煌 の一番下の部分は
次の写真のように「下部燃焼室(引き出し式囲炉裏、以後『囲炉裏』と呼びます)」になっています。
湿気って点火しづらい薪を燃やすような場合は、囲炉裏を引き出して、写真のように多めに用意した小枝に点火して、引き出しを元に戻して、主燃焼室(扉付燃焼カゴ)にセットした薪に間接的に点火します。
湿気った薪を燃やす場合は、あらかじめ燃焼カゴに湿気った薪を入れておき、囲炉裏の火で乾燥させながら燃やして行きます。湿気った薪をあまりたくさん使っていると、さすがに煙突が詰まります。
生木(なまき)を燃やしたい場合は、生木は囲炉裏に入れて下さい。生ゴミ(リンゴやミカンの皮)も同様にして燃やせます。「流せるタイプの猫砂」と猫チャンの排泄物も同様にして燃やせます。この場合には、煌 の表面温度が十分上昇(300℃が目安)してから行って下さい。
廃棄したい食用油を燃やしてしまいたい場合にも、同様の方法で囲炉裏に直接、廃油を入れると燃やすことができます。
夜寝る前に、囲炉裏に熾きが残っている内に、豆炭を10数個入れますと熾きの余熱で豆炭に火が付きます。そのまま放置(点火を確認したら、豆炭の上に灰を掛けてから放置した方が良いです)しますと、翌朝までほのかに温かい状態が続きます。翌朝、燃焼カゴに(十分に乾燥した)薪を5〜6本入れますと、数分で自然に(残った豆炭の火が引火して)薪が燃え始めますので、朝の焚き付けが楽になります。自動点火の前に、灰の中からまだ火の付いている(はず?の)豆炭を掘り出して下さい。
練炭はあまりお奨めできません。燃えますが…残った灰が固くて、かさ張ったまま燃焼カゴの中に居座るので撤去掃除が大変です。
シーズンオフには、囲炉裏にアウトドアショップなどで売っている燻製用チップを入れて、燃焼カゴには魚やチーズ、肉を入れますと、燻製が作れます。燻製を作る予定のある方は、猫ちゃんの排泄物を燃やすのは止めておいた方が良いでしょう。なんとなく気持ちが悪いですからねぇ。
ボイラーのすぐ下が囲炉裏になっています。囲炉裏は蒸気を造るときに大活躍します。
囲炉裏で回収した灰は、庭の植物の肥料にしたり、またワラビなどの山菜の灰汁(あく)抜きなどにも使えます。
灰は植物の中にあった微量ミネラル(人間で言えば、ビタミンみたいなものでしょうか?)を集めたものですから、肥料にもなりますし、酸性土壌をアルカリ化させることもできるのです。
All
we are saying is “Give the earth a chance. Love and save the earth.” Lab72