何気な日記

11月分

とりあえず下までスライドしてから読むべし!!

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2004年11月28日(日)
愛すべき永遠のザコキャラ

11月27日、ついに発売しました。
ドラゴンクエスト[!!!
ドラクエのレビューはまた後日として・・・。

同時発売!!過去様々な素晴らしいコントローラを発売してきたHORIが、ついにやってくれました!!


ジャ〜〜〜〜〜ンッッッ!!!!!

スライムコントローラ〜♪♪♪

う〜ん、愛らしい♪♪♪

18年前、スライムの大ファンだったあだくんよ、どうだ!羨ましいだろう!?

とりあえず、どこがコントローラだよ!?ってくらい見事なスライム形状である!!
表面はゴムに覆われているため、何となくいい感触♪♪♪
さらに、バイブレーション機能付き。
台座も付いており、ディスプレイとしても、サイコーな一品!!

ひっくり返してみる・・・。
おおっ!!ボタンだぁ!!

基本的に標準コントローラに近い配置。
画像では確認できないが、L2,R2ボタンのみ背後に設置されている。


持ってみる・・・。
分厚くて非常に持ちづらい。

操作してみる・・・。
ボタンは標準品に比べ、少々小振り。そして、反応が少々悪い。

スライムの背後にはプラグでケーブルを接続できるんだけど・・・。
いまいちフィットしない。
引っ張りすぎると、プレイ中にすっぽ抜ける・・・。

以上のことから・・・

オブジェとしては最適な一品という評価が出ました!!




                    

2004年11月25日(木)
ちとせ屋 陽の巻

さて・・・ 
秋も終わりを向かえ、すっかり寒くなってきましたが、今日はちゃんと現実なお話を・・・。
 
富山に出張に行った時の事ですが、泊まるホテルを予約していなかった為、急遽ビジネスホテルに電話したのですが、時すでに遅し。
 
お客に教えてもらったある一軒の民宿に泊まった時の出来事です。。。
 
見るからに何かありそうな外見。
その名は・・・
ちとせ屋
 
出迎えに出てくる一人のお婆ちゃん。
婆ちゃんの言う事には、今日はお客は他にはいないという。
 
ギシギシときしむ廊下を抜け、通された一階のある部屋は大7畳小4畳という、極端に広く長方形に長い一室。
そこには、地べたに置かれた布団 と、テーブル、ストーブ、それにテレビと、少々の漫画のみがひっそりと置かれていた。ハンガーかけの代わりに置かれた時代を感じる漆黒の着物かけがいい味をだしている。
無駄に広い室内が異様な静けさをかもし出し、何ともいえぬ寒気を感じた。 

っていうか、マジで寒いっ!!
とにかく、ストーブを真っ先につける。
  
しかし、驚いたのはテレビである!!
今時・・・
ビデオ端子がない!!
覚えていますか?
昔、ファミコンをプレイする為にテレビの裏の白い端子ボックスに配線したことを・・・。
そんなテレビなのである。
リモコンはあったが、もちろん?反応せず!!
 
暇つぶしに置いてあった雑誌を見ると、なんと、ジャンプ、マガジン、サンデー、チャンピオンと一通り揃っているではないか !!
しかし、何か変だ。。。
ジャンプで・・・
ジョジョPart6やってるよぉぉ!!
何年前だよ!!
思わず、全ての雑誌をチェックしたが、全て、1年以上前の物。
驚きである!!
 
ある意味、感動を覚えた僕はさあ、風呂に入いるか!と思ったのだが・・・
 
なんと、タオルもなければ、浴衣もない。
 
・・・一体、どういう旅館なんだ・・・。
 
ちょっとムッときたが、とにかく聞いてみることに。
お婆ちゃんのいると思われる部屋を訪ねる。
「すいませ〜ん!」
 
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
返事がない・・・。
 
「すいませ〜ん!」
 
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
やはり、返事がない・・・。
 
恐る恐る扉を開ける・・・。
 
・・・と、その瞬間・・・ 
コタツで気持ち良さそうに寝ていたお婆ちゃんが慌てて飛び出してきた!!
 
