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以前の「ひとこと」 : 2014年9月後半



9月16日(火) アークテックブロック:らせん

 アークテックブロックの高さ1/2の四角柱を使って、らせん構造を作ってみました。

図 1

 解説はまた後ほどということで、写真だけご覧いただきます。

図 2

 こちらは立方体によるらせんです。左の緑のものが単一のらせんで、これが2つからみあうと右のものになります。これは3次元空間内ではほどけません。ブロックを組みながら作りました。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 1日分フライングで更新です。






9月17日(水) アーテックブロック:らせん(その2)

 アークテックブロックで作ったらせんです。高さが1/2の平たい四角柱を積み重ねてみました。4本のらせんがからまります。

図 1

 土台にしているのは、白の立方体パーツ4つと、その間を埋める1/2四角柱パーツ4つです。1辺が2.5単位の四角柱になります。真ん中に1/2単位の空洞ができます。

 この上に、パステルカラーの水色、ピンク、クリーム色、薄緑色を載せてゆきます。最初は4色とも同じ高さまで積んでみたのですが、それだと出来上がりのかたちが単なる柱状になってしまってあまり面白くないので、水色2個、ピンク4個、クリーム色6個、薄緑色8個を積みました。

図 2 図 3 図 4

 図2がとりあえず2個ずつ積んだところです。図3でピンクを2個積み増して、図4でクリーム色、緑も4個になりました。(水色はこれでおしまいです。)

図 5 図 6

 さらにクリーム色を2個積んで(図5)、緑を4個積み上げて出来上がりです(図6)。図6の左側の一番高い部分に、下から水色、ピンク、クリーム色、緑が積み重なっているのが見て取れます。図6を斜めから見たところが最初に載せた図1になります。

 この形も気に入っています。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 9/17(火)から9/22(月)までの分をまとめて更新しています。






9月18日(木) アーテックブロック:らせん(その3)

 昨日のものは4本のらせんがからまっていましたが、そのうちの1つのらせんだけを作ったものがこちらです。

図 1 図 2

 このかたち、遠目に見ると美しいらせんに見えて気に入っています。本当は2色で互いに接しない二重らせんを作りたかったのです。ところが、手持ちのパーツの殆どが、この形で自立できないくらいジョイントがゆるかったのです。なぜか白パーツだけがジョイントがきつくてしっかりしていて、このかたちで自立してくれました。

 最初に作ったのはこの白のらせんで、次にいろいろな色で2つ目のらせんを作ってみたのですがいずれもジョイントがゆるくて、仕方がないので4色のもの(昨日ご紹介したもの)を作ったのです。そうしたら全体のかたちとしては全然面白くなくなってしまったので、斜めに切断したような形にしてみたららせんらしくなるだろうかと思って作ってみたものが昨日のモデルでした。

<おまけのひとこと>
 今週(9/16-19)は稼働日が4日間だったのでちょっと楽でした。ただ、10月からの組織変更の詳細な体制が決まっていなくて、心配しています。来週は上期末ということで、報告やら計画修正やら忙しいです。






9月19日(金) アーテックブロック:Baby Box

 今日は3x3x3の立方体パズルです。石野さんのサイトのBaby Box(Michael Cysouw:2008)を作ってみました。

図 1

 パーツは白が12個、赤が14個です。中心に1単位立方体分の空洞ができます。なのでBaby Boxという名前なのだと思います。

図 2

 組み立てたところです。横から見ると、赤のパーツのほうが多い理由がわかります。図2の写真の右側の面の中心の赤を、2つの直角二等辺三角柱に置き換えれば、2つのパーツは合同になるなあと思ってそれも作ってみました。それはそれで面白かったのですが、写真を撮るのを忘れました。

<おまけのひとこと>
 9月23日(火)は秋分の日です。22日(月)をお休みにすると、4連休になります。この週末は学校の運動会があるところが多いらしくて、その振替休日が22日になっているところが多いらしく、会社を休む人がかなりいます。
 私は22日に休むどころか、23日も仕事になってしまいました。例年、秋のお彼岸にもお墓参りをしているのですが、仕方がないので彼岸の入りの20日(土)にお墓に行くことにしました。そうすると土曜日は通院できないので、金曜日の朝、病院に寄って出社しました。二週間に1度は皮膚科に行って、「いぼ」を削ってもらわないと痛くて歩けなくなるのです。もう2年も通っているのですが、よくなるどころか今度は反対の足にもできてしまって、治療が痛くて大変です。でも、皮膚科に定期的に通っていると、アトピーの薬がなくなったときに処方していただけるので、そこは助かっていますが。






