音楽への窓口



  今の音楽の特徴について

 近年の音楽の様子は様々なジャンルの音楽が混ざりあってきていて、また新しい状況になってきています。

従来からのクラシック音楽などについても、近年のストレス社会を反映して、癒しの音楽として再評価されてきています。耳に心地よい音楽は心の中に響いてくるようです。ヒーリング音楽として多くの人に支持されています。

若者に人気のあるポップスについては本当にめまぐるしいほどに変化をしています。流行歌とはよくいったもので、1年前にはやっていた曲のほとんどが省みられることがなくなっています。そのこと自体は以前と同じ事ではあるのですが、そのサイクルがどんどんと加速されるように早くなっています。それだけ多くの曲が出されていて、また多くの曲が忘れられていくのです。

ジャズなどどちらかというとマニアックなジャンルなどにも固定のファンがいるようで、それぞれのジャンルでの曲が色々と混ざりあっているというのも現代の特徴のようです。

歌謡曲の言われているものが時々思いだしたようにヒットしているのも今の時代の特徴でしょうか。これからの音楽が芸術というよりは表現の形式としてどんどんと進化をし続けていくものと想像されます。日本の中でこれまで歌われてきた曲の中に郷愁を誘うものが多くあり、特に高齢者の人たちに支持されていることを考えれば、過去の音楽もまた現代によみがえることができるように思います。

私達の高齢者の施設ではほとんどが過去の親しみのある曲が毎日のように流れています。それらの曲が流れることで時間と空間に安心感が漂っているのを感じます。時代性という言葉はすべてものについていえるようです。


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