(うわっ、悪い事したなぁ。。。)
ちょっと可哀想だったが、客としてタオルや浴衣が用意されてないなんて許されないでしょ?平静を装い、タオルがあるか聞いてみる。
 
「タオルですね・・・。ありますよ・・・。」
 
客室だと思われていたある一室を開け、潜りこむお婆ちゃん・・・。 
ここ・・・物置かよ・・・?
他の客室と扉が一緒の為、見分けがつかない。 
 
そのとき・・・ 
 ゴスッっという謎の音とともに出てくるお婆ちゃん。 
どうやら、頭をぶつけたらしい。 
「これ、一枚で・・・いいかね・・・?」
 
渡された一枚の白い薄手のタオル。
 
いや・・・バスタオルが欲しいんだけど・・・
と言いたかったのだが、ヨタヨタとがんばってくれてるお婆ちゃんの健気さに、思わず「はい・・・。」と、言ってしまった。。。
 
 
風呂は2,3人は入れるくらいの大きさ。洗い場は二つあった。
それなりに大きい。
 
作りは古いがやはり大きいというのは気持ちがいい。
湯船にどっぷりとつかる・・・。
 
!?
 
アカだ・・・。
大量のアカが浮いている。。。
客もいないのになぜ・・・。
 
しかし、何となく懐かしい感覚である。 
そう、モウリハイツだ!!
(説明しよう!!モウリハイツとは、ゴウさんが学生時代4年間を過ごした学生寮である!!)
風呂の大きさから、洗い場の数まで、まさにモウリハイツと一致するのである。
アカが浮いてるのもまさにモウリハイツ!!
ぬるめなお湯もモウリハイツ!!

体を洗おうとシャンプーに手を伸ばす。 
そこに置かれていたのは・・・
 
シーブリーズ リンスインシャンプー
ソフトインワン リンスインシャンプー
エメロン リンス
ナイーブ ボディソープ
ビオレ ボディソープ
 
一体、どのようなチョイスなんだろうか・・・。
この季節、シーブリーズは厳しかろうと思い、なぜか?携帯用のソフトインワンを使う。ドロドロと固形化したシャンプー!!
うわぁっ!!寮生活時もこんな事あったなぁ。。。 
しょうがない、シーブリーズでス〜ス〜することに・・・。
しかし、置いてあるシャンプーはリンスイン。
これでは、エメロンの立場がないでわないかっ!!
 
しかも、シャワーからは水が噴出してくる・・・。 
う〜ん、何もかもがモウリハイツ・・・。 

これで、湯船にゴキブリでも浮いていれば、まさに完璧!!
渡辺謙の如く、つぶやいてしまうであろう。
「すべて・・・パーフェクト・・・。」
と・・・。
 
とにもかくにも、何となく懐かしい思いをして、部屋に戻る。
さぁ、寝ますか・・・。
カビ臭い布団に潜り、眠りにつく・・・。
 
そして、夜中・・・
ヒタヒタと歩く足音に僕は目を覚ました。
 
誰か・・・来た・・・!!
 
足元から聞こえていた足音が体の横を通り抜け、今度は頭の方に・・・。
まるで、自分を中心に何者かが回っているかのようである。。。
そう、この旅館、壁は薄いわ、なぜか部屋を取り囲むように廊下がしかれているため、人が通るたび、目を覚ましてしまうのである!!
 
ギギギギギィィィ・・・
近くの扉を開ける音が・・・
便所だ!!
 
ギィィ・・・ギィィ・・・ギィィ・・・
 
何度も音が繰り返される・・・。
そして、だんだんとその音が小さくなっていくのだ・・・。 
 
実は、ここの便所、西部時代の酒場かよ!?というような扉で、押して入るのだが、その後、反動で扉が行ったり来たり・・・非常にうるさいのである!!
しかも、トイレの中には植物園かよ!!って感じのバカでかいガラス戸が・・・。
丸見えである・・・。
・・・何か間違っている。
 
そんなわけで、人がトイレに行くたびに起こされたのだ。 
 
マジかよぉ!?
勘弁してくれよ・・・。
 
布団をかぶり、じぃっと我慢していたが、気が付くとまた眠ってしまった。
 
どれくらいたったであろうか・・・。
またしても、足元に気配を感じた。
 
ひた・・・ひた・・・ひた・・・
まただ!!
 