9月20日(土) 三本組木(その1)

 先日、松本の美術館に版画展を見に行ったときに、ミュージアムショップで三本組木を買ってきました。「使用木材は、お堀端で松本城を百年以上見守った欅(ケヤキ)です。」とのことです。

図 1 図 2

 「この組木パズルは、三本の木をその内部で交叉する直交三軸を“相欠き”で組んだ一例です。組上げると仕口が見えないので、意匠的にも優れたオブジェになります。さらに、スライドする栓“コマ”を内部の空間に入れて、簡単には外れないようになっています。」という解説がついていました。

 実は値段は3,500円で、ちょっと高いなと思ったのですが、かっちりしたつくりで気にったのと、店頭のサンプルがその場では分解できなかったので、ぜひ家でやってみたいなと思ったのでした。購入して後悔はありません。

(つづく)

<おまけのひとこと>
 妻とお墓参りに行きました。(息子は学校でした。)
 帰りに道の駅で地元の野菜が100円で売っていたので、「みょうが」「なす」「辛ピーマン」「プチトマト」を買ってきました。ピーマンは長さが10cmくらいの細長いものが5本入っていました。最近「青とうがらし味噌」を作るのが好きで、よく作っています。先日作った時には素手で種を取ったりしていたら、その後半日くらい指先が痛んで困りました(指先が「からい」感じ)。そこで今回は、半分に割った後はスプーンで種を取り除いたりして、できるだけピーマンの内側には触らないようにして作りました。
 私の作り方は完全に自己流ですが、さいの目に切ったピーマン(青唐辛子)をフライパンで油で炒めて、普通の野菜炒めとして食べられるような味付けをして、火を止めてから砂糖と味噌を入れて混ぜて、冷めたらふたのできる容器に移して冷蔵庫で保存しています。透明な容器に入れるのがポイントです。もちろん保存のためには透明である必要はまったくないのですが、中が見えないと存在を忘れてしまうので、「見える」というのは重要です。
 パズルや自作したペーパーモデルも、透明な容器に入れておかないと探すのが大変なので、できるだけ透明な入れ物に入れるようにしています。






9月21日(日) 三本組木(その2)

 三本組木を分解したところです。(切り欠きの形状が見えないような写真にしました。)

図 1

 とても美しいです。3つのパーツは合同ではありません。中身の構造を知っていても、分解にはちょっと手間取ります。そこがまたいいです。精度が高く、ゆるすぎずきつすぎず、よくできています。

図 2

 左の三本組木は、京都の葉樹林さんのところに伺ったときにいただいたものです。これは3つとも合同なパーツでできているパズルで、原理は異なります。3本でも十分美しいなあと思います。

 私が知っている三本組木の原理は、大きく分けて回転型、爆発型、平行移動型の3種類があります。(すみません、一般的な呼称ではないような気がします。)図2の左側が爆発型、右側が平行移動型です。

<おまけのひとこと>
 お墓参りに行った帰りに、ちょっとしたお菓子を買ってきて、いつも野菜を下さるご近所の方にお礼に差し上げました。「余って困っているものだから気を遣わないで」と言って頂いていて、お礼もなかなか受け取っていただけないのですが、なんとか受け取ってもらえました。
 お彼岸のお墓参りにも行けたし、実家にも寄って話もできたし、ご近所にお礼もできたし、いろいろ気が楽になって、昨夜(9/20)は調子に乗って焼酎を飲みすぎて、今日(9/21)は二日酔いです。いい歳をして何をやっているんだか。






9月22日(月) 平面を埋め尽くす周期的パターン

 先日来、平面を埋め尽くす17種類の周期的パターンについて、少しずつ考えてみています。いろいろ探してみたのですが、Conwayのオリジナルの説明The Orbifold Notatiton for Surface Groups(J.H.Conway, 1992)がわかりやすいかなあと思いました(英語ですが)。

