からくりの説明を始めます…
ストーブ内に不完全燃焼を起こす場所を設けました
薪は炉内に組み込まれている『燃焼カゴ』の中へ立ててセットします。
不完全燃焼を起こす場所が用意されています。その不完全燃焼を起こす場所で薪の一部(立てた薪の下の方)を炭(熾き)にします
床へ向かう熱量を利用して、作った炭を1000℃ 以上に加熱 します
同じく床へ向かう熱量を利用して、内蔵のボイラー(水沸騰装置)で水を沸騰させて蒸気を作ります
燃焼室は通常の薪を入れる部分「扉の付いた燃焼室」(主燃焼室)と「引き出し式囲炉裏」(下部燃焼室)の二か所です
「引き出し式囲炉裏」とは何んなのか?…詳細を見たい方はここをクリック
湯気と蒸気を混同される方がいますが、湯気ではありません蒸気です。
お風呂場をモヤっとさせるのが湯気ですが、あれは浮遊するお湯(液体の水)なのです。
蒸気とは、1気圧(標準状態)の大気の下で 100℃ 以上になった目に見えない無色透明の「気体の水」のことを言います。
炭(熾き)に作った蒸気を衝突させます。
炭と蒸気が衝突すると「水性ガス反応」が起こります(どのような反応なのか?…詳細を知りたいかたはここをクリック)
水性ガス反応により、水素と一酸化炭素(両方とも可燃性ガス)が作られます。
水素と一酸化炭素は空気より軽いので、ストーブ内をすぐに上昇します。
上昇する可燃性ガスが補助燃料になります。発生とほぼ同時に薪の炎が引火して完全燃焼します。(どのような炎なのか?…見たい方はここをクリック)
燃焼用に供給される空気は、炎を取り囲む竜巻のような旋回流(どのような仕組みなのか?…詳細を見たい方はここをクリック)となって供給されます。
旋回流で燃やすと、薪の燃焼も完全燃焼に近くなるので、煤やタールが出づらくなります。
水は重力を利用した「自動給水機構」により、適量が
自動的に 断続的に 給水されます。
小型タイプで一日の水の消費量は10リットルほどです。
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なぜシングル煙突で平気なのか?…詳しい理由/説明を知りたい方はこちらへ
Lab72 is the laboratory
for 72nd graduated students of Suwa Seiryo High School