が薪を燃やすときの炎shiro_with_glass_2.JPG


メニュー:概略説明下部燃焼室(引き出し式囲炉裏)水性ガス反応;炎の特徴(このページです);完全燃焼に近づけるための旋回流突シングル煙突で十分オプション水性ガス反応は江戸時代後期に既に発見実用化されていた


薪だけが燃えているときの炎

normal_frame.jpgストーブの焚きはじめは、薪だけが燃えています。20分ほどこの状態が続き、やがて熾きができ始めます。それと同時に、蒸気もでき始めます。蒸気をノズルから勢いよく噴出させて熾きと衝突させると水性ガス反応が起き、水性ガス(水素と一酸化炭素の混合ガス)ができ始めます。水性ガスができるまでは、左のサムネールのような炎で燃焼します。サムネールをクリックすると大きな画像で見れます。

 


ガスだけが燃えているときの炎

gass_burnning_frame.jpgストーブの中が、熾きだけになっていることがあります。薪がほとんど入っていない状態です。このような状態では、見える炎はほとんど「ガスだけが燃えている炎」になっています。水性ガス(水素H2:比重量2、一酸化炭素CO:比重量28)は空気(28.8)より軽いので勢い良くストーブ内部を上昇します。そこへ薪の炎が引火しますから炎は立ち上る水(滝を逆さまにしたような感じ)のように燃えます。供給される空気は旋回流になっています。そのため画面左下に火の粉が旋回流に乗って、水平に走っている(旋回している)のが写っています。やはり、サムネールをクリックすると大きな画像で見れます。


ハイブリッドな炎

 

hybrid_frame_2.jpghybrid_frame.jpg通常観察される炎は、この写真のように、薪が燃えるときの炎とガスが燃えるときの炎が半分半分(Hybrid ⇒ 雑種、〈異質の要素の〉合成物)です。右側の写真では、火の粉が旋回流に乗ってストーブ内を反時計回りに勢い良く飛び回っているのが、きれいに写り込んでいます。左側の写真はやや上の方から撮影して、熾きの周辺で水性ガス反応が盛んに起こり、その場でガスが燃えているのを取らえたものです。やはり、サムネールをクリックすると大きな画像で見れます。

 


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