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霧ヶ峰の現状と課題
kirigamine no genjyo to kadai

霧ヶ峰はその自然や歴史・文化の両面で高い価値を有している反面、さまざまな課題にも直面しています。先人から受け継いだ霧ヶ峰を100年後の子孫に手渡すためにも、今こそ私たちは、これらの問題と向き合い、対策を講じていくことが求められています
自然の変容
霧ヶ峰の自然は、人との関わりで形成されてきた長い歴史があります。 霧ヶ峰の草原は、周辺集落の人々の採草により維持されてきた半自然草原ですが、昭和30年代の半ばを境に、本格的な採草とそれに伴う草原の維持管理が行われなくなり、約50年が経過した現在、草原の森林化が進行しています。草原の随所に雑木(ざつぼく)が生え、その雑木がやがて成長、密集して自然林化したり、樹叢(じゅそう)が本来の範囲の周囲に拡大しているほか、レンゲツツジの群落が密集、拡大している状況も見られます。これらを放置すれば、草原本来の姿は次第に失われていくでしょう。また草原植生も変化しており、ススキが優占種となったり、かつては随所で見られたニッコウキスゲの群落の多くが姿を消すなどの現象も確認されています。
森林化 外来植物の繁殖 植生被害 火入れ
また霧ヶ峰の3湿原(八島ヶ原、踊場、車山)では、乾燥化の進行、周辺からの土砂の流入、周縁部での外来植物の繁殖等の課題を抱えており、湿原環境保全のための対策が急務となっています。
加えて近年では、ニホンジカをはじめとする野生動物による植生被害が発生しており、草原ではニッコウキスゲなどの高原植物の被食が拡大しているほか、平成20年度に実施した湿原環境検討調査において、湿原内のニホンジカ、イノシシの踏み荒らしによる植生被害が深刻である状況が報告されました。

森林化対策・外来植物の繁殖 ニホンジカの被食

  

自然の変容
霧ヶ峰の利用に関しては、霧ヶ峰を訪れる観光客の多くが、7月-8月の2か月に極端に集中しているという傾向があり、さらに霧ヶ峰の中でも、車山肩や八島ヶ原湿原など限られた場所に特に利用が集中する傾向があります。 それに伴い、混雑する遊歩道から利用客が草原に踏み込んで草原が裸地化したり、夏期に自動車の渋滞が発生しており、特定の季節、場所に利用が集中しないよう、年間を通じた利用客の分散(平準化)を図ることが大きな課題となっています。また、冬期を含めた湿原への踏み込み、ペットの連れ込み、ごみのポイ捨て等への対応や公衆トイレの不足など、霧ヶ峰の利用に関して対応すべき課題を数多く抱えています。 一方観光面では、「通過型観光」から「滞在型観光」への転換が課題となっています。
渋滞 登山道 公衆トイレの不足
遊歩道
登山道 車山肩 物見石~八島
観光
渋滞状況 八島過剰利用