僕の足元からぐるりと回り、頭の方へと気配が移っていく・・・。
今度は遠くの方で、ぴちゃぴちゃと濡れたような音が聞こえてきた・・・。
どうやら、みんなが寝静まった頃を見計らって、お婆ちゃんがお風呂に入りに行ったようだ。
「あ・・・あふうぅ・・・。」 
気持ちよさそうに溜息まで聞こえる。 
 
うわあぁぁ・・・。
壁、薄すぎっ!! 
 
気が付くと、また寝てしまった様だが、その後、足音が夜中に何度も何度も僕の周りを回っていたのである・・・。
 
朝・・・どっと疲れた状態で目を覚ました。
 
ここの宿、マジでやばいって!!
今日は仕事を終らせてさっさと帰ろう・・・。
 
ところが、そんな考えも甘く、その旅館で二泊目を迎えることとなる。。。
 
同じ部屋はちょっと・・・と言っていると、会社のおいちゃんが察してくれたのか、部屋を代わってくれると言う。
ありがたく気持ちを頂戴し、その日は二階の別の部屋に。
昨日とは、うって変わって、狭苦しい部屋である。
 
まあ、何も起きなければどこの部屋でもいいや!と思ったが、甘かった。。。
 
まあ、とりあえずは雑誌チェック。 
部屋に置いてあったテレビ雑誌。 
表紙はミムラなのだが・・・
ビギナーズ!?
ドラマ特集には、「ヤンキー母校に帰る」とか、「あなたの隣に誰かいる」とか・・・。
 

・・・って、
去年のテレビ雑誌じゃんかぁ!!
なんという紛らわしさ!!
こんな物まで取っておくなよ!!と思いつつ、帰りには、持参していたジャンプをそっとその部屋に寄付してきたのでした♪ 
 
さて、夜中・・・
またしても、目が覚めた。
ブウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ・・・・・。
かすかに感じる。
小さいが、耳に直接伝わってくる、不気味な音。
この小さな部屋だが、何者かの気配を確実に感じた。
間違いない! 

蚊だっ!! 
 
ウウウッ〜!!
 
ゾクっときたっ!!
近い!!耳元に寄ってきた感を受け、とっさに布団を跳ね除け、電気をつけた!!
 
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
何も・・・いない・・・。
部屋は静寂に包まれていた。。。
先程までしていた不気味な音も、もうしない・・・。
 
しかし・・・
ふと壁に目を向け、そこで目にしたものは!!
 
点々と壁に浮き出る赤いシミ。
蚊!?
いつから、あったのか! 
いたるところに蚊が潰されて、壁に張り付いている。 
きっと、他の客も蚊と格闘し、壁にたたきつけていったのであろう・・・。 
 
しかし、蚊が多い。なぜ、この季節に?なぜ、この部屋ばかり・・・? 
2匹ほど捕獲したが、諦めて布団をかぶり、寝てしまった。
 
その後・・・またして蚊の気配を感じ、目を覚ましたのであった。何度も何度も。。。
 
疲れが全く取れないまま朝、目を覚ます。。。
 
今日こそは、帰るんだ!と思っていたが、御存知の通り、またしても帰れなかったのである。3泊目、もう一度同じ旅館に泊まるハメに・・・。
マジかよぉぉ。。。
 
その日は助っ人に来てくれた課長様に、「部屋交換しませんか?」と、言ったのだが、課長の部屋を覗いてみると・・・
 
なんと、壁も床も赤一色なのである!! 
部屋ごとの統一感が全くない!!
とりあえず、他の部屋ならどこでもいいや!って思ったのだが、蚊の話をしたら、あっさり断られてしまい、おとなしく昨夜と同じ部屋へと戻った・・・。
 
