2021/05/21(金) りんご100年

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発売日:1975(昭和50)年09月17日

わたしの記憶では、これが母親が買ってくれたはじめてのものでした。
学校があって記念切手を買いに行けずさみしがっていたのを、代わりに買いに行ってくれました。
これからはじまって、10年ちかくもの間、母親は買い続けてくれていたんですね。

りんごは普通にわたしの好物でもありますが、
ところで、どうしていきなりりんごの記念切手なのでしょう?りんご100年ってどういうことなんでしょう?

疑問に思って、少しググってみました。
りんごの植栽が本格的に行われはじめたは、1872~1876年ころ、北海道にて、とのこと。
で、りんごの苗木を取り寄せたと記録されているのが1869年みたいです。意外と新しいんですね。
でも、100年記念として切手が発行された1975年の100年前というと、1875年ですよね。
その1875年はなにかと言いますと、
青森県に内務省勧業寮というところからりんごの苗木3本が送られて植栽した年、ということみたいです。
つまり、青森県にとってりんごを作り出して100年、という意味での記念だったんですね。

まぁ、青森のりんごは生産量も味も日本一であることは異論ないところではありますが、
日本の記念日を青森県の都合で決められたんだって現状には、違和感を感じました。
たいした影響力もない記念日なので、とやかく言うことでもないことなのか?