2009.11.07 日向山(標高1660m)
・同行 K2,KY
・行程 矢立石登山口0930―1115雁ヶ原1200―1330矢立石

 日向山は南アルプス甲斐駒の前衛、白州の裏山です。お勧めの山を聞かれたら、まず最初にあげたいぐらい好きな山で、今回は9年ぶり6回目。麓は紅葉が見ごろですが、日向山自身はそれほど紅葉が多くありません。矢立石の登山口は数台の駐車スペースが整備されていましたが、基本的に林道に縦列駐車。近年に人気が高まっているようで、この日もすでに30台以上の車が止まっており、駐車待ちをするほど。同行は6歳の息子と会社の同僚。


 尾根へ出るまで急斜面をジグザグに登るが、無理のない気持ちよいハイキングコース。コースに10分のいくつという標識があって、それを目安に3/5/8で休憩する。アメダスの雨量計で少し下って、コース脇の三角点へ。展望はありませんが、とりあえずバンザーイ。

 山頂付近はカラマツの天然林。そして樹林を抜けた南斜面は雁ヶ原と名付けられた大展望台。雲ひとつ無い青空に、正面左から車山、蓼科山、八ヶ岳が並び、眼下には八ヶ岳南麓の街並が広がる。何度見ても感動する景色に、初めての二人も大喜び。展望に加えてもうひとつの特徴は花崗岩の奇岩と白砂。麓から見ても雪と見まがうばかりの白い斜面が広がる。ただ以前の方が踏み跡がついていなくて真白だった印象がある。今は山梨百名山にも選ばれ大人気の山です。

 ザラザラと崩れる斜面を息子が喜んで歩きまわるものだから、こちらはヒヤヒヤ。錦滝の下山道は息子には急すぎると判断し、今日は来た道を戻る。午後からも登ってくる人がたくさん。登りには見えなかった富士も姿を現した。がんばったごほうびに白州みちの駅でジェラートを食べた。




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