その晩も、蚊のおかげで何度も何度も目を覚ましたのは言うまでもない。。。
 
文明の進化したこの世の中に・・・。
まだ、このような貴重な旅館って・・・あるんですね・・・。

皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか?
ある意味オススメですよ・・・。

2004年11月21日(日)
ちとせ屋 陰の巻

さて・・・ 
秋も終わりを向かえ、すっかり寒くなってきましたが、今日はちょっぴり涼しいお話を・・・。
 
富山に出張に行った時の事ですが、泊まるホテルを予約していなかった為、急遽ビジネスホテルに電話したのですが、時すでに遅し。
 
お客に教えてもらったある一軒の民宿に泊まった時の出来事です。。。
 
見るからに何かありそうな外見。
その名は・・・
ちとせ屋
 
出迎えに出てくる一人の老婆。
老婆の言う事には、今日はお客は他にはいないという。
 
ギシギシときしむ廊下を抜け、通された一階のある部屋は大7畳小4畳という、極端に広く長方形に長い一室。
そこには、地べたに置かれた布団 と、テーブル、ストーブ、それにテレビと、少々の漫画のみがひっそりと置かれていた。ハンガーかけの代わりに置かれた時代を感じる漆黒の着物かけが不気味である。
無駄に広い室内が異様な静けさをかもし出し、何ともいえぬ寒気を感じた。
 
こんな時は、さっさと風呂に入って寝てしまおう。と思ったのだが・・・
 
なんと、タオルもなければ、浴衣もない。
 
・・・一体、どういう旅館なんだ・・・。
 
ちょっとムッときたが、とにかく聞いてみることに。
老婆のいると思われる部屋を訪ねる。
「すいませ〜ん!」
 
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
返事がない・・・。
 
「すいませ〜ん!」
 
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
やはり、返事がない・・・。
 
恐る恐る扉を開ける・・・。
 
・・・と、その瞬間・・・
ものすごい形相で飛び出してくる老婆!!
 
(うわっ!!)
かなり焦ったが、なんとか平静を装い、タオルがあるか聞いてみる。
 
「タオルですね・・・。ありますよ・・・。」
 
客室だと思われていたある一室を開け、潜りこむ老婆・・・。
ここ・・・物置かよ・・・?
他の客室と扉が一緒の為、見分けがつかない。 
 
そのとき・・・ 
 
ゴスッっという謎の音とともにまたしても、恐ろしい形相で出てくる老婆。
「これ、一枚で・・・いいかね・・・?」
 
渡された一枚の白い薄手のタオル。
 
いや・・・バスタオルが欲しいんだけど・・・
と言いたかったのだが、あまりの老婆の迫力に、思わず「はい・・・。」と、言ってしまった。。。
 
 
風呂は2,3人は入れるくらいの大きさ。洗い場は二つあった。
それなりに大きい。
 
作りは古いがやはり大きいというのは気持ちがいい。
湯船にどっぷりとつかる・・・。
 
!?
 
アカだ・・・。
大量のアカが浮いている。。。
客もいないのになぜ・・・。
 
何となく気持ち悪くなった僕は、体を洗おうとシャンプーに手を伸ばす。
ドロドロと固形化したシャンプー!!
うわぁっ!!
しかも、シャワーからは水が噴出してくる・・・。
 
散々な思いをして、部屋に戻る。
さぁ、さっさと寝よう・・・。
カビ臭い布団に潜り、眠りにつく・・・。
 
そして、夜中・・・
ヒタヒタと歩く足音に僕は目を覚ました。
 
何か・・・来た・・・!!
 
足元から聞こえていた足音が体の横を通り抜け、今度は頭の方に・・・。
まるで、自分を中心に何者かが回っているかのようである。。。
恐ろしさのあまり、体が硬直する・・・。
 
ギギギギギィィィ・・・
近くの扉を開ける音が・・・
 
ギィィ・・・ギィィ・・・ギィィ・・・
 
・・・・・・一体何をしているんだ・・・。
扉を開けたり閉めたりしているのか、何度も音が繰り返される・・・。
そして、だんだんとその音が小さくなっていくのだ・・・。
 
マジかよぉ!?
勘弁してくれよ・・・。
 
布団をかぶり、じぃっと息を潜めていたが、気が付くとまた眠ってしまった。
 
どれくらいたったであろうか・・・。
またしても、足元に気配を感じた。
 
ひた・・・ひた・・・ひた・・・
まただ!!
 
