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赤毛のアン

ギルバード

アン

ダイアナ

赤毛のアン・あらすじ
アンは生まれてすぐに高校の教師をしていた両親が二人とも急死したため、お手伝いをしていた女性の家に引き取られた。その一家では、亭主がいつも飲んだくれていた。アンは子守をさせられ、亭主が酔っぱらって汽車から落ちて死ぬと、アンは木こりの一家に子守としてあずけられた。アンはろくに学校にも行けず、双子の世話をさせられ続けた。そして、ここでも亭主が死んでしまい、アンは孤児院に入れられた。

カナダのプリンス・エドワード島グリーンゲイブルスに住むマシュウとマリラの独身の老兄妹は、農場の跡を継がせるべく、孤児院からやって来る男の子を養子にしようと待っていた。しかしふたりの前に現われたのは赤毛の少女アンだった。兄妹は、おせっかいであけすけなレイチェル・リンドン夫人や、同級生のギルバートに、赤毛をひやかされて癇癪をおこすアンに手を焼くが、やがてふたりはこの少女が自分たちの生活になくてはならない存在になっていることに気づくのだった。親友のダイアナ、ギルバードなどと学生時代をおくる。

やがて、アンは、ギルバートへのほのかな思いを抱き始めるが、互いに競争心を募らせ、やがてふたりはクィーン学院に入学し、恋心を確認する。アンが休暇で島に戻ってきたある日、マシュウが死んだ。一人残されたマリラのために、アンは島に残って教師になる。やがてギルバートと共に進むべき明るい道が広がるのだった。

参考
1987年12月出版
著者名：モンゴメリ／作　まだらめ三保／文　中島潔...
出版社：ポプラ社
「赤毛のアン」
他

日本で翻訳されている題名
1　赤毛のアン　　　　　Ａｎｎｅ　ｏｆ　ＧｒｅｅｎＧａｂｌｅｓ
2　アンの青春　　　　　Ａｎｎｅ　ｏｆ　Ａｖｏｎｌｅａ
3　アンの愛情　　　　　Ａｎｎｅ　ｏｆ　Ｉｓｌａｎｄ
4　アンの友達　　　　　Ｃｈｒｏｎｉｃｌｅｓ　ｏｆ　Ａｖｏｎｌｅａ
5　アンの幸福　　　　　Ａｎｎｅ　ｏｆ　Ｗｉｎｄｙ　Ｐｏｐｌａｒｓ
6　アンの夢の家　　　　Ａｎｎｅ’ｓ　Ｈｏｕｓｅ　ｏｆ　Ｄｒｅａｍｓ
7　炉辺荘のアン　　　　Ａｎｎｅ　ｏｆ　Ｉｎｇｌｅｓｉｄｅ
8　アンをめぐる人々　　Ｆｕｒｔｈｅｒ　Ｃｈｒｏｎｉｃｌｅｓ　ｏｆ　Ａｖｏｎｌｅａ
9　虹の谷のアン　　　　Ｒａｉｎｂｏｗ　Ｖａｌｌｅｙ
10　アンの娘リラ　　　　Ｒｉｌｌａ　ｏｆ　Ｉｎｇｌｅｓｉｄｅ

多くの夢見る少女の心を捕らえた世界的名作、赤毛のアンはモンゴメリが自分の子供の頃の体験を元に書かれた「グリーンゲイブルス」が日本でもアニメ化されて放映されました。
それをちょうど見ていた子供たちが、成長と共にその続きに気付き、初めは架空だった小説の舞台が現実に創られたカナダプリンス・エドワード島に旅した人も多かったようです。
そんな人々に頼まれて創った赤毛のアンの人形の数々を集めてみました。印象に残っているのは、結婚するお姉さんが赤毛のアンを大好きなので結婚祝いにあげたいというものもありました。写真を残さなかった物もあって今残念に思っています。