した3色のスプレーと密着スプレー

塗装前に表面を研磨して水洗い中〜

密着スプレーをして2時間程度待ちます。


依頼品の帽子は赤色を塗装

2個目は青色に塗装 (自分用)

予備の帽子は黄色に塗装


星マークをカッティングマシーンでカットして・・・

カッティングシートを丁寧に貼ります。

星の位置もそれなりの場所に配置して貼りました。


内側の部分はスポンジゴムを貼り付けます。

こんな感じに頭が触れる部分に貼りました。

100円ショップで購入したロープとループエンド


ロープをウルトラハットに通します。

ポップアップ装置を上部にネジ止めして工作完了です。

これなら、誰でもスイッチを押したくなるでしょうね。

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■完成■

単なるクイズ用のグッズを作っているように見えますが、早押しスイッチを押すタイミングによって効果音の組合わせをランダムにしています。
アメリカ横断ウルトラクイズの勝ち抜けBGMや罰ゲームBGMなど知っている人はニヤける効果音が多数入ってます。


クイズ回答者用の早押しスイッチ部分

効果音制御部分(手動で効果音を出せます)

効果音再生BOX部分

ウルトラハット(赤色) 素材がアルミなので結構軽いです。

ラジコンサーボで素早くポップアップします。

写真で見ると結構完成度の高い仕上がりに見えますねぇ〜 
(ちなみに、黄色のウルトラハットは予備なので途中までしか作っていません)

全てを配線すると、こんな感じです。

早押しスイッチとウルトラハットは最大で3個まで接続可能で、
実際に早押し判定するプログラムも作ってあります。
ドアセンサーもあるので、ドア開閉時に効果音を出すことも出来ます。

依頼者が喜んでくれることを願いたいですね。

自己満足度 ★★★★☆

「アメリカ横断ウルトラクイズ」に興味のある方なら、欲しいけど市販されていない音源シリーズの「コレ」に興味があるかと思います。
こちらも合わせてご覧ください。

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