僕の足元からぐるりと回り、頭の方へと気配が移っていく・・・。
今度は遠くの方で、ぴちゃぴちゃと濡れたような音が聞こえてきた・・・。
「あ・・・あうぅ・・・。」
うめき声とも何ともいえない声?のようなものが混じって耳に直に伝わってくる・・・。
 
うわあぁぁ・・・。
 
気が付くと、また寝てしまった様だが、その足音が夜中に何度も何度も僕の周りを回っていたのである・・・。
 
朝・・・どっと疲れた状態で目を覚ました。
 
ここの宿、マジでやばいって!!
今日は仕事を終らせてさっさと帰ろう・・・。
 
ところが、そんな考えも甘く、その旅館で二泊目を迎えることとなる。。。
 
同じ部屋はちょっと・・・と言っていると、会社のおいちゃんが察してくれたのか、部屋を代わってくれると言う。
ありがたく気持ちを頂戴し、その日は二階の別の部屋に。
昨日とは、うって変わって、狭苦しい部屋である。
 
まあ、何も起きなければどこの部屋でもいいや!と思ったが、甘かった。。。
 
早速、奇妙なことが起きたのである。
部屋に置いてあったテレビ雑誌。
しかし、そのテレビ欄に載っている番組が一切放送されていないのである!!
果たして、そんな事がありえるのだろうか・・・。
地味な不気味さがあった。
表紙の笑顔のミムラが逆に怖い。。。
 
夜中・・・
またしても、目が覚めた。
ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ・・・・・。
かすかに感じる。
小さいが、耳に直接伝わってくる、不気味な音。
この小さな部屋だが、何者かの気配を確実に感じた。
 
ウウウッ〜!!
 
ゾクっときたっ!!
近い!!耳元で囁かれた感を受け、とっさに布団を跳ね除け、電気をつけた!!
 
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
何も・・・いない・・・。
部屋は静寂に包まれていた。。。
先程までしていた不気味な音も、もうしない・・・。
 
しかし・・・
ふと壁に目を向け、そこで目にしたものは!!
 
点々と壁に浮き出る赤いシミ。
血痕!?
いつから、あったのか!
いたるところに血痕と思えるシミが浮き出ているではないか!! 
不気味なその光景に、背筋が凍る。
 
恐ろしさのあまり、急いで布団をかぶり、寝てしまった。
 
その後・・・またして何者かの気配を感じ、目を覚ましたのであった。何度も何度も。。。
 
疲れが全く取れないまま朝、目を覚ます。。。
 
今日こそは、帰るんだ!と思っていたが、御存知の通り、またしても帰れなかったのである。3泊目、もう一度同じ旅館に泊まるハメに・・・。
マジかよぉぉ。。。
 
その日は助っ人に来てくれた課長様に、「部屋交換しませんか?」と、言ったのだが、課長の部屋を覗いてみると・・・
 
なんと、壁も床も赤一色なのである!!
課長のやつれようからも、この部屋が何もない訳がない!!
おとなしく昨夜と同じ部屋へと戻った・・・。
 
その晩も、異様な気配に何度も何度も目を覚ましたのは言うまでもない。。。
 
文明の進化したこの世の中に・・・。
まだ、このような未知なる存在って・・・あるんですね・・・。 

皆さんも一度行ってみてはいかがでしょうか?
ある意味オススメですよ・・・。

2004年11月16日(火)
3泊4日 富山の旅

11月12日、僕は富山県を走っていました。
黒部ダムにいつか行ってみたいなぁなどと思いながら見つめる黒部市。

なぜ、富山県にいたのかといiいますと・・・。

それは、先週の木曜日の事でした。
1ヶ月程前に出荷した僕の最高傑作。
こんにゃく以外は切断できないものはないとのウリで製造された驚異の切断機。
その名も「痔ゑ異尊弐号」(ウソ)
その痔ゑ異尊が原因不明の振動を起こすと言うのだ!!
要は・・・


ただのクレーム処理っす。

しかも・・・
先に対応に行ってくれていた組立てのおじさま。
「俺にはどうしようもなかったから、設計者連れてくるって言っといたで。じゃっ、あと頼むわ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お〜〜〜〜い!!
うちの超ベテラン設計士の、モト係長ですら、「分からん。」と言っていたものを、僕が行ってどうなるもんかぁっ!!
いやぁ〜なプレッシャーである・・・。



かくして、金曜早朝より、北へ北へと、富山県へと向かったのでありました。
もちろん、一人じゃないけどね。組立てのおいちゃんと二人、社用車に乗ってかっ飛ばしましたさ!!
諏訪からは約3時間。
懐かしき能生を抜け、一路富山へ!!