 誰かがパンチ穴をあけて綴じていたコピーのPDFのようで、そもそも論文のタイトルが読めませんが(笑)、pdfの3ページ目の右側に、17の群の表記と説明が載っています。英語名の表記を見て、わかりやすいなあと思いました。日本語の定訳はあるのかな、と思いました。

 一応、*632, 632, *442, 4*2, 442, *333, 3*3, 333, *2222, 2222,と、一番単純な o は頭に入ったのですが、残り(2*22, 22*,22x, **, *x, xx)はなかなかすらすら出てきません。

 ハヤカワ文庫に美の幾何学という本があって、とても面白いのですが、この中にも平面を埋め尽くす周期的パターンの17の群の説明があります。ただ、こちらは結晶学の表記になっていて、頭に入りにくいのです。Conwayの表記でうまく説明された日本語の文献があるといいなと思っています。

<おまけのひとこと>
 寒くてコタツ布団を出しました。電源はまだつないでいませんが。








9月24日(水) ☆(ほし)リングキット

 例によって1週間分まとめての更新です。9/24〜9/29分をまとめて書いています。

 積み木インテリアギャラリーのいたち丸さんから久しぶりにメールをいただいて、たいへん嬉しく拝見しました。

☆(ほし)リングキット

 パズルショップ・トリトさんのこちらで、☆(ほし)リングキットを販売されているそうです。考案者として私の名前を掲載していただいていて、とても感謝しています。ありがとうございます。

 このかたちは、2003年2月24日のひとことのあたりでご紹介しています。

 また、組み方についてはこちらでもCGで解説しています。

 このキット、以前いたち丸さんから送っていただいてありました。実はまだもったいなくて組み立てていません。自分の紙のモデルならいくらでもパーツを作り直して作れますが、こういったキットを接着してしまうともとには戻らなので、出来上がりを想像しながら眺めて楽しんでいます。ずっと昔、プラモデルとかが流行っていたころ、もったいなくて組まずに保存しているコレクターの方がいましたが、そんな感じです。実は私も30年以上前に入手した自転車のプラモデルのキットを組み立てずに実家に置いてあります。(この文を書いていて久しぶりに思い出しました。) 当時でもすでに珍しかった古いモデルで、確か荒川区の町屋の、町屋駅の近く、都電荒川線が尾竹橋通りと交わる交差点付近にあった、小さな模型屋さんで見つけて買った覚えがあります。当時でも「自転車のプラモデルって最近は無いんだよねえ」と言われながら探してもらったのでした。狭い通路の両側に床から天井までぎっしりとプラモデルの箱が積み重なったお店でした。懐かしいです。

<おまけのひとこと>
 9月23日は祝日でした。久しぶりに包丁を研いだり、保存のきくお惣菜(茄子の油味噌とか、きんぴらごぼうとか、ゆで卵を漬けたりとか、白菜とみょうがの浅漬けとか)を作ったり、豆苗の水栽培を植木鉢におろしたりとかしていました。






9月25日(木) 安曇野かかし会 第12回グループ展

 友人の山本明彦さんご夫妻から、今年もグループ展のはがきをいただきました。美術の方のデザインは本当に素敵ですね。

安曇野かかし会 グループ展

 期間は2014年10月31日(金)〜11月3日(月)の午前9時〜午後6時(最終日は5時まで)、場所は長野県安曇野市の碌山公園研成ホールだそうです。楽しみに伺おうと思います。

 美術展のいいところは、自分が都合のいい日時に、自分のペースで見たいように見ることができることだなあと思います。その点音楽のコンサートは、音楽というものの性質上どうしても、ある決まった日時のある時間を拘束してしまうということろが、心苦しいというか、申し訳ないというか…

<おまけのひとこと>
 会社のほうで、10月1日からの新しい組織の体制がようやく決まって、公開されました。プレッシャーをひしひしと感じています。

 地域の役員の任期は基本的には1月から12月で、例年10月末の常会で翌年の役員を決めるのですが、今年はなぜか1ヵ月早く、9月の常会で決めなければいけないということでした。私の住んでいる地区は昭和30年までは独立した村で、当時の村役場のところに現在の公民館があるのですが、現在でも「行政区」と言って、区費を集め、市政とは別に地域の自治会活動を行っています。行政区の区議会があり、区の三役と言われる役員さんがいます。
 三役になると、毎日夕方から夜にかけて公民館にある区の事務所にいて区の運営の業務をします。還暦を過ぎて定年退職された方がある意味持ち回りのように役をやって下さっていますが、選挙をやって決めるので、選挙活動があります。公民館の役員とか環境自治会(ゴミの関係)などは年齢に無関係で順番に役を回しています。
 我が家はこの10年ほどの間に、重たい役としては「環境自治会(当時は衛生自治会と言っていました)」「公民館運営委員」「日赤奉仕団」「保健補導員」を担当しました。あと10年くらいは何もないかなあと思っています。でもこの歳になると10年なんてあっという間です。






