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10月10〜11日 南アルプス・烏帽子岳(2,726m)〜前小河内岳〜小河内岳(2,802m)より塩見岳、荒川三山展望


烏帽子岳から見る「塩見岳」 左に間ノ岳、北岳


前小河内岳から見る荒川三山、赤石岳、聖岳、小河内岳 OnMouseで山座同定


小河内岳から見る富士山、手前は非難小屋

10月10日小屋到着後 豊口山ゲート〜三伏峠小屋(泊)
10月11日    三伏峠小屋〜烏帽子岳〜小河内岳 往復 下山

はじめに
3連休の候補@<越後駒ケ岳>・・・紅葉にはもう遅いだろうと中止 候補Aロングコースを歩いて苗場山泊まり・・・小屋が予約でいっぱいとのことで中止
最終決定・・・8月から通れるようになった鳥倉林道を行って三伏峠小屋泊、登る山は行った加減で決める。小屋は前夜予約。

1日目はガスの中登る。下って来る人に聞いたところ上は雪だったらしい。北アでは考えられても、ここ南アでも雪なのかとびっくりした。
11時小屋到着後、午後にはみぞれ交じりの雨が降った。午後天気が回復したら烏帽子岳に行こうと思っていたが早々に断念。
小屋の中でも非常に寒く、夜は布団と毛布をそれぞれ2枚づつ使って寝た。宿泊者は20人くらいだったけれど、翌朝行ったテント場のテントの多さにびっくりした。

2日目、快晴の朝を迎えた。


朝6時 三伏山からみる中央アルプスの峰々 OnMouseで説明

朝食後、身軽で三伏山に登る。塩見岳をはじめとする南アの山々と、北ア、中ア、恵那山がきれいに見えた。泊まった甲斐あった朝の景色だ。
小屋に戻ってから、塩見岳は今年登っているので、塩見岳展望を目的に、烏帽子岳〜小河内岳往復に決めて出発した。
(塩見岳に登ったのでは塩見岳は見えないからね)


テント場・・・テントの多さにびっくり!

白く雪化粧した塩見岳を見ながら歩くつもりが、なぜか雪があったのは烏帽子岳の方、そして、荒川三山、赤石岳、聖岳が白かった。
朝のうちはところどころ凍っていて慎重に歩いた。
烏帽子岳からの塩見岳は雄大だった。そして、前小河内岳から見る、小河内岳から荒川三山は白く迫力あった。


仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、ほんのちょっぴり八ヶ岳(赤岳)


小河内岳、荒川三山展望

小河内岳から戻る時は雪はほとんど融けて代わりにぬかるんで来ていた。滑らないように気をつけ烏帽子岳に戻ると、日帰り登山者が数人いて景色を堪能していた。塩見岳をはじめとする南アの山並みを見るには烏帽子岳は抜群のロケーションだから人気もあるだろうと思った。
烏帽子岳からは登り返しのない下り一方の道だったので、車には意外に早く着いた。
帰りの鳥倉林道から分杭峠の道は狭いうえにくねくねできつかった。(行きもきつかったけど)この道を通るくらいなら、塩見新道の道の方がまだいいかも・・・って思った次第。

さいごに
雪化粧の塩見岳が見えるかと思ったら、意外にも荒川岳の雪景色だったけれど、360度の大パノラマ+ちょっとした縦走が出来て楽しかった。
ここまで高い山は今年はこれで最後だから、いい締めになったかも。

おまけ
分杭峠って日本で一番、「気」が出ている場所として人気なんですね。パワースポットっていうやつ?
夕方だっていうのにたくさんの車が止まっていてびっくり。この「ど」がつくほどの田舎でいったい何が起こったの?と、不思議に思い帰ってからネットで検索したら、全国から大勢の人がおしかけているってあってますますびっくり。

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