しかしながら何ともいや〜な胸騒ぎがしてましたねぇ。。。
なぜなら・・・
目覚ましテレビトロ占いによると、最悪な週末なのは・・・

いて座!!

おいおい・・・・
しかも、追い討ちをかけるが如く・・・!!



「終わったはずの仕事がトラブルに。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビンゴォォォォ!!!!!

でも、占いなんて(いい事しか)信じないやい!!
多分、ここが原因であろうパーツを持ち込み、いざ敵地?へ!!

見よ!!これぞ、ゼンダビーバーを彷彿とさせる傑作品。
痔ゑ異尊弐号である!!

う〜ん、美しい・・・♪

などとは微塵も思わず、とっとと直して帰りましょう!!
予定はもちろん日帰りでしたさ。
午前中で、パーツを付け直し、午後より試運転。

キュイィィィィィン!!!!
いい音でゴイゴイと削っていく。
バッチリじゃん!さぁ、帰ろう♪などと思っていた矢先・・・




ゴッゴッゴッゴッ!!!!
ガガガガガガガガガッッッ!!!!!


パルス逆流!!
コンタクト停止!!
信号拒絶!!
ダメだ!!弐号機制御不能!!


帰る気満々だったところに突如起こったアクシデント!

地獄は始まった・・・。

ユニットやら、ジグやら、思いつくところは全てチェック。
ボルトも片っ端からマシ締め。

しかし、一時的に加工を止め、時間がたつとまた調子がいいのである。

現象が発生するのは10ヶばかりのワークの加工を終えた後。
しかも、前納期の初号機はほとんど同じ構造にも関わらず、なんら暴走なぞ起きていない。
モーターがいけないのか、ギアがおかしいのか・・・。
ああでもない・・・こうでもないを繰り返し、気が付けば土曜の午後に・・・。
策は尽きました・・・。



・・・・・・・・・・・・・・・。
燃え尽きたよ・・・真っ白にな・・・。



燃え尽きても原因解明しなければ帰れないのが現実。
ついに我々は最終手段をとることに・・・。

本社にヘルプミーである!!
ファイナルウェポン組立て係課長参上である!!
僕の頭の中のバックミュージックはサンダーバード!!
疲れ果てた我々にとって、課長の車が到着する姿はまさに後光が射してるかのようでしたよ。。。

でも・・・



結局解決しませんでした・・・。
3人集まれば文殊の知恵などと言いますが、その願いも虚しく・・・。
音と振動の発生源はほぼ確定。
プーリーとつなぐベルトの異常振動かと思われ・・・。
思われるが・・・
しかし、なぜその現象が起こるのかが説明できない。
なんせ、初号機はそんな症状でないのだから・・・。

とにかく、気が付けば、3泊もしちゃってる僕達♪
さっそうと現れた課長様も、かなりお疲れなご様子。

とにかく、ベルト部の振動を抑える機器を製作して改めて改良に来ると言う事で、今回何とか開放していただきました。

そんなわけで、今日はヘロヘロです。
来週の日曜に直しに来てほしいって言うもんで、今日一日で設計から部品図製作まで、普段の倍の密度で働いちゃったよ。
マジ鼻血でそう・・・。

怖いのは・・・
今週末も出張に行って来いと言われそうな事。
設計、手配はしましたから、現場の方でなんとかしてくださ〜い。って感じ。

なんまんだぶなんまんだぶ・・・。

2004年11月4日(木)
探してます

探しアリ
名前:キング

2日程前から行方不明になっています。
見かけた方はgotokoz@po18.lcv.ne.jpまでご連絡下さい。

特徴:
身長約7mm
色黒です。
温厚な性格ですが、怒ると噛みます。
興奮すると非常に落ち着きないです。

吐息に敏感に反応します。
好物は砂糖水です。

換気の為、彼らの部屋の窓を少し空けておいたらいなくなっていました。
これからの季節、寒くなるのでとても心配しています。
見かけた方いましたら、ご一報をお願い致します。

2004年11月3日(水)
テレビでもクモの人再び!?

