H a l l s t a t t

                         2009/06/21

写真:庭を飾る花々

写真:湖畔で憩う観光客

写真:玄関に飾られた花

写真:石組みの斜面を覆う草花

写真:最近こんな切手が日本で売り出されました。

写真:船着場

写真:花の名不詳

写真:エーデルワイス

写真:ハルシュタット湖から対岸の鉄道駅への渡し船が今出発したところ。対岸の鉄道は緑の木立に隠されてまったく見えない。

 塩の話はさておいても美しい場所ですね。

 小さな町のどこを撮っても綺麗な写真になる。しかもいたるところに美しい野草が咲き乱れている。こんなに美しい町は世界にあまり多くないと思います。

 そういうわけで今回は写真で町見物をしましょう。

 そのハルシュタット文明期の墓が1846年に発掘され、装飾品で飾られた遺骸をスケッチしたのがこの写真。

ハルシュタットも例外ではない。ハルシュタットの町の上方に塩鉱山がある。ケーブルカーで急斜面を登り、鉱山を見学することができる。

 先史時代の鉄器時代にはすでにこの鉱山は開発されていて、岩塩産業が華やかに成立していたらしい。従って紀元前8世紀から6世紀にわたりこの地方にひらいた塩文化をハルシュタット文明と呼ぶ。

 その当時の岩塩坑から発掘された鉄器時代の靴の写真。

この地帯一帯はハプスブルグ
王家の財貨の源であった塩の産
地なのであった。ザルツカマー
グート、ザルツブルク、ベルヒ
テスガーデン、インスブルック
等々塩鉱山の集積地なのである。
王家はこの塩で巨万の富を築い
た。

鉄道で行けば、ハルシュタット湖の東岸のハルシュタットで下車して、湖を渡船で渡らなければならない。レンタカーならバード・イシュル(Bad Ischl)から真っ直ぐ南下して、細い湖岸の道をたどり、最後にトンネルを抜けるとハルシュタットに着く。もう先は無いから、「ザルツカマーグートの南の端っこにきた」という実感がする。

ザルツカマーグート地方の最南端に位置するハルシュタット湖の西岸の南の行き止まりりに小さな町ハルシュタットがある。

写真:美しい花でかざられている家々

写真:窓辺に咲くバラ

写真:町の入り口にある彫像。老いた二宮尊徳?

写真:現地を訪ねてごらんなさい。本当に美しいから。

写真:石垣に咲き乱れる花

写真:町の中心のマルクト広場。上方にチラと見えるのが自動車道路。

写真:ハルシュタット湖の鴨

写真:An Iron Age shoe from the salt mines at Hallstatt

写真: