蓬莱学園オリジナル同人小説 〜990313-16〜 by.穂積 桂司〜

タイトル 「 南部密林 ・ ラプソディ 」

〜いかにしてコジロウは恐竜の友を持つにいたったか!?〜


<< プロローグ >>

俺の名は、コジロウ・サヤマ

ここ、蓬莱学園高等部に通っている生徒だ。クラスは、2学年乙酉組。

今は1997年の夏。さっきまでは「学食横丁」にいた。

・・・で、俺が今、どこにいるかというと・・・

学園の南に位置する、「南部密林」の中だったりする・・・。

 

<< 第一章 >>

そもそも俺が何故、学園の敷地内でも危険(な場所のひとつ☆)と言われている、ここ「南部密林」になぞ来たのかといえば。最初は学食横丁での小さな事件が発端だった。俺はいつもの様に、学食横丁をぶらついていたんだが・・・。

なにかが起こったらしいので「蓬莱学園の生徒らしく」、野次馬に行った。
すると突然!!!・・・恐竜と出くわしたのだ♪

恐竜(ティラノサウルス)の背中には、肌もあらわな美少女が乗っていて何やら男子生徒(おそらく☆)と口論をしていた様子だったが、そんなことはどうでもいい!

問題なのは「恐竜」だ! ・・・・そうなのだ♪ 我が愛しの古代生物よ!

この島ならひょっとしてまだ恐竜だって居るんじゃないかとは思っていたが、やっぱりいたんだ! う、嬉しすぎる〜♪ 俺は感動していた!・・・ら、あっという間に恐竜と少女は人ごみに消えてしまった☆・・・そんなばかな★

俺は昔から古生代の生物が好きで(当然「古生物学研」にも所属している!)、化石発掘隊に参加した事もあるくらいなのだが・・・やはり、中でも「恐竜」たちが大好きで♪ 一度で良いから生きて動いている恐竜を生で見てみたいとは思っていた!・・・その夢が、まさか実現してしまうとは!!!・・・こうしては居られない! あとを追わねば! まだ細部までじっくり見た訳じゃないんだから!!

俺はさっそく、辺りで聞き込みを開始した。運良く知り合いの古参生徒に話を聞く事ができ、「南部密林」に少女と恐竜は消えたという情報を得た。

〜さあ! 忙しくなるぞ〜♪

<< 第二章 >>

俺は直ぐに準備を始めた。あの南部密林に一人で行こうというのだ。正気沙汰じゃない。だがそんなこと知った事か!・・・とは云えそれなりの準備はやはり必要だろう。「お料理研」部員でもある俺は、料理は得意だ。ジャングルで自炊する為の道具を選びながらも、心は恐竜の元へと飛んでいた。この羽ばたきは誰にも止める事は出来はしない。・・・そう、自分自身にも!

「 さて、と。これでOKだな。」

準備を整えた俺は、密林の中へと一歩を踏み出した。南国のジャングルは割と慣れている方なので、たいして苦ではない。それにしても。聞きしに勝るとは、まさにこのこと! 多種多様な珍しい動植物に、ついつい視線を奪われてしまう事しばし。漸くのことで目的地(と、思われる場所)に辿り着く。ここは何だろう?

(・・・続いちゃってたりなんかしちゃってたりなんかして・・・(^^;))


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