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貝殻状突起付深鉢 |
縄文時代前期 |
諸磯C式土器 |
長野県茅野市丸山遺跡出土 |
高 22p |
茅野市尖石考古館 所蔵展示 |
縄文前期後半の土器で胴部は条線を地紋に小さな団子状の粘土を押しつけ、1行おきに竹管等で押した豪華なもの。日常使われたものでないことは壊れやすい筈の貝殻状突起の破損や擦り傷が少ないので良く判る。次に花開く中期に向け、華やかな土器作りの始まりです。茅野市内では、もう一点(下写真左)同様に豪華で一回り大きい土器(高さ34.5cm)が下島遺跡で出土しているが何故か個人蔵で普段見ることはできない。この土器は底が欠けていたため想像補修してあります。
同様な土器が新潟県からも出土しているのは興味深い。偶然ネットで見つけました。縄文前期に新潟方面とどんな交流があったのでしょうか。(下写真右参照)
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