快適な走行を保つために・・・・


問題点を整理してみます

Nゲージを趣味としている人なら、きっと感じていると思います。レールと車輪の汚れによる不快な動き・・・

このレールと車輪が常にきれいになっていれば、快適な走行を楽しめるのですが、これを保つことは非常に難しいです。

こまめに、クリーニングをするのは、もちろん。でも、私は車両によって汚れ具合が違うのがどうも不思議でたまりません。

汚れの原因は、いろいろあると思います。汚れにしても種類があります。私の思うところをまとめてみましょう。

汚れの種類

ゴム系の黒いごみ 黒っぽい固まり。楊枝などで簡単に落ちる。  
綿埃 字のごとく、綿埃。  
電食 電気が流れてスパークするときにできる汚れ。こびりついて落ちにくい。

1.2.3が交じり合って汚れとなっている。

2については、こまめにレールやジオラマを掃除することで解決できる。

1については、動力車のゴムが劣化し、レールにはがれついたものが、他の車輪に付く。定期的な、交換が必要。

問題は、3の電食である。

電食は、車両によっては全然発生しない。つまり、いろいろなコンディションの違いにより差が出ると考えられる。

電食の原因として考えられるのは、

モーターの異常による、瞬時過電流によるスパーク。

常点灯システムなどによる、高電圧による電流の増大。

集電能力低下による、集電の1点化。(瞬間的にある1点での集電になる現象)

いずれにしても、レールと車輪の間に過大な電流が流れたときに電食が発生することは間違いない。


解決策 その1

ここで、私が電食対策で試した内容について、まとめます。

集電能力の向上を行うことにより、電食を低減させた事例です。

使用した車両は、TOMIXのN’EX 9両編成。この車両は、いままでですと、私のレイアウトを3周もすれば、動きがおかしくなる

車両でした。おかしいと思って車輪をみると電食状態が確認できるものでした。

この車両、通常のモーター車の集電は、1輪がゴム付きなので3輪で行っているものです。

これを、隣の車両の車輪から終電するように改造してみました。つまり、3輪集電から7輪集電に変更しました。

隣の車両 動力車側 連結したところ

この車両を走行させてみると、いままでとは違う車両のようです。10周いや20周しても電食は発生してません。

先日、とうとう動きが悪くなったので、確認したところ、隣の車両からの配線が断線して集電能力が低下して電食が発生してました。

要するに、断線しなければほとんど電食は発生しないことが裏付けされました。

今回の改造は、連結するときが不便というデメリットもあります。

TOMIXやKATOさんにお願いがあります。隣の車両からの集電を積極的に取り組んでいただきたいです。

カプラーが通電能力を持っていれば、操作もいままでと変えることなく性能アップしますし。

モーターも小電流でパワーの出るものができれば、電食の発生がかなり抑えられると思います。

レールと車輪のクリーニングについては、TOMIXさんががんばってくれてますが、根本的に電食が発生しないシステムも考えていただきたいですね。

2000/07/16


解決策 その2

いやー、すばらしい商品が世の中にはあったんですね。

先日、ホームページを眺めていたら集電性向上剤(LOCO)なるものを発見しました。

内容を見ると動力車に1滴つけてあとは走行させるだけで汚れもとれて、走行も安定するとの謳い文句で書いてあるのである。

私も今までいろいろと試行錯誤してきたが、このような夢のような商品があればいいなと常々考えてはいた。

今回も、どうせたいした効果はないだろうと思いつつももしかしたらの期待もあり、購入してしまいました。

10mlで2700円はちょっと高いけど、だまされたと思って買いました。送料込みで3000円の買い物。さて、結果は・・・・

おっと、えっ、うそっ、まさか!! なんとこれは、謳い文句通りの効果がありました。

それに、長く使ってみないとわからないのですが、コーティング効果で表面の酸化防止にもなりそうです。

説明書では、動力車につける方法、さらに大型レイアウトではレールに直接つけてなじませる方法が書いてありますが、

トミックスのクリーニングカーを使用すれば、レールにもっと確実に塗布できるのではと思い試してみました。

これうわさの”LOCO”です。

使ってみる前はちょっと高すぎ!!(2700円)と思いました。

アルケ株式会社のページ

さて、トミックスのクリーニングカーに布タイプのレールクリーニングツールを取り付けてLOCOとの相性を評価してみます。
LOCOを爪楊枝でクリーニングツールの布張り部分へ数滴染み込ませます。
いよいよ、レイアウト上を走行させてLOCOをレールに塗布します。

当然、塗布されていきますが、このとき汚れもかなり落ちるようです。

クリーニングツールはすぐに真っ黒になってしまいました。

この大型レイアウトにあっという間に塗布完了。

塗布していて気が付いたのですが、上記写真のように走行させたとき、1周目はぎこちない走行が、2周目は安定しているではありませんか。これにはとても驚きました。

他の車両を走行させてみると、ヘッドライトのちらつきもなくなり、本当に安定走行してます。強調運転も実に安定しています。

というわけで、とてもいい結果となりました。

説明書通りの塗布方法より、レールに対してはより確実に塗布できるようです。

私の感想としましては、2700円は最初高いと思いましたが、これだけの効果が発揮するのですから、安い買い物だったと思います。

集電不具合で悩んでいる方は是非試していただきたい商品だとおもいました。

2002/07/22


Nゲージ・ルーム