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以前の「ひとこと」 : 2007年4月後半



4月16日(月) コンサート

 4月15日(日)に、富士見高原のペンション北欧というところでコンサートを聴いてきました。出演者は武久源造(チェンバロ:Cemb)、大西律子(ヴァイオリン:Vn)、十代田光子(チェロ:Vc)で、プログラムは以下のものでした。


                        昼の部 14:30〜16:45

1. A.フィリップス グラウンド               (Cemb)
2. カステッロ   ヴァイオリンソナタ           (Vn,Vc,Cemb)
3. ケルル     カプリッチョ「かっこう」        (Cemb)
4. バッハ=武久   組曲ト長調               (Cemb)
5. コレッリ    ヴァイオリンソナタ op.5-12「フォリア」  (Vn,Vc,Cemb)

                       〜 休憩 〜

6. バッハ     無伴奏チェロ組曲 第3番        (Vc)
7. デュフリ    ロンド、他               (Cemb)
8. クープラン   恋するウグイス             (Cemb)
9. ルクレール   ヴァイオリンソナタ op.9-3              (Vn,Vc,Cemb)

 お客さんは30人くらいでしたでしょうか。大変楽しいコンサートでした。プログラムの4番目の組曲は、無伴奏チェロの第1番をチェンバロ用に編曲されたもので、楽しかったです。ラ・フォリアはかなり速くて、最後のチェロがものすごくかっこよかったです。バッハの無伴奏チェロ組曲、この曲は有名で、これまで速い舞曲の楽章のほうに注意が行ってしまっていたのですが、今回、サラバンドがこんなに美しい曲だったんだとあらためて感心しました。(と、終わった後に感想とお礼を申し上げたら、「その前のクーラントの失敗を引きずっていて…」と苦笑されていましたけれども。)チェリストの方はガット弦を張って、エンドピンを出さずに楽器をひざで抱え込んで演奏されていました。

 調律師の方ともお話ができました。チェンバロはジャーマンの8,8,4ft(1音あたり3本の弦が張られているという意味です)の2段鍵盤で、1992年アメリカ製の武久さんご自身の楽器だそうです。プレクトラム(弦を弾く部分)は昔ながらの鳥の羽の軸を使っているそうで、耐久性に関してはプラスチック製にはかなわないけれども、音はいい、と説明されていました。

 武久さんは盲目の鍵盤奏者として著名ですが、改めてこれだけの曲を暗譜で、上下鍵盤の移動も含めてミスタッチもなく演奏されている様子に感動しました。曲想が激しい部分では、鍵盤全体がしなるほど強く叩いておられて、びっくりしました。繊細なところは本当に美しい音色を出していました。ああやっぱりチェンバロはいいなあと改めて思いました。

 夜の部では同じトリオのメンバーで、ブラームス、グラナドス、サラサーテといったモダンのプログラムを演奏されたのですが、こちらは時間の関係で聴きませんでした。間が2時間もないのに、こんなプログラムを続けて演奏するなんてすごいなあと思います。

<おまけのひとこと>
 ずうずうしく一番前の鍵盤奏者の目の前の席に座りました。最前列に座っていたのは私一人だけでした。






4月17日(火) 中川さんのパズル

 何度かご紹介している積み木インテリアギャラリーいたち丸の中川さんの切稜立方体ユニットによる立体パズル、ご本人のページに、切稜立方体パズルというページが公開されています。興味深い完成形がいくつも増えていて、たいへん面白いです。また、ピースの構成についてもわかりやすい説明があります。ご覧ください。

 私はまだ、これが解けていません。

 こちらならできたのですけれども。

<おまけのひとこと>
 16日、17日は久しぶりに泊まりで出張でした。






4月18日(水) 邪悪なCコードコンテスト

 MISDIRECTIONさんのページで、「邪悪なCコードコンテスト」が紹介されていました。これ、面白いので好きです。

 紹介されていたページのGeekなぺーじ:ひたすら読みにくいCコードというところに、「電車(1986年)」という作品が紹介されています。ソースコードによると、作者は Eric Marshall さんとおっしゃるのでしょうか。こちらを見ると、1986年のベスト・レイアウト賞のようです。(コードはこちら。)

 これ、出力は 'choo choo'ですし、アスキーアートは「蒸気機関車」だと思います。

<おまけのひとこと>
 今週後半、とても忙しいです。




























4月30日(月) ミニ地図帳

 このところ更新が非常に不定期で申し訳ありません。ご紹介したい本とかちょっとした雑貨(?)とか楽譜とか、いろいろたまっているのですが何せ時間が取れません。

 明日は出張なのですが、行き先の地図を印刷していこうと思って、ちょっと調べてみました。そうしたら、こちらの1枚の紙からミニ地図帳を作るALPSLAB printを公開というページを見つけて、喜んで利用させていただくことにしました。

 A4の用紙1枚に縁なし印刷して、折りたたんで1箇所カッターで切断してやると、表紙も含めて8ページの小さな(A7サイズの)冊子ができます。地図を表示してからミニ地図帳の印刷を指定すると、表示された場所を中心にして、見開きが3つにそれぞれの縮尺が異なる地図ができて、とても便利です。お勧めです。

<おまけのひとこと>
 本来の目的地用に1冊と、あまり行く機会のない都市にせっかく行くので、もしも時間が余ったときのために、楽譜屋さんの地図の冊子も作りました。






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