Eichstätt

       2008/06/23

 13番は田舎道で一本道なので、道に
迷うこともなく、すぐ到着しました。


 小さい街です。町の中心に近づいた
ら、
Zimmerの看板が見えましたので、
すかさず車をとめて、交渉したら、
OK
になりました。朝食つき35だったか
な。天井裏の部屋ですが、エレベータ
ーがあり、
WCもついているし、シャワ
ーもついていて、極めて清潔ですから
文句はありません。

  お菓子屋兼カフェで、名前は「キツ
ネ屋」(
Cafe Fucks)。(下図の赤丸
印)

 今回はアイヒシュテットにキツネ屋をた
ずねました。

 では皆様、ご機嫌よう。

 霊廟を通りぬけて、近所の子供たちが学
校に向かいます。時刻はまだ朝
7時半なの
です。

 そこで私も見物は中止して、キツネ屋に
もどり、朝食をいただきました。

 この霊廟は床に一面に墓石が敷き詰めて
あって、雰囲気が素晴らしい。ドイツ・ル
ネサンス時代の雰囲気といえるのでしょう
か?

 ドームの南側には15世紀後半に作られた霊廟があり
ます。

 霊廟の東側に四枚のステンドグラス(製作年は1500
年ごろ)がありますが、いずれもハンス・ホルバイン
(父)
の作品。ドイツ・ルネサンスの巨匠、アウグス
ブルグの人なのですが、アイヒシュテットまで南下す
ると、ハンス・ホルバインの作品が鑑賞できるように
なるのですね。

 Dome14世紀に作られた寺院ですが、この寺
院を除いてこの町のほぼすべての建物は、
30
戦争
(1618-48)の間、スエ―デン軍に破壊されて
跡形もなくなりました。おそらくあの有名な

16349ネルトリンゲンの戦いの直前でしょ
う。ネルトリンゲンはアイヒシュテットの西方
わずか
50kmのところに在るのです。(歴史

 ドームの見どころは15世紀後半に作られた聖
壇背後の飾り壁
Pappenheim Reredosなのですが、
翌朝早く見物に出かけたときはミサの最中で、
近付けませんでした。

 なぜEichstättかというと、これまた
Michelin Guide Bookなのです。日本人
は知らないけれど、
Michelinではこの町
**(ツー・スター)をつけているので
す。司教座のあるカトリック寺院がある
のです。だから見どころは
Dome(ドーム)
と呼ばれる大寺院と司教が住むレジデン
スです。

 アウトバーン93を南下して、Wolnzach
Dreiecke
で乗り換えてアウトバーン9を北
上し、インゴルシュタット
61で降りて13
を北西に
28km

 いままで知りませんでしたが、どうやら
Ingolstadt(インゴルシュタット)という
街はアウディの工場がある街らしい。日本
だと自動車工場というのは必ず海に面した
場所にあって、製品の輸出の便を図るもの
なのですが、ドイツでは海などないから、
こういう平野部の地方都市で生産している
ものなのですね。驚きました。

 Regensburgへ観光に行って、
戦災に遭わなかった古臭い街を
見て、直感的に「この町には好
いホテルはない」と判断したも
のだから、レーゲンスブルクを
見終えるなり出発して西方にあ
るアイヒシュテットに向かった。

 お菓子屋なのですから、表のショーケ
ースも素晴らしい。思わず買いたくなる
ようなお菓子がならんでいます。

 朝食室、カフェ共素晴らしく美しく
設えてあります。この町ではもっとも
繁盛しているカフェなのに違いありま
せん。

画像:
The Michelin Green Guide, Germany
©Michelin et Cie, Proprietaires-editeurs
Depot legal novembre 2006
P209

画像:
Euro Country Map, Germany ©
MairDumont, 73751 Ostfildern