金地金の製造と圧延

流し型に流して定型する。

地金の溶融

溶解炉で金95%、銀4.93%の合金を作る。
4号色)

1号色は金97.7%

100%とすると、充分な展性が得られな
い。金箔を打ちにくいのである。

金含有量のごまかしが生ずる可能性があ
るので、余所者は立ち入り禁止とするこ
とが多い。

定型されたインゴットをロール圧延機にて、
100分の1ミリの厚みまで圧延する。

1/100ミリとは10μのことである。

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伝統的工芸材料
『金沢箔』
石川県箔商工業協同組合
出版年度不明
より借用