| 塩嶺小鳥バス2005 |
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| 日本野鳥の会諏訪支部長の林さんが画を使って 小鳥の説明をされています。皆真剣に耳を傾けて います。 |
| 桜の季節も終わり、野や森や畑に新緑の美しい芽吹きの季節がやってきました。町の軒下では、ツバメたちが忙しそうに巣づくりにおわれてにぎやかに囀っています。いつも見ているスズメ・野鳩・セキレイ・ムク鳥達もとても活発に餌をついばむようになりました。 5月8日に十数年ぶりに塩嶺小鳥バスに乗って小鳥の森を散策してきました。乗車記念に林正敏さん画のカワラヒワのピンバッジとガイドブックをいただいました。 早朝の塩嶺は霧がかかっていて思ったより冷え込んでいました。ガイドを聞くイヤホーンと双眼鏡をお借りして薄霧の中を展望台にむかって歩き始めました。 寒いせいか、小鳥もじっとしていて最初のうちはあまり鳴き声が聞こえませんでした。時間と共に日が差し始めると少しずつ森の中がにぎやかになってきました。 耳をこらして鳴き声や羽ばたきの聞こえるほうを見るのですが、双眼鏡を覗く段階になるといつも見えなくなってしまいます。 キビタキがちょうど松の木のてっぺんにとまったところをガイドのかたが望遠鏡でとらえてくれたので、変わりばんこに覗かせてもらったのですが、その姿の可愛い事。 池の先にある木の一本にコサメビタキが営巣していてちょうど巣の中で落ち着いているところを望遠鏡で見せていただきました。真っ黒な小さな目を見開いていて、その無垢なこと。 |
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| このくらいの木の茂りが野鳥を見るには丁度良い | 霧が晴れてくるとともに野鳥のさえずりがちらほらと |
約2時間の野鳥観察の後、塩嶺閣で参加者がお茶を飲みながら林先生の説明を聞きました。この日、声が聞こえたり姿が見えたのはのは、チョウゲンボウ・キセキレイ・コガラ・ヒヨドリ・コルリ・クロツグミ・ウグイス・キビタキ・オオルリ・コサメビタキ・ヒガラ・シジュウカラ・ヤマガラ・エナガ・カワラヒワ・イカル・ハシブトガラス・カケス・アオゲラだったそうですが、残念ながら私は数種類しかわかりませんでした。 ミソサザイの胸骨と白鳥の大腿骨の標本を見ながら、鳥が飛ぶためにいかにその骨格が軽くできているかというおはなしを聞きました。骨髄が無く空洞になっており、頭蓋骨には気泡がたくさんあり、腸も短くできているとのことです。 林先生は傷ついた野鳥の保護もされていて、最近では雉のオスの手当てをして、回復したので、自宅の裏山に放せば人間の狩猟の的にされてしまうので、この野鳥保護区の塩嶺に連れてきて放してあげたそうです。 とても人間に慣れていて、塩嶺閣の自動ドアの入り口から出入りをして、管理のおじさんから餌をもらっていたそうです。 桃太郎君という名前も付いていたそうです。 桃太郎君はココで安泰な一生を送るはずでしたが、1週間前に、塩嶺に住む狐に食べられて見るも無残な姿になっていたとの事です。 自然の中で生きてゆくことは厳しいですね。でも人間に撃たれるかわりに狐にたべられたのなら、しかたないですね。 桃太郎君 塩嶺の森で安らかに・・・・ |
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林 正敏氏が高山忠四郎氏へのインタヴューをもとに書かれた著書。信濃毎日新聞社 発行 定価1200円 高山氏(松本市)は大正、昭和初期に鳥類学者の研究を支えていました。また、日本の山岳活動の発展に尽力されました。 採取された野鳥を剥製にし、その貴重な剥製や標本等多数を塩嶺鳥獣保護センターに寄贈されました。 林氏は 昭和29年より小平萬榮氏により発案され続けられていた「小鳥バス」による野鳥の解説を、S60年に引き継がれました。 「鳥学を支えた岳人」の序文は小平萬榮氏が寄稿されていて、林氏の地道で意欲的な野鳥に関する活動を絶賛されています。 |
| 鳥合わせ 2005年 6月12日 |