■GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり12
作業工程が、まだまだ沢山ありますがコツコツ進めたいと思います。
▼FDアクセス用の基板▼
通常は黄緑色に点灯してアクセス中は赤く点灯しているFDDの上に位置するLED用基板を完成させます。
電源用と同様に2色LEDを利用します。 |
先日作った基板を利用してハンダ付けします。 |
配線用のケーブル・コネクタを取付けて完成 |
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▼電源分配基板▼
リチウムイオン電池とACアダプターとの電源切替や、各基板へ5V(又は3.3V)を供給するための分配基板に部品を実装させます。
先日作った基板に部品をハンダ付けします。 |
殆どEHコネクタで基板を占拠してます。 |
ハンダ面はこんな仕上がりです。 |
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▼その他ケーブル類の製作▼
各基板同士を接続するためのケーブルをコツコツ作りたいと思います。
DC入力や電源スイッチと基板を配線 |
各基板へ電源供給するためのケーブル |
GIMIC MB2のEXT I/F用のケーブルも自作 |
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電源LED部分もコネクター取付 |
電源用の押しボタンスイッチも配線 |
音量調整用のボリウムも配線しました。 |
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間違えないように配線をします。 |
ここまでの作業で完成しているパーツとケーブルを使って動作チェック中〜
GIMIC基板との連動方法を変更したので PICプログラムの動作にも問題ないようで、各LEDの色合いもバランスが良いようです。 GIMIC MB2の電源を入れると「FDを入れてください」の催促LED点滅や、 |
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▼リモコン対応させる為の基板製作▼
2014年9月のGIMIC MB2
ファームウエア更新でリモコンへの追加改造が出来ると喜んでみたものの・・・
スイッチが多機能過ぎて逆にリモコンにすることが困難になってしまいました。(別に文句ではありません)
ただ、GIMICさんがプログラムに要望があればカスタムしてくれるとのメールを頂いたので、
そのご厚意に甘えて、「再生・停止」「次曲」「前曲」「次フォルダ」「前フォルダ」「電源のON/OFF」だけ操作の出来るファームウエアを作って貰いました。
(GIMICさんには前回も今回も資料やファームウエアなど全面的に協力して頂いてとても助かりました。)
先日、GIMICさんにテスト用のファームウエアを 作って頂いたのでMB2へ早速書込みをして、 どんな感じに動くのかチェックをしてみます。 |
先日作った基板に部品を実装します。 |
これが先日購入しておいたチップIC |
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部品点数は少ないのでスッキリです。 |
入出力のコネクタだらけです。 |
基板が完成した当初は 勝手に電源が切れたり誤動作しましたが、 プルアップ抵抗が必要な部分があったらしく 追加したらサクサク操作出来るようになりました。 あとは、正式なファームウエアが届けば |
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▼リモコン受信基板の製作▼
GIMIC MB2とリモコン受信基板との橋渡し的な基板が出来上がったので、
GIMIC MB1にも利用した回路とプログラムを使ってリモコン用の基板を作ります。
この基板をケース側に内蔵させることで、再生・停止・曲送りなどの操作がリモコンで出来るようになります。
表面実装タイプのPICにプログラムを書込み中〜 |
パーツを基板にハンダ付け |
裏側はこんな感じにシンプルです。 |
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▼ジョイパッドでの操作▼
リモコン対応にさせる回路を追加したことで、配線さえすればジョイパッド端子でも操作が可能になったので追加の作業をすることにしました。
基板とD-sub9ピン端子を配線します。 |
こんな感じにケーブルの完成 |
ATARI仕様のコントロールパッドが使えます。 |
これで、X68000の純正ジョイパッドを利用してもGIMIC MB2の必要最低限の操作が出来ます。
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▼ショイパッドの製作▼
本当なら赤外線リモコンを先に作りたいのですがデザインに悩み続けているので、
簡単そうなジョイパッドの小型版を先に作りたいと思います。
初代GIMICのケースを作る時にワイヤレスリモコンとして利用しようと検討をしていた
ファミコンコントローラー型キーホルダー(ゲームセンターの景品)ケースを、今回こそは利用してみたいので、
ワイヤレスリモコンではなく単なるジョイパットとして使えるように改造します。(これなら簡単なハズなので・・・)
このベストセラーの「ジョイカード(CZ-8NJ1)」を真似ます。 (SHARPの総合カタログから抜粋) |
数年前にリモコンにしようと思って挫折したコントローラ (現在はシールが剥がされて分解されています) |
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▼ジョイパッドのパテ盛り▼
この状態のままで表面にシールを貼ると凸凹してしまうので邪魔な部分を削ります。
数年前から分解されていたモノがやっと役に立ちます。 |
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右上側の部分も気になるので高さ調整します。 |
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クルマ用の黄色いパテで凹みを埋めます |
こんな感じに大雑把にパテ盛りをして・・・ |
丁寧に研磨して凸凹を減らします。 |
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ケーブルを取り出す方向を本物と同じ右横にしたいので、LEDを取付してあった上側の穴をパテ盛りしたいと思います。
更に電池ボックスがあった裏側も何とかしたいと思います。
LEDがあった部分を穴埋めします。 |
パテをペタペタ塗ります。 |
丁寧に周辺と高さを合わせて研磨します。 |
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ちなみに、大雑把な作業なので青色のパテを利用 |
電池ボックスだった裏側を、ベタっとパテ盛りします。 |
フライス盤で薄く削ります。 |
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こんな感じに他の部分と同じ高さにしました。 |
表側からは黄色いパテで仕上げをします。 |
電池ボックスの隙間も綺麗に埋まりました。 |
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▼方向キーの改善▼
ゲームセンターの景品だったゲームコントローラーの方向キーは単なる飾りでスイッチの機能はありませんでした。
方向キーの上・下・左・右を独立したスイッチになるように多少改造をします。
これが「方向キー」 底が厚いです。 |
薄くしてから角の邪魔な部分をカットしました。 |
ここで超音波カッターの登場です。 |
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BB弾を用意して・・・ |
超音波カッターでスパっと半分にカットします。 |
スイッチとの高さバランスを考えながら研磨して |
接着剤で2個を合体させると完成です。 |
半分にしたBB弾を接着したことで、スイッチの同時押しが出来ないようにしています。(上を押しながら下を押すことかが出来ません)
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▼A・Bボタン▼
A・Bボタンも同様に独立してスイッチが押せるように改善します。
Aを押してもBを押しても同じ動作の一体型 |
AとBのスイッチを分離させます。 |
スイッチが飛び出てしまうのでパーツを追加します。 |
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▼コントローラー内部の基板製作▼
上・下・左・右・A・Bが独立して操作出来るようにコントローラー内部に基板を入れたいと思います。
PCBEソフトでパターン図をコツコツ作ります。 |
出来上がったカバーデータを切削データに変換します。 |
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USBCNV3へ切削データを読み込みます。 |
毎回お世話になっている幅広の両面テープ |
片面生基板+捨て板を両面テープで固定 |
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パソコンを使ってエンドミルの位置を原点まで移動させてからプログラムを実行〜 |
綺麗にパターンをカットしてくれてます。 |
この続きは「GIMIC2代目マザーボード用 X68000ケース製作への道のり13」で紹介します。
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