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大切な緑を育む樹木の医者が診た 癒冴と根言


平成7年9月

日本カルチャー協会 認定

樹医   佐々木五郎

樹木とのふれあいの知恵を紹介します。


1.ムクゲの花は、下から上へと咲きあがる。 31.花は草が化けたもの。
2.移植する木は、掘ったらすぐ植えろ。 32.五風・十雨は、草木が育つ。
3.移植する木は、前後なるべく剪定するな。 33.水やりは、雨には敵わない。
4.枝は、付け根からなめらかに切れ、峰を切るな 34.眠った木、土用に寝覚めなきゃその木は枯れる。
5.掘り取った木の根は、必ずよく切れる刃物で切り戻せ。 35.葡萄は眠れば真っ二つ。
6.切った根は、硯の墨を摺って切り口に筆で塗れ。 36.黄楊の遅刈り寒波に会うと寝てしまう。
7.植物に、蚯蚓も土龍も一役。 37.眠った黄楊、六月十日に起こせば起きる。
8.芝に、蚯蚓は土龍が通う。 38.傾斜地のサツキツツジの表面施肥は流れる。
9.権兵様種蒔きゃ、烏が掘ほじくる。 39.傾斜地のサツキツツジは根元を突いて施肥する。
10.芝の下に、黄金虫が溜まる。 40.根元の芝、草は掻き毟れ。
11.芝は、刈って刈って刈りまくれ。 41.日中、葉水・根水はやるな。(夏)
12.南天、実の生らないは北限もある。 42.葉に架かった水は、レンズになり葉焼けを起こす。
13.枇杷の木は、育つが実が結ばない信州。 藤の花
14.虫の寄る木は、丈夫に育てろ。
15.丈夫に育てた木は、金いらぬ。
16.草の生えないところにゃ、木も生きられない。
17.寒さを知らない木を買うな。
18.木は北から買え、南の物は気をつけろ。(信州)
19.植えた木は、暑さ寒さを防げ施肥はするな。
20.土作りは、化学肥料より有機肥料。
21.化成を使うと土が固く、草がタント。
22.有機を使うと土は解れる、草がめめっちょ。
23.鉢植えの藤は水に漬けておけ、漬けっぱなしは? 43.蟻が登る木には、油虫。
24.梅の木際に、紅落霜を植えるな。 44.風通し悪い木には、病害虫が寄る。
25.庭の有毒植物、凌霄花、鈴蘭、水仙、福寿草。 45.タント実を付けた木は、弱る前に実を落とせ。
26.海棠は二種あり、上向き咲きは実が成り下向きは成らない。 46.葉を、繁らせると木も病気、家族も病気。
27.傾斜地のサツキツツジは育ちがよい。 47.弱った木には貝殻虫が喰らいつく。
28.山の樹木は、干魃でも枯れることがない。 48.丈夫な樹には、菌も虫も寄りつけない。
29.雨の少ない年は、よく実を結ぶ。 49.根元に鉄砲虫が待っている。
30.百日紅は、九、十、十一月の花だった。 50.笹は伸びたら刈り、伸びたら刈れ。

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