医療への窓口



 日本の医療の流れ

 日本の医療についても近年新しい動きがどんどんと登場しています。私達医療を提供する側よりも他の要因、社会的要因などの面を中心に医療制度の変更がどんどんと進行しているようです。それは私たちにとっては、よいにつけ、悪いつけ大きな時代の流れとして受け止めていくことが必要と考えています。患者さんの立場にたって医療を実施していくことが今後もますます要請されております。そのこと自体は当たり前といえばそうなのですが、これまでの医療というのはその当たり前ということがなかなか通じない世界でもありました。いわゆる聖域という形で保護されてきたようです。
診断から治療のプロセスのすべてについてこれまでの方法の変更が要求されていることを感じ取っていくことが必要です。 患者さんの具体的な症状を聞き、様々な検査をして、診断に到達して治療を実施していくことに変わりはないのですが、これまではこれらの作業が医師を中心とした医療を提供する側がもっぱらおこなってきましたが、これからは患者さん自身がこれらのプロセスに関与して決定に参加をしていくことになっていきます。

キーワードとしては

○EBM(根拠に基づく医療の実践)
○情報の公開
○害さない医療の実践
○ インフォームドコンセント
○ リスクマネジメント
○情報のデジタル化 電子カルテ、画像のデジタル化などがこれからのテーマになってきます。

私達の医療機関でも平成13年より電子カルテを導入しており、毎日私たちはコンピューター上でデータや情報のやりとりをしています。データを効率的に運用していったり、データを共有していくことでは必須のことで、とても便利に使っています。
入力作業がどんどんと進化してやりやすい環境になっていくように毎日努力の日々が続いています。

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