秋色の蓼科と塩田平

             2007/10/24&25

 これで午前中の見物は
ほぼおわったので、かし
わや本店で車を捨て、北
向観音を拝観することに
しました。
 ここの手水鉢には温泉
が流れていて、ほんのり
と高雅な硫黄泉の匂いが
いたします。
 かしわや本店は北向観
音のすぐ先にあるのです。

 女性のお友達お二人のお供をして蓼科と塩田平の秋色をめでることとしました。

 今年は昨年にくらべて紅葉がちょっと遅くて、一週間ばかり遅れているようです。

 蓼科湖は例年このころは紅葉のさかりなのですが、今年は紅葉の赤が鮮やかになりません。
 そこで標高が100mほど高い白樺湖まで登り、白樺湖を見下ろすビーナスライン沿いでスケッチをしました。
 写真では色が飛んでしまってもう一つよく見えませんが、蓼科山がピンク色になっています。

 松茸のインパクトが大きくて、
お寺見物は二の次になってしま
ったようでした。


 では皆様、御機嫌よう。

 鴨鍋にも松茸がいっぱい。

 おしんこを除いて最後まです
べて松茸一色の豪華版でした。
こんなに松茸を食べたのは生ま
れて初めてでした。
 こんな経験ができるのも塩田
平ならこそなのかもしれません。

 写真を撮り忘れたのですが、
松茸の姿焼きと称して山盛りの
松茸がでてきます。贅沢!

 ロビーです。正面に飾ってあ
るのは上村松園ですね。



 さて、なにはさておいても、
まずお風呂に入ります。このあ
たりは、石湯とか大師湯など昔
からの源泉地帯で、非常に上品
な香りの硫黄泉が湧き出ていま
す。旅館の絵葉書から写真を拝
借しましょう。

 さらに、別所温泉のな
かに入り、安楽寺の国宝
の八角三重塔を訪ねまし
た。今日は行楽日和なの
で、週日なのに人でいっ
ぱいです。

 まず訪れたのは無言館、次に
前山寺をたずねました。小さい
お寺なのですが、万事可愛く小
さく作られていて、諸堂や木々
の配置が素晴らしく、美しいお
寺だと思いました。

 秋もまっさかりです。

 すこし南方の横谷渓谷
の横谷観音です。ここは
標高が
1600mなので、紅
葉が見頃でした。

 湯から上ると、早速にご飯で
した。

 食後は青木村の大法寺で見返
りの塔(国宝)を見物して、塩
田平見物を終了しました。

 私は、この旅館を訪ねるのはこれが初めてなのですが、10月中は昼食に「松茸づくし」を料理の献立として出してくださるそうなので、「泊り」ではないのですが、立ち寄ることにしたのです。

 その夜は温泉にはいり、ゆ
っくりと寝て、
翌日起きたら
またもや大快晴でした。

 私たちは白樺湖をぬけて大
門街道を北向きに走り、平井
寺トンネルを抜けて、塩田平
に入りました。りんごがたわ
わに実り、柿が黄色く熟し、
秋たけなわです。

 ススキの穂も美しくかがやいてい
ます。