9月26日(金) 両面折り紙:キャンディーボックス

 両面に色のついた折り紙が欲しいなあと思って、100円ショップで買ってきました。そうしたら折り図が付いていたので、折ってみました。山口真さんの作品だと思います。

図 1 図 2

 選んだ紙の色のせいかもしれませんが、なんとなく植物っぽいものになりました。

図 3

 図3は両面折り紙を使った、伝承作品の畳紙です。gifアニメーションにしてみました。

<おまけのひとこと>
 宇沢弘文先生が亡くなられたというニュースが出ていました。宇沢先生といえば、大学の教養の経済学の講義を受けた記憶があります。理学部数学科のご出身ときいて最初は驚いたのですが、講義をきいてなるほどと思ったものです。






9月27日(土) 花の器

 『喜ばれる素敵な折り紙』(池田書店:小林一夫監修)から、花の器という作品を折ってみました。

図 1 図 2

 紙の裏側は完全に隠れます。しっかりしたきれいな折り紙作品ですが、ちょっと難易度が高めかもしれません。このかたちもいいなあと思います。

<おまけのひとこと>
 来週のコンサートで演奏する、ヴィオラとフルートと鍵盤のトリオの練習をしました。きっちり音を合わせる練習をして、表現に関する議論をして、充実した練習でした。終わった後で飲みに行きました。少しは仕事の話もしようかなあと思っていたら、すぐ隣から同じ会社のグループとおぼしき会話が聞こえてきたので、自重しました。






9月28日(日) 多面体のアクセサリ

 多面体っぽいものに弱い私は、先日こんなかたちのアクセサリを見つけて、妻にプレゼントすることにしました。

図 1 図 2 図 3

 細長い四角錐の各面に、背の低い角錐を乗せたようなかたちになっています。陽に当てると影のかたちもきれいです。昨日ご紹介した「花の器」に入れてあります。喜んでいるのはどちらかというと私のほうのような気がします。

<おまけのひとこと>
 コンサートの練習が全くできていないので、今週末は2日連続で練習にしました。息子はちょうど26日(金)で試験が終わったので、今日は友達のところに遊びに行っています。(先週末は試験直前ということもあって、つい気になって楽器にはほとんど触りませんでした。)

 2014年9月27日(土)11時53分ころに御嶽山が噴火したということで、会社から「所属員から本日御岳山に登山する行事届または計画を聞いている管理職は至急連絡ください。」という連絡が来ました。そういった話は聞いていませんでしたが、とりあえずBccで職場のメンバー全員にメールを出しました。18名中まだ3名から返信がないのですが、3名ともおそらくそういうところに行くような人ではないので、まあ大丈夫かなと思っています。






9月29日(月) MINIBLO:らくだ

 100円ショップに行くと、文房具とかおもちゃっぽいものはつい見てしまうのですが、先日、MINIBLOというシリーズの小さなブロックがあったので1つ買ってみました。

 ダイヤブロックの株式会社カワダがナノブロックという小さなブロックのシリーズを商品化していますが、そのコンセプトを100円ショップ商品にしたもののようです。

写真 1

 大きなデュプロブロックと、普通のレゴブロックと並べて写真を撮ってみました。

写真 2

 前からアップで撮った写真です。ブロックが小さいので、遠目に見ると滑らかに見えて、意外とリアルです。ドット絵の空間バージョンといった趣です。

 これまで、店頭でナノブロックを見てもそれほど興味を感じなかったのですが、ブロックが細かいということは面白いものだな、と思いました。今度ナノブロックを買ってみようかなあと思いました。

<おまけのひとこと>
 10月はお休みを取る計画もあるので、頑張ろうと思います。








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