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8月7日〜9日 <北アルプス 立山・剱岳を歩く>

前日まで、白山か早月尾根を登って剱岳に行こうかと思っていたけど、
天気予報を見て、普通に立山に行くことになった。剱に登るかどうかは、行った天気次第ってことで・・・

1日目(8月7日) 立山駅〜(ケーブルカー・バス)〜室堂  室堂〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜(別山は巻き道で通らず)〜剱沢小屋(泊)
2日目(8月8日) 大日三山〜大日小屋まで の予定が、突如として 剱岳 剱御前小屋(泊)
3日目(8月9日) 剱御前小屋〜別山〜真砂岳〜富士ノ折立〜大汝山〜雄山〜室堂
  室堂〜(バス・ケーブルカー)立山駅

1日目(8月7日) 立山駅〜(ケーブルカー・バス)〜室堂  室堂〜雄山〜大汝山〜富士ノ折立〜真砂岳〜(別山は巻き道で通らず)〜剱沢小屋(泊)

自宅から扇沢までは1時間半位で行けるけど、日曜日のトロリーバスの始発がなんと!7時半で、室堂到着が9時になってしまい、それから登るのではこの時期暑いし、遅い。
ってことで、立山駅まで行くことにした。
立山駅始発は6時で、室堂到着は7時20分、こっちの方が値段も安いし、乗り換えも一回だけなので、ペーターの運転時間を除けば、楽。
扇沢から入ると、乗り換えも多いし、ダムサイトを歩くのがかったるいんだよな〜〜(byペーター) ってこともあったし・・・
立山から帰るってなると、帰りのお風呂道具も持って出発。(うちは、ほとんどが家に帰ってからお風呂に入るので、帰りにお風呂に寄って帰るのは、ここくらい)
ちょっとしたアクシデントがあって、予定より1時間遅れの3時15分に出発。それでも立山駅には6時20分に着いたので、6時40分に乗れるかな〜って思ったら、混んでて7時の便になった。
立山駅の駐車場はかなり混んでいたけど、どこに止めても無料なのがうれしい。扇沢は近いところは有料だから。
そして、チケットを買うときに時間指定されるので、並んで待つ必要がないのが助かるし、公平である。 それにしても駅構内は暑かった!
室堂には8時10分頃到着した。途中、バスから剱岳は見えなかった。


歩き始める前にmoguさん(by森の家)にメールする。
Twitterによると、前日点の記ルートで剱岳に登っていたので、どこかの小屋にいるはず。
偶然会えたりしないかな〜〜って期待してメールしてみたけど、残念ながら会えずだった。
moguさんは、剱御前小屋から雷鳥平に下って、帰ったとのことだった。

ミクリガ池、ミドリガ池を通ってから、とりあえず一ノ越を目指す。
でも、行き先はまだ不明。(笑)
雄山は雲に隠れていたので、一ノ越に着いてから、そのまま雄山目指すか、場合に寄っては右に折れて、五色ヶ原に行くか・・・


地獄谷を俯瞰 大日三山は晴れている

登り始めてすぐのところで、人だかりあり。
雷鳥の親子がいた。
写真にはかろうじて子雷鳥のみ入ってくれた。
人だかりあるところ、雷鳥登場・・・


一ノ越で休憩して、さて、どっちへ行くか・・・
龍王岳方面は完全に晴れていたけれど、
雄山もなんとなく見えてきそうな雰囲気だったので、
雄山を目指すことにした。
それにしても、夏休み中とあって、人、人、人。
家族連れが多い。
この時間はまだ下山の人が少なかったので、助かった。
雄山への登りの途中で振り返った景色 一ノ越山荘と龍王岳 ⇒

山頂についたのは11時ちょっと前。
社務所(?)の前は大勢の人であふれかえっていた。
山頂では、神主さんによる祈祷が行われていたけど、
一番最初に登った時に祈祷してもらったので、それで良しとして今回(・・・も)パス。

← 赤い着物の人が神主さん
あまりにも凄い人だったので、休憩もしないまま、大汝山でお昼にしようと思ってちょっと行ったら、ガスだったので戻って社務所(?)の前でお昼にした。
ラッキーなことにちょうどベンチが空いたので、座ることが出来た。


お昼を食べた後、最高峰の大汝山(3015m)へ。
相変わらずてっぺんに立つペーター

2日後のわ・た・し (2日後もここを通るなんて、この時は思ってもいなかった)


次の富士ノ折立はガスの中
それでも、真砂岳を過ぎて、別山に向かう時には稜線が見えた。
その広々とした景色に惚れ惚れ、やっぱいいね〜〜〜。
って思っていたら、別山の手前で雨が降り出した。
とりあえずザックカバーだけして、レインウエアは着ないで、様子を見る。
そんなだったので、別山の手前では巻き道を使い、小屋へ向かう。
剱沢小屋へ直接向かう分岐に着いた時には雨はあがっていたので、 (・・・いったんあがってた)
レインウエア着なくて良かった。



あとは小屋まで下るのみ


剱御前小屋から下る道と合流。
下って来た道は、とってもアルペン的な景色、そして、お花畑がまだ素晴らしかった。。
わたし達の後、5〜6人下って来ていた。
雨も止んでいたので、のんびりと小屋に向かっていたけど、
小屋の直前で雷雨が・・・
小屋が目の前だったので、急いで小屋に入り、この日の歩きは終わり。
今回の山行では、タイミング良かったことがいくつかあったけれど、その一つが、これ。
濡れてしまったけれど、雷雨が来たのが小屋の直前だったこと。
別山に寄ってこなかったおかげかな〜〜。

小屋に着いたのが3時ちょっと前。
濡れ物(ザックカバーと帽子)を乾燥室で干し、部屋へ。
部屋は、比較的空いていて、一人一枚の布団で済む模様。
そして、この小屋にはシャワーがあって、1時間毎に男女交代。
着いた時間は女性で、まず私が使用。
その後すぐに男性になったので、ペーターが使用して、二人揃ってさっぱりした後、ビールへGO!
でも、雨でビールは小屋の中か〜〜って、思っていたら、止んでた。
今回のタイミング良かったこと、その2
夕食まで小屋の前で過ごせた (ビールを飲めた)。
最初は展望もなかったけれど、4時を過ぎた頃から晴れて来た。
↑ 別山方向が明るくなって、稜線がはっきりと見えた
晴れて来たのに、人がほとんど出て来ていないことが不思議だった。
みんな剱岳に登って疲れて果てていたのかな?にしても、この景色を見ないのはもったいない。


そして剱岳も・・・見えそう

夕食は5時からで、席に着いた人からお皿に熱々のフライを乗せてくれ、ご飯は好みの量に小屋の人が盛ってくれて、持ってきてくれた。
夕食後も小屋の前で景色を楽しむ。
剣山荘に明りがともる頃、山頂もはっきりと見えた。

さて、明日はどうしようか。
急に決めた行き先だったので、実は剱岳に登る覚悟がない、わたし。
でも、果たしてここ剱沢小屋に泊まって剱岳に登らない人がいるんだろうか・・・
いや、いや、それでもいい。
明日の朝の天気で行き先を決めよう。
剱岳に登らない場合は、大日三山に行って、最終日、称名滝まで歩いて下るってのもいいかな〜〜。

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