原村便り(2007年1月〜)

我が家(長野県諏訪郡原村)の周りの自然や風物を記録します。

2007.12.08
ペンション村のイルミネーションコンテストにて。これは富士見町のホームセンターの作品。商品を使っているのでさすがの出来栄え。毎年楽しませてもらっています。

2007.11.04
今年の紅葉から2枚。これも村外ですけど。
左は茅野市の長円寺。参道がすべて紅葉の木で有名なお寺です。最近は観光バスまで来ています。
右はまだ穴場、三井の森の竜神池です。紅葉は多くありませんが、一年を通じて散歩するにはよいところです。

2007.10.21
また自然文化園ものですが、これはタケコプター?
5月に写真を載せた菩提樹の種です。葉っぱの真中辺りから柄が伸びて、その先に二つの種がぶらさがっています。手を伸ばして放せば竹とんぼのようにくるくる回りながら落ちてきます。
またしても自然の造形に感動。

2007.09.01
ちょっと番外(村外)編。諏訪湖の新作花火大会です。
諏訪湖ではお盆の花火大会が有名ですが、毎年9月の第一日曜に新作花火大会が開かれます。日本中の煙火士が決められたサイズ、発数の中で技を競います。最近は円形に広がるだけでなく、いろんな形が工夫され楽しめます。この中から来年の夜空を彩るものが出てくるのでしょう。

2007.06.20
庭のオオバギボウシの葉の上になにやら葉っぱの巻物が・・・
これは「落し文」、昔公然とは言えないことを匿名の文書にして路上に落したものが名の由来です。しかしてその正体は、象鼻虫科の甲虫「オトシブミ」が卵を産み付けて作ったゆりかごです。庭のヒノキの葉に卵を産み付け、それを歯で切り、脚で丸めて簡単にはほどけないように作ってあります。卵から帰った幼虫は外敵から守られ、その葉を食べて育つのでしょう。
なんともすばらしい親の愛、進化の不思議です。

2007.05.20
我が家のお得意、「八ヶ岳自然文化園」の菩提樹です。まだ新芽のままで葉になっていません。朝の陽射しが枝の影を芝生の上に描きます。しばらくすれば葉が茂って涼しい木陰をつくります。

2007.05.03
農業大学下のカフェ「ミントガーデン」にて。ガーデンテラスのある裏庭には涌き水が流れていて、そのわきの水たまりにオタマジャクシを見つけた。標高1300m付近のこの辺りも遅い春を迎えています。

2007.03.02
道端に現れた木の妖精。オニグルミの冬芽です。
数年前に冬芽の写真集を見て以来、冬の散歩の楽しみにしています。
葉の落ちた跡に養分を運んだ導管が3本、ちょうど目と鼻のように見えます。オニグルミの場合はそれに綿毛をかぶった新芽が帽子と両手のようについて、とても愛らしい。自然の造形の妙に感服。

2007.02.12
今年も福寿草。まだ寒いなか、春が近づいていることを告げるこの花の開花はうれしい。
杯のような花弁の形と光沢で太陽の光を花中央に集め、温度を上げて虫を呼び寄せるそうだ。すばらしソーラーシステム。

2007.01.15
この冬は暖冬傾向で積雪も少ない。この朝は久しぶりに10cmぐらい積もったので雪かきを済ませて、息子と二人で雪だるまを作った。鼻は庭木に残っていたカラタチの実、ヒゲを生やして猫にしようと思ったのだが、クマザサで耳をつけたらウサギみたいになってしまった。

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