先日放送されたLCVの諏訪湖マラソンの様子を、チェックしました。 
ちなみに、テレビ信州版はといいますと・・・。

スパイダーマン、1ショット も映らず!!


むしろ、沿道で応援してた妻の方が映ってる始末・・・。
挙句の果てには、エンディングでスパイダーマンついに登場!!かと思いきや・・・
大方の予想の如く

スパイダー1の方ぢゃね〜かっ!!
 
まあ、テレビ信州の方は正統派マラソン中継って感じで、トップ集団に密着型だったんで、イロモノが入る余地がなかったのも確か。
 
しかし、LCVは市民ランナーに重点をおいて放送してくれるので、まだ可能性はある!!

そんなわけで、さあ、レーススタート!!
上方からのカメラにて、流れ込んでくるランナー達が映し出される。
画面中、人の頭で埋まり、微妙に揺れている頭Sを見ていると、何か別の生き物の様にも見えてくる。
 
う〜ん・・・かなり気持ち悪いぞ、この光景。
人に酔うとはこういう事か・・・。
 
でも、さすがLCV。
同じカメラでかなり長い時間撮っている。
ゼッケンのナンバーも3000番台もちらほらと出始めてきた。
僕のゼッケンは4647
4000番台まで、もう少々である!!
 


・・・と、思った瞬間・・・
カメラはトップ集団に切り替え!!
 
お〜〜い!!
 
先導の白バイ隊員の紹介などが入り、再び先ほどのカメラに戻る。
 
・・・がっ!!もう5000,6000番台までいっちゃってんじゃんかぁっ!!
さすがにこんなに後ろじゃないやい!! 

その後もトップ集団と、後続とを交互に映し出す。
その度にゼッケンをチェック!!
 
そんな時である。
カメラが切り替わった瞬間、赤い頭が・・・。
わずか、1,2秒の出来事であろうか。
人と人との頭の間に、明らかにミスマッチな違和感ある赤い頭・・・。
 
ついにきた!スパイディである!!
 
しかも、周りのゼッケンからしてほぼ間違いない。
 
僕だ!!
 
 
しかし、ホントに一瞬である。
カメラは固定のまま。
解説者も一切コメント無し。
何事もなかったかのように時は流れる。
 



なんか・・・切ない・・・。
 
 
その後もどこかに映っていないか、チェックし続ける。
 
そして、第二給水所での1シーン。
 
な・なんと!スパイダーマンの姿がかなりデカデカと映し出されているではないか!!
僕ではない。
1の方だ!!

しかもなんという、スクープショット!あのスパイダー1が・・・
素顔を晒して水を飲んでいる!!
やはり、彼も脱がずにはいられなかったか・・・。 

しかし・・・
解説者・・・
スパイダーマンについて触れもしない・・・。
 
何事もなかったかのように固定されたカメラの前を次々とランナーが通過していく。
 
スパイダー1もなんか切ないぞ・・・。
 
ん?待てよ。
僕はこの給水所のちょっと前にスパイダー1に抜かれている。
という事は・・・
そろそろ僕が走りこんでくる頃ではなかろうか!!

 
カメラの映像はそのまま継続されている。
来い!来い!!
来いいいいぃぃぃぃぃっっっっっ!!!!!
 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カメラ切り替わる・・・・・・・・・

 
うお〜〜〜いっ!!
 
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
その後も再びスパイディが映し出される事なく放送は終わった・・・。
 
スパイダーマンVerゴウ
LCV出演時間
 
・・・・・2秒
 
 
くううう・・・・
・・・・来年は・・・リベンジだぁぁ!!

カメラの位置・・・覚えたぞっ!!

(すでにマラソンの趣旨が変わっている・・・w)
 

ところで・・・
先週うちの会社の社長と話す機会がありまして(ちなみに社長様も諏訪湖マラソン参加者である。)仮装してた話になり、「その写真はないのか?」というんで、HPに載せた2枚をメールで添付して送っておきました。
週があけ昼飯時・・・

食堂にデカデカと貼られてるじゃんかぁぁぁ!!!

しかもご丁寧に・・・
「諏訪湖マラソンにスパイダーマン現れる!!
その正体とは・・・
設計課の伊藤豪彦くんでした
。」のコメントまで・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マジっすか!?・・・しばらく、晒し者です・・・。