■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり26(完結編1)

 今回、MGSが自作した中でも最長の11ヶ月間を費やして、やっとX68風ケースと周辺グッズが完成しました。(ナイト2000製作は除く)

途中、モチベーションを維持させる周辺グッズの製作が多くなったことで、更に苦労も増えましたが、
それなりに完成度も高く、今まで妥協していた部分も作れたことで満足度も高くなっています。

先ずは、X68ケース用オプションとして作った数多くの周辺グッズを、多少大きい写真で紹介したいと思います。

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▼ショイパッド▼

G.I.M.I.C MB-2の操作用の小型ジョイパッドです。
上下でフォルダ移動、左右で曲送り・戻し、Aボタンで再生・停止の操作が出来ます。(Bボタンは今のところ未使用)


ATARI仕様のコントローラーになっています。

ちょっとケーブルの太さが気になりますが・・・ 気にしないでください。

本物のジョイカード 「CZ-8NJ1」と、
今回自作したジョイカードの「CZ-8NJ1 compact」です。

キーホルダーを取付けると、小ささが伝わると思います。
(通常は邪魔なので取り外しています)

箱を作ることで完成度が増してますねぇ〜
 

最終的には元箱欲しさに本物のコントローラーも購入。
色合いは違いますが、それなりに雰囲気は似てます。

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▼X68000スタンド看板風のリモコン製作▼

リモコンのデザインには毎回悩まされますが、今回は電飾看板風の赤外線リモコンにしています。
外観はアルミ素材を使っているので、重量感もあって雰囲気が良く出来上がりました。

再生・停止、曲送り・戻し、フォルダ移動、電源のON/OFF、偽フロッピーイジェクトの操作ができます。


リモコン操作面

裏返すと、電飾看板面になります。

スイッチをONすると電飾が光ります。

取っ手の部分はお気に入りです。

上部にはリモコン送信部

スタンド部分に電飾用の小さなスイッチを配置

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▼5インチ風フロッピーディスク▼

実際に、FM音源データが入っているワケではありませんが、
X68の特徴でもあるフロッピーディスクのオートイジェクトなどを再現したかったので、2インチサイズでミニチュアを作ってみました。


写真で撮ると本物っぽく見えますねぇ〜 全て手作りなので微妙にサイズが違ったりします。

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▼ミニチュアフロッピーディスク用ケース▼

2インチサイズのミニフロッピーディスクを作ったので、その収納ケースも一緒に作りました。


プラ板と、エンビシートを組合わせて作ってみました。

2インチサイズのミニフロッピーを入れると本物っぽく見えます。

当時、実際に使っていた5インチケースと一緒に撮影

開閉構造や、鍵ロックの方法も同じです。

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▼ミニフロッピー用の市販ゲームソフトケース風のSDカードケース▼

音楽(MDX)データを保存してあるMicroSD/SDカードが収納できるケースです。
当然、5インチ風ミニフロッピーディスクを入れるケースにもなっています。


マイコンソフトのゲームケースを、ミニチュア化してみました。

本物と比べると、結構可愛いサイズです。

取説、ユーザーズカード、サポードカードもミニチュア化しています。

ドラゴンスピリットのケース&付属品も完璧です。

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▼市販ゲームの特典グッズのミニチュア▼

マイコンソフトの一部ゲームソフトに購入特典として同梱されていたグッズをミニチュアにして作ってみました。


ドラゴンスピリットのペナント

源平討魔伝の「のぼり」

アフターバーナーのマウスパット (サイズ64mm x 54mm)

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▼液晶モニター▼

G.I.M.I.C MB2を内蔵したX68風ケースに接続することで、演奏中のファイル名、曲名、鍵盤表示や、
再生速度、ループ回数設定など、本体やリモコンだけでは出来なかったことが可能になります。

初代 G.I.M.I.C MB1用のケースを作っていた時も、ブラウン管風液晶モニターを検討したものの、
X68風ケースより、モニターサイズが小さすぎてバランスが悪いと思って作りませんでした。
今回も比率は合っていませんが、数年前より完成度の良いモニターが作れそうだったので作ってみました。


液晶モニターケースは作って正解でした。

ブラウン管っぽい奥行も完成度を高めてますねぇ〜

取り外し可能な小型スピーカーも上手く出来上がりました。

モニターに取付けるとこんな感じです。

スピーカーとモニターの比率が変ですが気にしません。

上部のスリット部分も、満足な仕上がりになりました。

モニター下の蓋を開けると操作ボタンが4個あります。
GMC-OPT03のSW1/SW2/SW3/SW4に相当します。

背面端子は、スピーカー端子、電源スイッチ、
音量調整、DC入力(+5V)などがあります。

デカールのお蔭で細かい文字も再現しています。

電源スイッチ風の操作ボタンです。(SW5に相当)

スタントは、チルトと左右に首を振ることが可能

当然ですが、液晶モニターは鍵盤表示やファイル表示に利用できます。

仕様*外形寸法 横幅 80mm x 奥行 82mm x 高さ 88mm(スピーカー含まず・チルトスタンド含む)  重量 280g 電源 DC2.0〜5.5V (D級アンプ部)

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▼カラーイメージユニット(CZ-6VT1)風のウーファーシステムの製作▼

 カラーイメージユニット風、ウーファーシステムまで作ると暴走しすぎだなぁ〜と自分でも感じながら作っていました。
新たに購入したテプラでデカールを作ったお蔭で細かい部分が再現出来ています。


何処から見ても、カラーイメージユニットっぽいウーファーシステムです。
スタンバイ時は、LEDが赤に点灯、電源を入れると緑色に点灯します。

背面端子は、今回一番妥協(手抜き)した部分で、文字入れは一切していません。
スピーカー用のダクトが左右にあります。

デカールを何枚か組合わせて完成させています。

ウーファースピーカー部分も綺麗に仕上がりました。

モニターを組合わせると、こんな感じになります。

前面パネルにあるツマミの
「LOW VOL」「Hi LEV.」「CROSSOVER」「VOLUME」は、
チャンネルデバイダーとして使用(調整)できます。

「TINT」ツマミ(2個)はダミーです。回転すらしません。

チャンネルデバイダーの性能は良いと思いますが、
素人が設計した箱と、このスピーカーサイズでは
お世辞にも高音質とは言えません。

FM音源+ADPCMを高音質で聞きたい場合は、
きちんとしたオーディオシステムで聴きたいと思います。

仕様*外形寸法 横幅195mm x 奥行137mm x 高さ29mm(突起物含まず)  重量 620g 電源 DC12V

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X68000風ケースと、周辺グッズを一緒に記念撮影。

今回の主役、X68000風ケースは、「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり27(完結編2)」で紹介します。

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